- 真樹日佐夫★人生談義
1 :二代目[]:2012/04/09(月) 21:01:22.32 ID:gPhxJW+F0 - 深い眠りの中。
突然現れた真樹先生に、度肝を抜かれつつ私は言った。 「先生、この度はなにか」 「頃合いでもあることだし、ひとつ」と威圧感溢れる御声 「書いてくれんかね。この真樹のことを。ダンディズムを、人生談義を」 「こうしてお会いできたのも、こちらにもそのような願望があったからでは」 いつの間にか二人は稽古着をつけ、静謐な道場空間で相対峙している。 「勿論書かせてもらいますが、ただ難題が」 「なにかね」 いきなり咽輪を極められて壁に飛ばされた。 追い討ちをかけるような貫手を間一髪で避ける 「先生の心理描写ですよ。しんどいというか荷が勝ちすぎるというか」 「こっちで乗り移るから、真樹になったつもりで臆せずやるがいいさ」 天の声として聞いた。 直後に飛燕の蹴りを金的にもらい、堪らずダウンして床板で悶絶する私。 夢枕をしとど濡らして目覚めてしばらくの後、 真樹日佐夫に感情移入できるかも、 と自信めいたものが湧いてくるのを私はおぼえた。 二代目襲名の夜に
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