- 和道流空手道について語る2
223 :名無しさん@一本勝ち[]:2018/11/09(金) 04:06:38.28 ID:gPIGhWHK0 - >>221
個人的な見解だが、和道流の蹴りはいわゆる古伝の沖縄空手と比べてみても蹴りの種類は同数はあるのでけして少ないという認識はない。 前蹴り、横蹴り、足刀蹴り、下段の足刀蹴り込み、三日月蹴り、膝蹴り、脛蹴り。 いわゆる伝統的な蹴り技となると全部で7種類となるが、この数は古伝の沖縄空手の蹴り技と比較してもけして少ないという事は無いかと思う。 現代、多くの流派が大なり小なり競技化が進み競技で使われる蹴り技も含めればそれなりの数になるが、その走りになったのは松濤館流かと思う。 現代の松濤館流は突きの印象が強いかと思うが数十年前は、実は蹴りの印象の強い流派だった。 この流派からテコンドーが産まれたというのもけして偶然ではなく、昔の松濤館流のトップ選手達の多くは蹴りが得意な選手達が多かったかと思う。 恐らく和道流の蹴りが少ないというイメージは何となく松濤館流との比較した印象なのでは無いだろうか?
|
- 和道流空手道について語る2
224 :名無しさん@一本勝ち[]:2018/11/09(金) 04:07:54.20 ID:gPIGhWHK0 - >>222
そのレスの返答は後日改めて。 私も昔は同じく流した後の突きに威力を出さなくて悩んだ事があったので。
|
- 和道流空手道について語る2
236 :名無しさん@一本勝ち[]:2018/11/09(金) 21:40:52.71 ID:gPIGhWHK0 - >>222
1本目が実は一番難しいと言われる由縁の一つが相手の中段突きを避けると同時の下突きへの威力を持たせる事だろうと思う。 多くの人間達は相手の中段突きを避ける事に重点を置いているためにこの下突きはただのポーズになっているケースが多いかと感じる。 私自身、昔はやはり同じ悩みを持っていた。 また、突きに威力を持たせる為に腰の回転を意識したりもしたが、今振り返れば、結局それも無理な動きでしかなかったのが解る。 当時、セミナーや講習会に出て高段者の先生方から何度もダメ出しを受けたが自分の一体何が駄目なのかも解らずに何年も経っていたと思う。 恐らく基本組手に取り組む多くの人達も同じような経験が有るのではないだろうか? 私の場合は、ある時講習会で足ではなく上半身の捻りだけで相手の突きを流すと言う練習でポイントを掴めた。 最終的にはその上半身の捻りの動きに足捌きを伴わせるので、捻る感覚は薄くなる。 以前は一度右足に重心を移して一瞬だが為を作ってから左に避けると言う動きをしていたが、それでは実際に使う際にはその一瞬ですら遅くなり相手の攻撃を貰いやすくなる。 最速、最短で相手の攻撃を躱すと言う考えで動かないといけない。 その結果身体に余裕が出来るので下突きにも威力を伴なえやすくなる。 下突きに威力を持たせるのは飽くまでもおまけの部分でしかないが、動きの完成度を測る上では良い基準になるかと思う。
|
- 和道流空手道について語る2
237 :名無しさん@一本勝ち[]:2018/11/09(金) 22:05:12.01 ID:gPIGhWHK0 - >>235
スプリングフットワークもまた、競技化に伴い競技の技術として進化した物の一つだろう。 一見すり足とは真逆の歩法に見えるが、実の所はすり足の延長線上の技術でもある。 下手な人間は膝も使って下半身のバネで飛んでいるが、 上手い人間達は膝下のふくらはぎと足首のみを使っているので膝から上は常に余裕があり、上半身もリラックしている。 総合格闘技の試合でも使う人間を見るが、やはり常に動き続けると言うのは基本的にスタミナを使うので 格闘技の試合で使う人間達は総じて軽量級の選手達である。 空手もやはり重量級の選手達はスプリングは使わない。 武術としての空手と言う観念で見た場合、やはりスタミナのロスの激しいこのフットワークに抵抗を感じる人間達もいるのは理解出来るが、 今日の競技空手のスピード化に伴いすり足の選手が中、軽量級のトップクラスの競い合いで遅れをとる光景を何度も見てきたので、競技においての有効性は否定出来ない。 ただ、先に書いた構えの話と同じで歩法もまた使い分けが最終的には進んで行くと予想できる。 こちらは既にそう言う選手達が出てきているので現時点でも確認は出来る。 例えば、アゼルバイジャンのアガイエフさ昔はスプリングフットワークを多用する選手の代表格であったが、近年はベテランとしての上手い駆け引きを随所に見せるようになった。 特にカウンターを狙っている時などはその場に留まるか、すり足で動き相手の攻撃を誘う上手さは絶妙である。
|