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赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk
松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3

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松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
794 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 12:56:57.24 ID:kskVcVIE0
>>785
王倫の清水教の乱が義和団の乱の発端になったというのは、史実が必ずしも明確ではないが
可能性としては十分ありえると思う。
ちなみに笠尾恭二先生はこの王倫こそが螳螂拳の開祖である王郎(朗)ではないか?という
説を立てておられるが、面白いけど歴史学的にはどうかなあ?


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
795 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 13:01:08.41 ID:kskVcVIE0
このサイト http://marukado.net/page133.html に出てくる中国語の名称は
ほとんどが中国の擒拿術の技の名称や。
擒拿というのは要するに関節技であり、少林寺拳法の柔法に・・・というか日本の
柔術にもよく似た技法が多い。
人間の関節に中国人も日本人もないから、これを逆にとって相手を制圧しようという
技なんて、どうしても似たようなもんになっちゃうよな?(笑


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
796 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 13:03:14.71 ID:kskVcVIE0
サイトのいちばん下に

 参考文献は、
「中国擒拿法」 「少林擒拿分析」 「擒拿与反擒拿」 「七十二把擒拿原理」 「擒拿与解法図説」 「太極擒拿」 「擒拿百則」 「SHAOLIN CHIN NA」 「少林武術擒拿与解脱」 「全国武術訓練教材」 「実戦擒拿術」その他.

て書いてあるやろ?
これらから少林寺の似たような技をピックアップしてきたんやろう。


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798 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 13:06:17.97 ID:kskVcVIE0
で、結論は>>791で冷蔵庫氏が言うてるように、まあこじつけというかお遊びやな。
柔道の裏投げとプロレスのバックドロップが同じ・・・て言うてるようなもん。
まあバックドロップはじつは裏投げにヒントを得て、あの鉄人ルー・テーズが編み出した
とかいう話はむかしゴングで読んだが・・・(笑


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
799 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 13:08:56.91 ID:kskVcVIE0
>>797
ただこれらの擒拿の技の名称は、近代になってつけられたものが多く、
流派によって違うことが多いし、少林寺にむかしからあった名称というのは
ほとんどないと思う。


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
806 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 17:12:16.21 ID:kskVcVIE0
>>802
たとえば中国の“関公看書”とか“白蛇吐信”とかいった技法名は各々、

 関公看書:関羽が書類を見ている姿勢

 白蛇吐信:白蛇が舌を出した格好

という意味にすぎない。
写真もビデオもない時代に、簡潔に姿勢・動作の要領を
記録したり伝えたりするためにこういう名前をつけたわけや。



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807 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 17:19:18.60 ID:kskVcVIE0
日本武道の“背負い投げ”“小手返し”なんかは、技の方法や性質をそのまんま
名前にしたもんやから、こういう現代武道の技法名に慣れた人にとっては、
中国の四字熟語の技法名はいかにも大袈裟でもったいぶった感じがするやろう。
漢字の苦手なゆとり世代ならなおさらな(笑

ただ、日本でも古武道の技法名には“燕飛”とか“岩風”とか、それ自体では
まったく意味不明の技法名なんてたくさんある。
考えようによってはある程度イメージが浮かぶ中国の名前よりもより抽象的や。
佐々木小次郎の“燕返し”なんて、それくらい素早い動きをするんやろう・・・
ということはなんとなくわかっても、具体的にどんな構えからどんな方法で
斬りつけるんかさっぱわからんわな?


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
808 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 17:24:31.20 ID:kskVcVIE0
>>804
やはりあの人の場合は空手のほうも並行してやってはったから、
中国拳法に対して過剰な神秘的思い入れがなかったな。
中拳の研究には熱心やが、あくまでも事実は事実、ウソはウソ・・・
ということをよう見抜いてはったと思う。

正直あの人の本が松田先生の本よりも日本で影響力を発揮してたら、
いまの日本の中拳界もだいぶ違ってたことやろう。


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
811 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 20:21:54.55 ID:kskVcVIE0
>>809
武壇は初期には“武学研究社”と称してたのに、いま台湾でもなかなか武学として追究する若者は少ない。


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
812 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 20:24:25.67 ID:kskVcVIE0
>ついでだが中拳は、我が強い奴が多いw

私なんてその典型やろうな。我が強いどころか“傍若無人”やでなあ(笑




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813 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 20:34:28.14 ID:kskVcVIE0
少林寺拳法では日本人に理解しやすいよう、たとえば 懐中抱月 → 腕十字 のように
中国語の原名を日本式の名称に改めた・・・ということやが、
例の『秘伝〜』には

 「中国の老師が教えてくれるほとんどの技には名前すらなく、
  私は記憶の便をはかるため日本式の名前を独自につけて技を整理した・・・」

というようなことが書いてあったと思う。
つまり開祖は「これが懐中抱月だ!」と教えられて、
「これじゃあ日本人に説明しづらいから腕十字と呼ぶことにしよう」
と考えたわけでもないようや。
中国名もへったくれも、最初から名前なんかなかった技がほとんどってことやな。


 
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815 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 20:42:49.48 ID:kskVcVIE0
しかし中国武術の場合、これはとくに珍しいことではない。

戦前の大陸はもちろんのことやが、つい最近まで台湾でも、套路や招式のやりかたは
知ってても、それの名称や拳譜は知らない・・・という人がけっこうおった。
いまでも健康のために太極拳をやってる人たちのなかにはそういうんもおるんとちゃうかな?
中国は文字の国とはいうが、それはあくまでも知識階級に限っての話であって、
一般庶民にとってはその拳法を太極拳と呼ぼうが大極拳と呼ぼうが、たいした意味の
違いはないわけや。
技法名もほとんどが口伝で伝わったため、
同じ太極拳でも系統や派によって漢字の表記が異なったりしてる。




松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
818 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 20:49:26.80 ID:kskVcVIE0
むかし『武術』で大柳さんが
 
 「かつての武壇では『今日は○○という技をやる!』という説明すらなく、
  ひたすら実技の練習のみさせられた。
  はなはだしい場合はそれが××拳である
  ということすら説明してもらえなかったこともある」

なんて書いてはった。
じつは武壇に伝わる拳法でも、すでの技法名は失われ、技だけが残っていたものも
多かったようやから、技名を教えたくても教えられんかったんかもな(笑

いまの拳譜はほとんどが現代になってから作成されたもんで、
“古譜”というのもあるにはあるが、果たしてどこまで古いもんかは考証のしようがない。


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
819 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 20:54:37.00 ID:kskVcVIE0
>>817
『論語』子路篇に“名不正,則言不順”とあるが、
やはりキチンとした名称があってはじめて文化として成り立つのだ!
という考えからきてるんやろうな。


松田隆智と武壇と渚にまつわるエトセトラ 3
823 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 21:17:31.33 ID:kskVcVIE0
>>820
そうかなあ?私が知ってる範囲では、3,40代から始めたって人も数人おるぞ。

確かにもうオッサンやのにまったくゼロから柔道や空手はちとキツいかもしれんが、
太極拳、合気道、少林寺なんかは中高年になってからでもできる。
これはそれらの武術が強い弱いということとは無関係に、やっぱ優れた長所やと思う。
健康にもええし、お国のためにももっともっと普及させるべきやな(笑


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825 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 21:30:20.54 ID:kskVcVIE0
>>821
確かに練功法なんてもんにはほとんど名前なんてないのが普通や。
“少林七十二芸”や“鉄砂掌”なんて例外。

それで私はいろんな文献をひっぱってきて“覇王挙鼎”とか自分で
勝手に名前をつけとる。
それを見た先生が私以外の学生に教えるときその名前を拝借しとる始末や。
前に書いたけど劈掛の基本功を“豊登”なんてノートに書いてたのはその一例。
さすがにそれは台湾では使われんかったけどな(笑


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827 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 21:34:55.46 ID:kskVcVIE0
>>824
なにもやらんくらいなら、とにかくなんでも始めたほうがええにきまっとる。
空手でもシニアクラスというのはあるわけやからな。



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830 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 21:41:39.09 ID:kskVcVIE0
>>826
誤解のないように言うとくと、私は少林寺拳法の強い弱いを議論しとるわけやない。
私は関西の生まれ育ちやから、こっちのほうでは少林寺は大流派やったし、
私自身は少林寺の経験はないが、鬼みたいに強い師範のことをいくつも見聞しとる。

要するにすでにこれだけの大流派となり、実力者もゴロゴロおるわけやから、
いまさら「古い中国拳法を日本流に改めた」とか「開祖が少林寺の本山で印可を受けた」とかいった、
無意味な権威づけをする必要もないと思う。
まあ近頃ではさすがにそういうことを強力に主張してる本とかはなくなったみたいやがな。



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832 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 21:47:52.96 ID:kskVcVIE0
>>831
むかしのように一子相伝に近い教授法ならそれでもよかったんやが、
いまは21世紀なんやから、やっぱ時代の変化にあわせなあかんのは武術もいっしょや。

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833 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 22:05:04.59 ID:kskVcVIE0
まあ技法名なんてどうでもええといえばどうでもええっていうんは禿胴やけどな。

相手の手首の逆をとって投げ倒す技を“小手返し”と呼ぼうが“金鶏独立”と呼ぼうが、
“スペースフライングタイガードロップ”と呼ぼうが、それはその人の勝手やからな。
実際に技ができりゃ、どう呼んでも他人が文句つける筋合いではないよ(笑


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836 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 22:10:43.52 ID:kskVcVIE0
八極拳にしても各派によって猛虎硬爬山の技法が違う・・・なんてことでよく議論になるけど、
考えてみれば“熊歩虎形”の八極拳においては、どんな技であろうと虎が全力で山を駆け上るような
気迫で攻めて攻めまくるんやから、すべての技が猛虎硬爬山である・・・ともいえる。

迎門三不過なんていうんも要は「おまえなんか三発以内でKOだ!」ということであって、
これまたどの技であろうとそうでなければ八極拳ではない。
そやからむかしの人はいまみたいに技法名や拳譜なんかにはたいして興味なかったわけや。


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838 :赤い国民党員 ◆RPLwh/ddCk [bojin_osaka@yahoo.co.jp]:2011/09/22(木) 22:18:29.94 ID:kskVcVIE0
>少林寺拳法創設当時から系統別に分類整理されていたた技法体系

“いたた技法体系”というんがみょうに笑えた。
やられると相当痛いんか、そもそも技法体系がイタいんか?(笑






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