- 【祝】東京2020五輪種目となった空手道を語る4 [転載禁止]©2ch.net
57 :名無しさん@一本勝ち[]:2015/02/21(土) 15:10:15.68 ID:oG3Aq7VR0 - 極真側の人間から書かせていただきます。
ざっくばらんに言うと、成功しないと思う。 オリンピックまでの5ヵ年計画として総力をあげた適切な行動をすれば、 出場選手を輩出するのも不可能ではないと思うが、それだけの環境が整うのか?という問題がある。 例えば、新たに入門者を募って集めたとして 級と段位認定をどうするのか? 全空連で取得するのか? またその場合、極真での稽古をどうするのか? 極真の技術を身に着けると伝統派のルールでは逆に足枷になる。 最初から伝統派選手養成コースを作る云々との話をされてるが そうなると、果たしてそれは極真会館からの選手派遣といえるのか? 極真会館がわざわざ参加する意味がどこにあるのか? 商業宣伝目的というのも、ハッキリと効果はないと思う。 全空連という団体は別に各流派の面子をかけた戦いの場ではなく 統一されたルールでの個人や所属団体(大学、企業)の競う場の意味合いが強いのではないか。 さらにオリンピック化された場合、WKFルールとなると思うが、WKFの世界大会も別に流派を背負ってという形でもない。 本当に極真会館の宣伝になるのか? 万が一極真会館所属の選手がメダルを取ったとしたら、それはそれで極真会館の伝統派コースを希望する生徒が多数となり、 本来の極真カラテそのものに存在意義がなくなると思う。 なぜなら極真の世界大会に出場することよりも、オリンピックへ出場することの方がはるかに社会的地位や名誉が高いからだ。 成功することが、極真会館の存在意義を無くすというのなら、それは、やるべきではない。 むしろ極真そのものの競技の社会的地位の向上に努めるべきだと思う。 極真がオリンピックに参加するなら、やはり何十年と培ったフルコンタクトルールの採用を前提として活動すべきではないか? それが無理ならそれは仕方がない。 今回の件は、松井館長が自己出資してオーナーとした全空連所属の空手流派を立ち上げて、そこで勝手にやればよい話だと考える。 野球とテニスの例を挙げているが、巨人軍のオーナーが、巨人軍から、ウィンブルドンへ出場目指すと宣言しているぐらい異様に映る。
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