- 少林寺拳法の剛法を語る その13 [転載禁止]©2ch.net
705 ：ショウリンジャ[]：2015/02/09(月) 18:15:59.89 ID:5GFueKK0O - 意外にスルー耐性ないのかな？まあ私もついつい触れちゃう時はありますが…(´ω｀)
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709 ：ショウリンジャ[]：2015/02/09(月) 18:29:25.04 ID:5GFueKK0O - ちなみに運用法競技はですね、現状では「第一歩」として評価できるのではない
かと。私自身としては好みではない部分は多々ありますが、やはり「ない」より
は遥かにましですよ。
実際、運用法競技をやりこんでる子たちは空手でいうところの「地稽古」スタイ
ルでもなかなかいい動きをしてきますし、若手の一部では自主的に運用法ルール
外の自由攻防を研究する動きなども見られます。
まあ少林寺拳法はまだまだ「これからの武道」ということで(*^_^*)
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726 ：ショウリンジャ[]：2015/02/09(月) 19:40:17.74 ID:5GFueKK0O - 各武道・武術には、その流派が主として想定している闘いの状況があると思うん
ですよね。その状況がその流派の創始者にとって「実戦的な状況」ということで
あるのでしょう。
「実戦的」という用語はついつい「より危険度の高い戦い」という意味で使われ
がちだと思いますが、自分が一生遭遇しないであろう危険度の高い戦い方よりも、
危険度は低くとも、自分が日常生活で遭遇する可能性がより高い状況での闘い方
を学ぶ方がより「実戦的である」という考え方も成り立つと思うのですよ。
あえて極論的な表現をすれば、一生部屋に閉じ籠ってネットを通じて生活をして
いくとしたら、武道・武術を学ぶよりもネット上でのやり取りの技術を学ぶ方が
本人にとってはよほど「実戦的」かなと。
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731 ：ショウリンジャ[]：2015/02/09(月) 19:54:39.20 ID:5GFueKK0O - で、少林寺拳法ですが…
これは飽くまで私の私見ですが、少林寺拳法が内に秘めている「可能性」として
はさておき、まず相手と互いの命をかけてトコトンやりあうような決闘技術では
ないよな〜と。
互いに公平なルールを決めて、リングや試合場で優劣を競い合う競技技術でもな
いよな〜と。
暗殺技術や戦場格技もちょっと違うかなと。
やはり現代日本での日常生活で遭遇する偶発的な暴力行為、それも素手から精々鈍器か小さなナイフ程度まで。
人数は一対一から多くても精々２〜３人。
技術的には武道や格闘技の専門家ではなく、喧嘩慣れした不良くらい。
しかも逃げられる時には闘いの最中でも即逃げて、相手を倒せなくても自分や仲
間が無事に逃げ延びられればそれで大成功。
まあ一義的にはこんなところが少林寺拳法が通常目指している闘いの状況ではな
いかなと。
これ以上は各自が好きで目指す部分かなと(*^_^*)
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735 ：ショウリンジャ[]：2015/02/09(月) 20:16:29.80 ID:5GFueKK0O - だから、例えば少林寺拳士が他武道や他格闘技の試合に参加して勝てなくても、
そのことをもってして「ダメだ」とは思わんのですよね。
試合には勝てなくても、少林寺拳法が本来想定している状況でキチンと対処かで
きるなら、それはそれで全く問題はない。
ただ、これがゲームやデータではない、生身の肉体を使った技術の悩ましいとこ
ろなのですが、得手・不得手や程度の問題はあれ、安全を確保された試合の場で
全く技術を発揮できない人が、安全が確保されないどころか相手がこちらを積極
的に害しに来る護身の場で技術を発揮できるかどうかは…私はちょっと安心でき
ませんな。
ただ、競技化するとどうしても「ルールが技術を規定する」側面が出てきますの
で、ルールの選択と「競技試合は飽くまで自由攻防訓練の一環」と意識は重要で
あると思うのです。
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