- ■□■科学が伝統派空手の強さを実証■□■
1 :名無しさん@一本勝ち[]:2012/08/30(木) 18:33:49.22 ID:6D0n/+pZ0 - Question17
「後ろ足を前に送るパンチ」は強いと聞いたが、どんな打ち方? 左前に構えた姿勢からやや離れた相手に右ストレートを打つとき、間合いを詰めるためほとんどの格闘技では左足、右足の順にステップします。移動後もやはり左足が前にあります。 ところがマイク・タイソンなど一流ボクサーは、前の左足をそのままに後ろの右足を大きく踏みだしながら強力な右ストレートを打ちました。 「前進しながらのパンチは強い」と思う人は多いでしょうが、私の実験では、勢いよく前進すると逆に衝撃力が下がりました。 その理由は、ふつうのステップで踏みだした前足を着地すると、自然にブレーキがかかり、せっかくの勢いがなくなるからです。 (中略) 空手では「歩み足」といって、歩くように前進しながら突きを出します。 この突きは、前に出た右足が床を滑っているので、ブレーキがかかりません。 また後ろに残った左足も最後までしっかり踏ん張り全身を加速し、その勢いを相手に伝えることが出来るので、非常に重い突きになります。 実際に空手では、その場からの突きより衝撃力の最大値も力積も増えました。 「後ろ足を送るパンチ」とは、まさに空手の歩み足による突きと同じものだったのです。 しかし、全身を加速するのに時間がかかるので、ボクシングではタイミングを計ることが大切です。 (以下、「最強格闘技の科学」の実験グラフを引用し、空手の突きの特徴を証明している) 吉福康郎著「格闘技の科学〜力学と解剖学で技を分析!〜」
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