- 【達人か】佐川幸義Part32【ヤラセか】
99 :名無しさん@一本勝ち[]:2013/12/28(土) 11:09:50.15 ID:30tRyvL50 - 64です。
81さんのコロンブスの卵は言い得て妙ですね。合気の理解はまさにこの感覚です。 私もかつてそうでしたが、佐川合気の伝説に浸透してしまうと、「佐川先生語録がすべて」「木村達雄氏語録がすべて」 と錯覚してしまいます。確かにそこには非常に大事なヒントがありますが、それ以外の情報はすべてウソと思ってしまうという恐るべき落とし穴にはまってしまいます。 佐川先生は実戦武術家ですから秘伝を隠すためにわざと違うことを言ったり、他流の悪口を言うことで弟子たちが他流を参考にしないように工夫していました。 でもそれも、当時の状況や佐川先生の立場からすれば当然で、合気という至宝を守るため、また原理がばれてしまうと技も死んでしまうということを恐れての当然のことです。 参考に言いますが、合気を体得した人には合気は効きません。だからこそ弟子には絶対に悟られたくなかったし、技と一生かかってもできないよ、というようなことを言ったのです。 しかし武田先師から佐川先生をはじめ、久先生、植芝先生、堀川先生、山本先生と合気を受け継ぐ方がいる以上、必ず原理があり、佐川先生一人のものではありません。 ここをしっかり認識できれば、各流派の様々な情報から、合気の解明は誰でもできると思います。
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126 :名無しさん@一本勝ち[]:2013/12/28(土) 18:20:19.81 ID:30tRyvL50 - 99です。
佐川先生の合気を理解する上で非常に大切なことに佐川先生の一人鍛練があります。 四股や剣素振り、体捌きなどすでに主な鍛練内容は公開されていますが、「力を必要としないのが合気」なのになぜこれらの鍛練に生涯を費やしたのでしょうか。 この謎が解ると勁力=透明な力=呼吸力が理解でき、勁力を自在に使いこなせるよう熟達すると合気も自然に理解できます。 もちろんそこまで熟達するのが大変なのですが。熟達するということは体が変わることです。中国では換骨奪胎と言いますね。長い鍛練を必要とします。 合気が理解できたかどうかの一つの目安として、「鍛練し続ける理由」が解るかどうかが大きなポイントです。 合気が解ると「なるほど、だから佐川先生はこの鍛練を日々行っていたんだ!」 という実感が伴った納得があります。 うまい例えではないですが、「エンジンの仕組みを理解することで、事前の暖気運転の必要性が解る」といった具合でしょうか。 参考までに、たとえ合気を理解しても勁力をレベルが浅いと、実際には合気はかけられないでしょう。 合気による技は、その人に備わっている勁力の深さに比例します。 佐川先生の凄さは、生涯における鍛練によりその深さがとてつもない、というところだと思います。
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