トップページ > 文芸書籍サロン > 2018年05月19日 > 6yxO4Thu

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この名無しがすごい!
950
【KADOKAWA・はてな】カクヨム169【運営無能・出来レース・言論弾圧・不正者天国・多重応募黙認】
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】

書き込みレス一覧

【KADOKAWA・はてな】カクヨム169【運営無能・出来レース・言論弾圧・不正者天国・多重応募黙認】
81 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 00:27:53.59 ID:6yxO4Thu
プリンぽん落選してやがるのざまあwwwwwwwww
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
925 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 14:41:36.97 ID:6yxO4Thu
プリンぽん落選ざまあwww
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
926 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 14:46:08.49 ID:6yxO4Thu
プリンぽん落選ざまあwwwwww
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
927 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 14:53:54.17 ID:6yxO4Thu
祝!
味覚
作者 プリンぽん
スマートコン落選!!!
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
928 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 14:54:57.15 ID:6yxO4Thu
じじい暴走!孫ハイキック!
プリンぽん
退職した元刑事が抱いた些細な疑問から始まる、過去の忌まわしい事件とこれから起こる惨劇へとがつながる物語。
アクションと疾走感のある逃走劇、日本史ミステリー。
脳みそフル回転で好意的にお付き合い頂くと、読み応えはあるかも!? 
立体群像劇、他では読めない快感を。

いろいろな実験的試みで作成しております。
読者様からわかる部分で言いますと、人称、視点、文体バラバラ。場面転換多用。などです。
あとは作成者側からかなり実験的な手法および作成方法を取り入れています。
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
929 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 14:56:05.06 ID:6yxO4Thu
立体群像劇wwwwww
人称、視点、文体バラバラwwwwww場面転換多用wwwwwwwww
いっぺん死んでやり直せおwwwwwwwwwきちがい哀れwwwwwwwwwwwwww
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
930 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 14:58:51.29 ID:6yxO4Thu
里芋の煮物をひとくち食べて、喜一郎は天井を見上げた。
首を元に戻し、おもむろに自宅の固定電話に手を伸ばす。
「ヴイィィィィン福島県……地方気象台発表の…………」
別に、天気が知りたいわけじゃない。
喜一郎は駅までの道程をとぼとぼと歩かなければならなくなった。

携帯電話の普及で、公衆電話は軒並みその姿を消した。今、思い浮かぶのは、……駅まで20分は掛かる。六十を越えるわが身には煩わしい距離。刑事を辞めるとき、その携帯電話を個人の物まで解約したことが今更、悔やまれる。
「もしもしお父さん? なんで公衆電話から?」
娘への用件がすみ、喜一郎はすこし悩んで更にもう一本、電話を掛けた。
それも終えると、先ほどからの視線に耐えかね 「おねえさん○○マイルド」
ニコニコしている自分と同世代だろう、タバコ屋の看板娘に声をかける。
 ……2年続いた禁煙は破られた。
(ぷかー)
家までの帰り道、立て続けに吸ってしまうと流石に自己嫌悪になる。
「あら、お散歩ですか?」
「たまには歩きませんと。あの……煮物、本当に初めてですか? 上出来です」
「よかった。でも適当に作ったので同じものが作れるかどうか」
 今どき珍しい、品の良い黒髪がゆれた。
引き戸を閉める。喜一郎はまた、我があばら家の天井を見上げた。
…………煮物が旨すぎる。
警察を退官後、娘が住む福島に移り住みそろそろ一年になる。 自分と入れ替わるように隣家が空き家となり暫くは売り物件の看板が虚しく雨風にさらされていたが、やがて買い手が見つかった。……買ったのは、若い夫婦だという。
「この度、お隣に越してまいりました不破ふわと申します」
律儀に挨拶をする女の横で、金髪の若者がそっぽを向いた。隣家には、不破芳男ふわよしお、弓絵ゆみえの表札が並んだ。
暫くは何もなかった。二週間ほど経ってからだろうか? 頻繁に女が我が家を訪たずねて来るようになった。
「作り過ぎたので」テーブルに残った煮物も、そう言って持ってきたものだ。
煮物が旨うまくて、何か問題があるだろうか?
隣町に住む娘が好物だからと、とある惣菜屋でよく煮物を買ってきてくれる。
そこはただの惣菜屋ではない。京都嵐山の有名料亭で板長をしていた人物が、余生の嗜たしなみにと開いた店で外見は普通でも、味は別格。それと……同じ味。
無論むろん、味が問題なのではない。
問題は、なぜ作ってもいない煮物が余ったか? である。
普段なら気にも掛けない疑問……自宅の電話が、盗聴されてさえいなければ。
当初、喜一郎は背筋を凍らせた。警察組織の恐ろしさはそこに居た人間にしか分からない。公安に何らかの疑いでも持たれたか?  
だがそんな疑念は直ぐに払拭される。
(電波の飛ばしで雑音が入るなど……現役がこんな不細工な仕事はしない)
誰が? 何の目的で? 頭を覆うような思案にここ数日、悩まされていた。
で、……煮物が旨かったのである。
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
931 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:01:30.18 ID:6yxO4Thu
 まんじりともしないで朝を迎えた。暫くは昼夜逆転の生活をしようと思う。
(自宅の電話が盗聴されている)その他に何が起きた訳でもないが用心に越したことはない。
 金髪は身長こそ高いが、体つきは武道をやっていたそれではない。接近戦で負けることはないと思うが、寝込みを襲われてはかなわない。
 昼ごろまでうつらうつらとしていたが、どうも芯まで眠れそうにない。手持ちぶさたにパソコンを立ち上げ、灰皿がないので醤油の小皿に灰を落とす。  
 すぐ様、メッセンジャーチャットのアラームが鳴った。
:スカイフィッシュ: よう! 今の段階で分かったことを話す。
:ヒグラシ: ありがたい。
スカイフィッシュは、警察学校の同期で現在、福島県警、副本部長をしている。昨日の電話で頼んだ用件を早速、調べ上げてくれたようだ。
:スカイフィッシュ: 不破芳男21歳。住所、和歌山県橋本市○×。平凡な公務員夫婦の一人息子だな。趣味はボーイスカウト、ギター。高校を中退後、仕事はしていない。
 母親は近所に受験生だと言っているが、まあニートと言う奴か。その男は確かに実在する。顔写真を不動産屋に見せて確認も取った。
:ヒグラシ: その男は……とは?
:スカイフィッシュ: 戸籍は真っ白。結婚はしていない。両親に置き手紙を残して家出している。
 二十歳超えて家出ってのもなんだがw なので、妻だという女は誰だかわからない。契約の時、女は現金を持ってきたそうだ。二千八百万。ご丁寧に男の委任状持参で……つまり女は身分証明書を一度も提示していない。金は、親が新居のために用意してくれたと説明したそうだ。
:ヒグラシ: 2800万円を現金で?
:スカイフィッシュ: そんな辺鄙へんぴな場所だろ? 不動産屋も売れてやれやれ。引渡しの時、顔を合わせただけで、その後は知らんということだ。まずはその女の写真を撮ってデータベースに測ってみるか? それか別件をでっちあげて吐かせるか? 
 もしかすれば、お前が逮捕した人間の身内かもしれない。
:ヒグラシ: やめてくれ。確証がない。
 メッセンジャーを閉じ、喜一郎は天井を見上げた。首が痛くなるまで。
 ……尋常ではない。何の目的か? その為に家一軒、買い上げるほどの理由。
 刑事生活を振り返って、自分が恨みを全く買ってないとは言い切れない。だが現役を退いた無価値の自分に、その理由を見出すことが出来ない。
 ヒグラシと言うあだ名の由来は、自分の性分にある。
 夕暮れ時、周囲の気温が下がり鳴き出すヒグラシのように、事件の熱が冷めた頃、些細な手がかりを見つけては、また振り出しに戻してしまう。
 仕事にはリズムがある。
 そんな私を快こころよく思っていない同僚も少なからず居た。時にはそれが冤罪の証明にもなって、上司にも睨まれた。でも、だからこそ数々の難事件を解決してこれたと自負しているし、罪のない人間を逮捕したことはない、と信じている。
 わからん。わからん。わからん。わからん。わからん。わからん。わからん。
(煮物が旨すぎた)些細なヒントは、金額の大きさで確信に変わった。
 ……何かある。
 あるにはあるが、さてどうすべきか? 現役の警察の力をこれ以上借りるのも気が引ける。
 もう癖になってしまったのだろう。天井の古ぼけた板が、人の顔に見えた。
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
932 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:01:56.69 ID:6yxO4Thu
くっそwwwwww地元コンにでも出せよwwwwwwwww
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
950 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:17:56.87 ID:6yxO4Thu
プリンぽん出てこいおらあ!
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
953 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:18:56.06 ID:6yxO4Thu
>>951
ざまあwwwwww
今どんな気持ち? ねえ今どんな気持ち?
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
955 :950[sage]:2018/05/19(土) 15:19:29.33 ID:6yxO4Thu
次スレを立てるぜ!
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
957 :950[sage]:2018/05/19(土) 15:25:11.73 ID:6yxO4Thu
次スレ
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1525714891/
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
971 :950[]:2018/05/19(土) 15:32:48.24 ID:6yxO4Thu
次スレ
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1525714891/
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
976 :950[sage]:2018/05/19(土) 15:35:01.22 ID:6yxO4Thu
なんかプリンぽんが荒らしてるけど
次スレはこっちなんで
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1525714891/
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
979 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:37:24.42 ID:6yxO4Thu
プリンぽん出てこいよ
お前がここにいることはわかってんだぞ
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
981 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:41:37.80 ID:6yxO4Thu
「あら? こんにちは」
 チャイムを押すと女は驚いた顔をのぞかせた。
「どうも突然。娘がショートケーキを買ってきてくれまして、お裾分けです」
「あら、ありがとうございます。あ、ちょっとお待ちください」
 一旦ドアを閉め、女は直ぐに戻ってきた。
「親戚から結婚祝いに貰ったのですが、二人共、お酒が飲めないので」
「これはどうも。かえって申し訳ない」
「いえいえ。それにしてもお庭、綺麗にお手入れなさってますね」
 女は私の肩越しに、庭を褒める。
「“公務員” の仕事を辞めてから始めたものですから、たいしたことは」
「今度ゆっくり見せてもらってもいいでしょうか?」
「ええ、いつでも」
 礼をして、そのまま自宅に引き返した。
(私の仕事に興味を示さない? 元刑事と知っているからなのか……それとも)
 考えても埒があかない。こちらから探りを入れてみた。身の危険があるから娘には家に来るなと伝えてある。ショートケーキは、自分が買い求めた物だ。
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
982 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:42:53.64 ID:6yxO4Thu
:ヒグラシ: すまない。またひとつ頼まれてほしいことがある。
:スカイフィッシュ: もちろんだ。何でも引き受けるさ。それより刑事を身辺に付けよう。わけがわからないが、何かあってからでは遅い。
:ヒグラシ: その必要はない。俺の柔道の腕は、お前が一番よく知っているはずだ
 パソコンを閉じ、今日やれることはすべて終わった。女が来たら、わざと家に引き入れてみよう。それで目的を探れるかもしれない。
 名の知れた新潟の銘酒には、きっちりと封がしてある。
 昨夜も寝ていない。戸締まりは万全。まさか、真っ昼間から襲われることもないだろう。
 ……だから、油断した。
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
983 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:44:25.53 ID:6yxO4Thu
 午後6時くらいだろうか? 赤い夕日の角度が、それくらいだ。
 薄目を開けた先に、金髪がふわふわと揺れている。男の両手は私の肩口付近にある。 迂闊だった。華奢な体だと侮あなどった。このまま喉首を掻き切られれば、それまで。
 何の理由で殺されるのかわからないまま、私は再び目を閉じた。
「じいさん目を開けてくれよ。救急車呼んだほうがいいか? じいさんよぉ」
 金髪が泣きそうな声で私の肩を揺する。私は起き上がった。
「よかったぁ、生きてた。俺のじいちゃんがさ、脳卒中で倒れた時と同じだと思ったよ」
 よく見ると、金髪は泥だらけのスニーカーで我が家に上がりこんでいる。どうやら殺される危険はなさそうだ。
「どうして家の中に?」
「玄関のベル鳴らしても出てこないしさ。庭にまわってみたら、寝ているみたいだったんで声かけたんだ、何度も何度も。でも返事がないから……」
「で、扉を壊して?」
「いや、開いてたから……」
「開いていた?」
「それよりさぁ。弓絵が居なくなったんだよ。俺どうしたらいいんだよぉ」
 こっちは膝立ちになった。こうなれば、いつでも相手を押さえ込める。
「ゆっくり話を聞こうじゃないか。まず……電話に仕掛けた盗聴器の話からな……」
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
985 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 15:53:05.46 ID:6yxO4Thu
プリンぽん出てこい
【KADOKAWA・はてな】カクヨム170【複垢相互完全放置】
987 :この名無しがすごい![sage]:2018/05/19(土) 16:44:35.13 ID:6yxO4Thu
プリンぽん乙


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