- 少林寺拳法総合スレ34
593 :のろのろー[sage]:2020/04/02(木) 20:18:04.03 ID:inZzm0e50 - >>591
アップライトってのは両腕で上段をガードする構えではなくて、背筋の姿勢をいいます。 背筋をピンと立てる状態で、ピアノでもグランドピアノとアップライトピアノってありますよね? ちなみに前傾姿勢がクラウンチング、前傾姿勢じゃないのをアップライトといいます。 前足重心がクラウンチング、前後5:5から後ろ足重心がアップライトですね。 よって少林寺拳法も伝統空手もフルコンもムエタイも、最近のMMAもアップライトですね。 腕によるガードが高いか低いかでいえば、おっしゃる通りムエタイやMMAの強豪はほぼガードが高いですね。
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595 :のろのろー[sage]:2020/04/02(木) 20:26:57.06 ID:inZzm0e50 - ムエタイでガードが低い強豪っていますかね?
記憶にないですね。 ムエタイは打撃系で特にガードが高いんですが、それは打撃対策よりも首相撲でお互いに頭部の制し合いがあるからです。 あと格闘技は素手の同じ体重の一対一の競技なので肉を切らせて骨を断つ戦法が当たり前です。 武器で殴られる、刺される心配が無いので掴みかかるような距離に肉薄して殴り合いになりやすいです。 よってガードをしっかりしないと決定打をもらうリスクがあります。 相手に当たっても倒れずに殴り返されるって普通にあるので。 だから顔面ガードをせざるを得ないのです。 ためしに膠着しても止め無しでどちらかが倒れるまで止めない本気の乱取りしてみるとわかりますよ。
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597 :のろのろー[sage]:2020/04/02(木) 20:33:42.53 ID:inZzm0e50 - 少林寺拳法で顔面ガードの構えがないのは武術がもとなので相手が武器を持ってることを想定しているから
距離で避ける思想なのではないでしょうか? 護身なので相手に致命打を与えに自発的に肉薄する必要はないので。 武器に対して上げた両腕は急所になりますし。 ただし相手も素手で打撃戦をするならやはり顔はガードした方がよいでしょう。 顔を両腕で立てるだけで相手の組み立ては制限されます。 また護身にしても日頃の肉薄戦は精神的な平常心を保つために経験すべきと思います。 昔のグローブ乱取りは意味があったとも思います。
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599 :のろのろー[sage]:2020/04/02(木) 20:56:54.11 ID:inZzm0e50 - ただ顔面ガードをしないことの利点もあって、顔面ガードしてると拳が身体のフォルムの外にあるので
パンチの出所がよく見えるんです。 ボクサーがあんな速いパンチを避けられる原因の一つがそれです。 両拳を身体のフォルムの中に収めてパンチを出されると出所と距離がわからない。 だから中段構えは理由があるんですよね。 逆に顔面ガードしている他の利点は、相手のパンチが見えてればガードで立ててる両腕の肘、腕刀、 くるぶしで相手の腕に当ててダメージを負わせることができる点です。 完全無欠の技や手法というのはないもんだと思います。
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