- 高校剣道を熱く語る180
738 :名無しさん@一本勝ち[]:2020/12/01(火) 14:04:21.21 ID:Iboa8Ccp0 - おとといのTBS「報道特集」で、日本学術会議の問題を取り上げていた。任命拒否された学者の「あの6人なら任命されなくてもよいという雰囲気作りが始まっていると感じる」という言葉は重い。
ストレートニュースだ、という大義名分で政権の言い分を垂れ流す政治報道が、その雰囲気作りに加担している。 「就活を控えるゼミの学生も神経質に」との指摘は、政権側が「任命拒否された学者が抵抗すればするほど学生に迷惑がかかる図式」を作為的に作り出している事実を示している。こういう「周囲に迷惑がかかる図式をわざと作る」汚いやり方は、安倍=菅政権のシンパも嫌がらせの脅しでよく使う手。 「イタリア学会」の藤谷道夫会長のインタビューも紹介されていた。「『説明しない』というのはブラックボックス化して誰にもわからない」「これが権力を生じさせる」という指摘は、企業や公的組織のパワハラ上司を思い出せばわかりやすい。理由を説明せず権力を行使して支配する。 イギリス王立協会のマーティン・リース元会長のコメントも重要な内容だった。「政府からお金を受け取るからと言って、組織の自立性や独立性が壊されていいというわけではない」とは、知的に物事を考える人には常識的な話だが、敵と味方、支配と被支配で物事を考える人にはそれが理解できない。 美濃部達吉と「天皇機関説事件」も紹介されていた。いま投げられる言いがかりが、1935年当時の軍部や右翼のそれと瓜二つだとわかります。
|
|