トップページ > 武道・武芸 > 2015年02月24日 > eF1tXXnH0

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名無しさん@一本勝ち
【虎拳】上地流唐手のスレッド3【半硬軟】

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【虎拳】上地流唐手のスレッド3【半硬軟】
903 :名無しさん@一本勝ち[sage]:2015/02/24(火) 16:22:56.70 ID:eF1tXXnH0
去る1月25日、沖縄の浦添市で、福建省からも研究者を招き、空手のルーツに関するシンポジウムが開かれたらしく、沖縄と福建省の両方のメディアから報道されている(琉球新報と泉州晩報。最後に双方の記事をコピペ)。

琉球晩報の記事によると、このシンポジウムは、浦添市が沖縄振興特別推進交付金を活用して実施中の3年間のプロジェクト「琉球空手のルーツを探る事業」の一環として開催されたものらしい。

両方の報道ぶりを見比べつつ、ちょっと不思議に思った点をメモ。



琉球新報の記事は、剛柔流、上地流の開祖が学んだのは「南少林拳系統の武術」らしいと述べるに留まっているのに対して、泉州晩報の記事では、空手のルーツは五祖拳であることを両国の武道家が認定したということになっていて、ニュアンスがかなり異なっている。



泉州晩報の記事を詳しく読むと、空手のルーツは五祖拳である、といったのは、基調講演を行なった五祖拳の周焜民であることがわかる。その基調講演は拍手喝采を浴びたと書かれているけれど、だからといって、その説が全面的に受け入れられたということにはならないだろう。
【虎拳】上地流唐手のスレッド3【半硬軟】
904 :名無しさん@一本勝ち[sage]:2015/02/24(火) 16:24:56.64 ID:eF1tXXnH0
記事によると、周焜民は一方で、沖縄と福建省の武術交流は明代に
まで遡ることができ、沖縄に伝わる『武備志』の内容は永春鶴拳の
古譜と基本的に同じであり、『武備志』はその内容を整理帰納した
もの、とも述べている。

ここで永春鶴拳という名前がでてきて、あれ、五祖拳がルーツなん
じゃなかったの?、とちょっと混乱してきた。

そこで五祖拳について調べてみると、杜徳全・周盟淵『五祖拳文
化研究』などでは、白?拳、猴拳、羅漢拳、達尊拳、太祖拳の五
つの流派を集大成し、蔡玉明 (1853-1910)によって創始され
た流派である、と紹介されている(注)。

清末の人物によって創始された五祖拳がすでに明代には沖縄に伝
わっているというのはおかしいので、本当は「空手の原型と思わ
れる福建省の武術は、その一部が今に伝えられているほか、蔡玉
明によって五祖拳に纏められたものもある」、ということでしか
なく、泉州晩報の、「五祖拳が空手の源流である」という言い方
は、かなり乱暴な言い方だと思う。


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