トップページ > 武道・武芸 > 2016年12月14日 > ItIWZoE30

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赤い國民便當 ◆RPLwh/ddCk
武壇2ちゃんねる分壇之英雄會 [無断転載禁止]©2ch.net

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721 :赤い國民便當 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp]:2016/12/14(水) 07:22:45.80 ID:ItIWZoE30
>>716
天津中華武士会の会長を務めたのは「太極五星錘」で知られる李瑞東。

李書文はこの李瑞東から「金剛八式」を学んで八極拳に採り入れたというから
李書文と馬鳳図が交流や技術交換をしたとしてもおかしくはないな。
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722 :赤い國民便當 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp]:2016/12/14(水) 07:43:14.99 ID:ItIWZoE30
これは武壇の公式見解ではなく、あくまでも我々の・・・つまり忘塵門の認識なのだが、
劉雲樵の「髄」は確かに八極拳でも、その奥義は劈掛掌にある・・・とウチの先生は言ってる。

つまり八極拳のカタチを借りた劈掛掌というわけや。
「八極参劈掛」を重視し、劈掛の勁道を大幅に取り入れた八極連環拳なんてのが存在することからも
それは理解できる。
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723 :赤い國民便當 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp]:2016/12/14(水) 07:49:10.34 ID:ItIWZoE30
ただこの「八極拳風劈掛掌」というのはもともとの李書文の八極拳ではないのかもしれない。

むかしの李書文の八極拳はある程度劈掛も入っているとはいえほぼ完全に八極拳のみだった。
ところが馬鳳図との交流で劈掛の威力を思い知った李書文は、それまでの八極拳一辺倒の拳法に
大幅に劈掛を採り入れて、まったく違うスタイルの八極拳を編み出した・・・

こう考えると初期の弟子である霍殿閣=長春派と、晩年の弟子である劉雲樵=武壇とが
同じ李書文の八極拳でありながらあまり似ていないということの説明もつくな。
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724 :赤い國民便當 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp]:2016/12/14(水) 07:53:21.61 ID:ItIWZoE30
金剛八式にしても、これが李瑞東から伝えられたものかどうかは確実に証明する方法がないが、
もし李書文が馬鳳図から劈掛を学ぶ前に金剛八式を学んだとすれば、当初はそれまで自分がやってきた
八極拳式の方法で練習し、霍殿閣にもそのやりかたで教えたんやろう。
現在の長春派が入門してすぐにまずは基本訓練として金剛八式をやるっていうのはそれの名残りかもしれん。
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725 :赤い國民便當 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp]:2016/12/14(水) 07:57:36.50 ID:ItIWZoE30
ところが武壇の金剛八式は長春派とは正反対の位置づけなのだ。

長春では基本訓練やが武壇では「八大式」「八大勢」と称して(いわゆる八大招式とは違う)、
武壇八極拳の最高奥義とされている。
実際ようつべなんかで見ても武壇の八大式はまずまともな方法はアップされていない。
それこそ「秘伝中の秘伝」「謎の拳法」なのだ。
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726 :赤い國民便當 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp]:2016/12/14(水) 08:03:46.80 ID:ItIWZoE30
長春の金剛八式は多くの動画が出回っているし、これは非常に剛で、八極拳の本来の威力を表していると思う↓
https://www.youtube.com/watch?v=vF8oNeAU4nU

ところが武壇の八大式はまるで太極拳のような「内功套路」なのだ。
しかし太極拳の達人である李瑞東から教わったものとすればむしろこちらのほうが自然である。

つまり李書文八極拳は中華武士会の前後でまったく異なる雰囲気の拳法にモデルチェンジしてしまったのかもしれんな。
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727 :赤い國民便當 ◆RPLwh/ddCk [riuyuexia@yahoo.co.jp]:2016/12/14(水) 08:14:27.94 ID:ItIWZoE30
「そんな簡単に自分の拳法のスタイルを変えるのか?あの李書文が?」
という人もおるかもしれんが、李書文は確かに「神槍」と謳われるほどの達人ではあったが、
とにかく大槍術には熱心でも拳法・・・つまり八極拳のほうはそれほど気合い入れてなかった・・・
なんて証言もちらほら見られる。

それでも向かうところ敵なしやったのは李書文の拳の功夫が高かったからというよりも
気性の激しさや大槍術の試合で培った勝負強さが大きかったんやないかな?
なんせ100年以上むかしの中国大陸の話や。
「上手な拳法」ができるに越したことはなかったやろうが、なによりも「強さ」が重視されたことやろう。
まして軍閥の教官や皇帝の侍衛となってくるとな。
他人の前で技を披露することが目的ではないもん。


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