トップページ > 文芸書籍サロン > 2016年06月22日 > U901l0ls

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相模の国の人
この名無しがすごい!
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574 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 11:45:12.29 ID:U901l0ls
「曹長殿の体格がいいのは、鋲打ち工の経験があったからなんですね」

「そうさ、この厚い胸板、イワンと白兵戦をやっても負けたことがない、ただ背が低いのが唯一の欠点さ」

「いつから軍隊の飯を食べるようになったのですか」

「徴兵で取られて訓練を受けた後、俺はフランス戦が初陣だった あの頃の戦争は今思えば楽だったよな」

「そうでしたか、どうして」

「考えてもみろ、エマニュエル、弾薬や火器の補給でも苦労はなかったし、パリではフランスワイン、シャンパン、コニャックを
たらふく飲んでさ、女には困らなかったしさ、昼間の戦闘よりも、夜の戦闘の方がよっぽど忙しかったって事」ノイマン曹長は当時を
思い出しながら苦笑いしながら当時の思い出話を語った。

「そんなに女にもてたんですか」興味深々にルッツ一等兵が聞いてきた。

そこにクルトがやってきて「そうさ、勝っている軍隊の兵隊はどこに行っても、
女には不自由しないのが相場さ」と話の輪に入ってきた。

「曹長は相当、女を泣かしたのか」クルトが邪に聞いてくる。

鋲打ち工に変えてみました。
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575 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 11:47:02.22 ID:U901l0ls
「弾薬もそろそろ尽きかけている、将兵の数はともかく、補給が続かねば戦い続けられない、追い打ちを掛けるように悪い知らせだ、
ゼーロフ高地南部を守っているシェルナー元帥の中央軍集団がかなり押されている、南部を突破されると北部を守る我々もかなりの損害を被る、野戦包帯所も負傷兵で一杯だ、後退の準備はしておかねばならない」

「後退するってどちらへ」クルトは突然の話に戸惑った。

「取りあえずは国道一号線沿いのミュンヘベルクまで後退する そこで部隊の再編制を行う 
トラック、ハーフトラックも数十台あるからまず、負傷者をベルリンまで運ぶ、ベルリンで負傷者を下して、弾薬、糧食を積んできて、ミュンヘベルクまで運搬する」

「分かりました、うちの連隊のリッツマン中尉を輸送指揮官にしましょう、交渉上手ですから」

「宜しい、そのように取り計らってくれ」

「弾薬の在庫はあとどれくらいですか」心配そうにクルトは聞いた。

「あとは小銃弾が70万発、対戦車砲弾が7千発、パンツァーファウストが2千500発といった所だ」

「その弾薬保有量で敵の攻勢を喰い止めるとなると、一日戦線を保持できるかどうかでしょう」

「少佐、分かってる、イワンから鹵獲している弾薬、小銃を合わせても現在の戦線を維持するのは難しいな」ゲルリッツ中佐はテーブルのオーデル河戦線の地図を見ながら思案していた。
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576 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 11:50:27.02 ID:U901l0ls
兎も角をともかくに変えました。

 「その量では敵の攻勢を1日、喰い止められるかどうか」を

「その弾薬保有量で敵の攻勢を喰い止めるとなると、一日戦線を保持できるかどうかでしょう」 に
台詞を変えてみました。

>>568さん ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oEさん

有難うございます。ご指導のほどよろしくお願いします。

>>568さんが凄いと思う作家はいますか?
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578 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 11:58:15.92 ID:U901l0ls
「曹長殿の体格がいいのは、鋲打ち工の経験があったからなんですね」

「そうさ、この厚い胸板、イワンと白兵戦をやっても負けたことがない、ただ背が低いのが唯一の欠点さ」

「いつから軍隊の飯を食べるようになったのですか」

「徴兵で取られて訓練を受けた後、俺はフランス戦が初陣だった あの頃の戦争は今思えば楽だったよな」

「そうでしたか、どうして」

「考えてもみろ、エマニュエル、弾薬や火器の補給でも苦労はなかったし、パリではフランスワイン、シャンパン、コニャックを
たらふく飲んでさ、女には困らなかったしさ、昼間の戦闘よりも、夜の戦闘の方がよっぽど忙しかったって事」ノイマン曹長は
苦笑いしながら当時の思い出話を語った。

「そんなに女にもてたんですか」興味深々にルッツ一等兵が聞いてきた。

訂正の訂正 当時を思い出しながらを削除するのを忘れました。

そこにクルトがやってきて「そうさ、勝っている軍隊の兵隊はどこに行っても、
女には不自由しないのが相場さ」と話の輪に入ってきた。
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579 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 12:02:06.80 ID:U901l0ls
ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oEさん

糧秣を糧食に変えた方がいいとアドバイス、有難うございます。軍事にかなり精通した方ですか?
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580 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 12:54:32.25 ID:U901l0ls
>>562さん

仕事をしながらなので、乱筆お許しください。

村上春樹の作品は高校1年の時にノルウェイの森を読んで以来、一時期結構読んでいました。
ノルウェイの森は何回も読むほど好きでした。父親が団塊の世代で、主人公のワタナベと同じ世代なので
当時の青春ってどんな感じであっただろうか、と思って読んだのが始まりだったと思います。

彼の文章はさらっと読めました。しかし、ノルウェイの森以外は印象に残る作品がないですね。

三島由紀夫は別格として、文章力のある作家、阿川弘之さんですかね、処女作である春の城は初々しさもあり、
当時の学生の感情が上手く表現されていたと思いますが、山本五十六、米内光政、軍艦長門の生涯は海軍を美化しすぎかな、
海軍善玉史観の片棒を担いだと思っています。志賀直哉の弟子だけあって文章は上手いのですが。
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583 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 14:10:57.77 ID:U901l0ls
マッチポンプ 笑

549 : この名無しがすごい!2016/06/22(水) 05:03:10.05 ID:J2vSiI7B
で、サガミって人は何点なの?
5点くらい?
550 : この名無しがすごい!2016/06/22(水) 05:06:04.49 ID:J2vSiI7B
自分が見たところ、日本語に難があったし物語にもなっていない感じに見えたから、サガミって人のは良くて15点くらいかなーと思うんだけどな

ID:J2vSiI7Bって一人演劇がお好きなようですね。
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586 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 14:18:41.87 ID:U901l0ls
>>585

二回に分けて連投する意味があるのですか?苦しい言い訳ですよ。文豪美代ちゃん。笑
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589 :この名無しがすごい![]:2016/06/22(水) 14:22:55.15 ID:U901l0ls
>>587

であるなら、一回で書けるでしょう?文豪なんですから。あなたの文章力を思わず疑ってしまいますよ。笑
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590 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 14:24:56.21 ID:U901l0ls
549 : この名無しがすごい!2016/06/22(水) 05:03:10.05 ID:J2vSiI7B
で、サガミって人は何点なの?
5点くらい?
550 : この名無しがすごい!2016/06/22(水) 05:06:04.49 ID:J2vSiI7B
自分が見たところ、日本語に難があったし物語にもなっていない感じに見えたから、サガミって人のは良くて15点くらいかなーと思うんだけどな

一人演劇に見えるのは、自分だけですね。ごめんね!日本語力低くてね。
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592 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 14:36:30.32 ID:U901l0ls
>>591

それは苦しい言い訳にしか聞こえないな。笑
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595 :この名無しがすごい![]:2016/06/22(水) 14:51:05.47 ID:U901l0ls
>>594

御自慢の文章力が優れているなら、一回で書かないとね。ご自慢の脳味噌なんですから。
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603 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 16:33:50.44 ID:U901l0ls
>>600は自分ではないぞ
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605 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 16:38:56.85 ID:U901l0ls
667 :第三十六回ワイスレ杯参加作品:2015/12/11(金) 21:46:56.51
 地下鉄の駅構内は混んでいた。俺は行き来する大勢の利用客の流れをやり過ごし、駅構内を早足で進んだ。やがて見えてきた、自動改札機を通り抜ける。
 その際、着ているロングコートの内ポケットに隠してある二丁の自動拳銃や、腰に巻いたベルトに付けてある複数の手榴弾の存在が、センサー等で察知されるのではないかという考えがよぎるが、そんなことは起きない。
 その事実を事前に予測してはいたものの、俺が知らないところで何かが変わっている可能性はあった。が、やはり何も変わってはいない。
 となればあとは、このまま多くの人々が集まっているはずのホームを目指していき、この計画を実行に移すだけだ。改札の先に立ち止まり、そう決意した俺は、再び足を進める。
 ホームに向かう途中で、警備のために立っている制服姿の警官を何人か目にした。が、何も見咎めてはこない。彼等は突っ立っているだけで、俺が隠し持っている物騒なものには全く気付いていないのだ。
 多くの人々が列車の到着を待っているホームの白線ギリギリに陣取った俺は、その場で踵を返し、コートの前を開き始める。
 最近も世界各地で様々なテロ行為が起きているのに、なんとも平和ぼけしたマヌケなやつらだ。俺がすぐに知らしめてやる。世の中の仕組みを変えられるのは、俺のような一部の天才だけだということをな。
「俺は今流行りのイスラム過激派だ! 死にたくなかったら急いで逃げろ! 逃げまどえ! ヒャハハハハ」
 突然気がふれたように装い、大声で叫びながら、コートの下の手榴弾を呆けた大衆に見せつけた俺は、内ポケットから二丁の拳銃を取り出す。そこまですると流石に悲鳴が上がり、その場にいた大勢の利用客はパニックに陥った。
 俺はそのまま 両手に構えた拳銃を乱射する。無数の弾丸が、必死で逃げまどう人々の身体に命中した。弾丸を半分ほど撃ったところで、ようやく警官たちが走り込んできた。
「遅いっ、おまえら遅すぎだ! この銃が玩具じゃなかったら、すでに多くの人間の命が、失われているんだぞ。その事実を認識しながら、鉄道の警備を改良しろ。ちゃんと手荷物検査を行え。わかったか、マヌケどもよ!」
 ガスガンから発射されるBB弾に怯むことなく突っ込んできた複数の警官たちの手によって、地面に押さつけられた俺は、この事件がきっかけとなり、平和な未来がやって来ることを、願っていた。

ID:J2vSiI7B様の作品だぞ!ひれ伏して、読むんだぞ!
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607 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 17:08:36.54 ID:U901l0ls
続き

暗い表情でレーヴェ大佐は通話を終えると、クルトに声をかけた。「少佐、良く来た、君がいると心強いポーランド戦以来、かすり傷一つ負わなかった強運の持ち主だからな」とクルトの右肩を叩いて歓迎をした。

クルトは威を正して敬礼をし「有難うございます、そんな恐縮です」と苦笑いをして答えた。

「誰とお話になっていたのですか」クルトは聞いた。

「第56戦車軍団長からだ、ヴァイトリング大将ももうここの戦線を守り切るのは難しいと考えているようだ、あとはベルリンに籠城して新たな救援軍を期待するしかない、
だから軍団司令部も移転するらしい」と言うと右の胸ポケットから煙草を取り出すと、つかさずゲルリッツ中佐が火を付けた。

レーヴェ大佐は「君もどうだ」とクルトとゲルリッツ中佐二人に煙草を勧めたが、遠慮して受け取らなかった。

「軍団司令部の移転先はもう決まったのでしょうか」ゲルリッツ中佐が聞くと、「いや、まだ決まっていない、軍団司令部も上級司令部のヴァイクセル軍集団の司令官、
ハインリッツィ大将とOKW(国防軍)と話しているのだが、なかなか話がまとまらないようだ」

「原因は何でしょうか」クルトが聞いた。

「決まっているだろう、総統のワガママだ、弾薬、兵員が尽きようとしているのに、地図の上でしか考えず、地図に書かれた師団のマークがあれば、戦力が枯渇していても師団としての兵力があると考えてしまう、
そんな思い込みで多くの将兵を失い、こんな状態になってしまった訳さ」失望したようにレーヴェ大佐は語った。
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610 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 17:33:09.32 ID:U901l0ls
暗い表情でレーヴェ大佐は通話を終えると、クルトに声をかけた。

「少佐、良く来た、君がいると心強いポーランド戦以来、
かすり傷一つ負わなかった強運の持ち主だからな」

とクルトの右肩を叩いて歓迎をした。

クルトは威を正して敬礼をし

「有難うございます、そんな恐縮です」

と苦笑いをして答えた。

「誰とお話になっていたのですか」

クルトは聞いた。

「第56戦車軍団長からだ、ヴァイトリング大将ももうここの戦線を守り切るのは難しいと考えているようだ、あとはベルリンに籠城して新たな救援軍を期待するしかない、
だから軍団司令部も移転するらしい」

と言うと右の胸ポケットから煙草を取り出すと、つかさずゲルリッツ中佐が火を付けた。

レーヴェ大佐は

「君もどうだ」

とクルトとゲルリッツ中佐二人に煙草を勧めたが、遠慮して受け取らなかった。

「軍団司令部の移転先はもう決まったのでしょうか」ゲルリッツ中佐が聞くと、

「いや、まだ決まっていない、軍団司令部も上級司令部のヴァイクセル軍集団の司令官、
ハインリッツィ大将とOKW(国防軍)と話しているのだが、なかなか話がまとまらないようだ」

「原因は何でしょうか」クルトが聞いた。

「決まっているだろう、総統のワガママだ、弾薬、兵員が尽きようとしているのに、
地図の上でしか考えず、地図に書かれた師団のマークがあれば、戦力が枯渇していても師団としての兵力があると考えてしまう、そんな思い込みで多くの将兵を失い、こんな状態になってしまった訳さ」

失望したようにレーヴェ大佐は語った。
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611 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 17:33:39.24 ID:U901l0ls
>>609

どうでしょうか?
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614 :この名無しがすごい![]:2016/06/22(水) 17:51:29.65 ID:U901l0ls
>>612

>読みやすくなったとは思うけど
「少佐、よく来た。君がいると心強い。ポーランド戦以来、かすり傷一つ負わなかった強運の持ち主だからな」
なぜこうではないのかが知りたい

軍隊は洋の東西を問わず、縁起を担ぎます。実戦に参加された、ある方の回顧録を
読みますと「軍隊は運隊」と書いているくらいです。

運のいい奴は歓迎されます。まだ余裕のあるころは戦死した兵隊の小銃は縁起が悪いと
誰も使いたくないと敬遠されたりしました。
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615 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 17:54:49.27 ID:U901l0ls
ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oEさん

文章を見て気づいておられると思いますが、レポート、論文を書いてきたので、正直、会話文は苦手です。

会話文も書き続けて、慣れていくしかないでしょうか?

>つかさずゲルリッツ中佐が火を付けた。
(「つかさず」は「すかさず」である! 漢字を使うのであれば「点けた」でよい!)

承知しました。訂正します。
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617 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 18:00:15.05 ID:U901l0ls
>>616

ありがとう、小説を書くのは初めてなので、アドバイス助かります。嬉しいです。
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618 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 18:04:16.46 ID:U901l0ls
訂正、加筆してみました。

暗い表情でレーヴェ大佐は通話を終えると、クルトに声をかけた。

「少佐、良く来た、君がいると心強いポーランド戦以来、かすり傷一つ負わなかった強運の持ち主だからな」

とクルトの右肩を叩いて歓迎をした。

軍隊は洋の東西を問わず、縁起を担ぐところがあって、運のいい軍人はどこの部隊でも歓迎される。

クルトは威を正して敬礼をし

「有難うございます、そんな恐縮です」

と苦笑いをして答えた。

「誰とお話になっていたのですか」

クルトは聞いた。

「第56戦車軍団長からだ、ヴァイトリング大将ももうここの戦線を守り切るのは難しいと考えているようだ、
あとはベルリンに籠城して新たな救援軍を期待するしかない、
だから軍団司令部も移転するらしい」

と言うと右の胸ポケットから煙草を取り出すと、すかさずゲルリッツ中佐が火を点けた。

レーヴェ大佐は

「君もどうだ」

とクルトとゲルリッツ中佐二人に煙草を勧めたが、遠慮して受け取らなかった。

「軍団司令部の移転先はもう決まったのでしょうか」ゲルリッツ中佐が聞くと、

「いや、まだ決まっていない、軍団司令部も上級司令部のヴァイクセル軍集団の司令官、
ハインリッツィ大将とOKW(国防軍)と話しているのだが、なかなか話がまとまらないようだ」

「原因は何でしょうか」

クルトが聞いた。

「決まっているだろう、総統のワガママだ、弾薬、兵員が尽きようとしているのに、地図の上でしか考えず、
地図に書かれた師団のマークがあれば、戦力が枯渇していても師団としての兵力があると考えてしまう、そんな思い込みで多くの将兵を失い、こんな状態になってしまった訳さ」

失望したようにレーヴェ大佐は語った。
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620 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 18:09:15.13 ID:U901l0ls
ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oEさん

会話文の話し方の違い、登場人物によって変えてみる、話し方の特徴を出していく。

質問ですが、登場人物が複数、三人以上になった場合は、例えば「了解しました」とクルトは言った。
というように〜が言ったという表現がベターなのか、それとも登場人物の口調でそれを表現した方がいいでしょうか。
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623 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 18:32:11.35 ID:U901l0ls
>>621さん

句読点を打たなかったのは、小説を書くのが初めてという事と、それまで指摘されなかった
からです。正直に申せば。

あと、あまりに熱中すると、木を見て森を見ないではないですが、凡ミスを連発します。
ある程度のメリハリが大事だという事に気づきました。

>原文
「少佐、良く来た、君がいると心強いポーランド戦以来、かすり傷一つ負わなかった強運の持ち主だからな」

私案
「少佐、よく来た。君がいると心強い。ポーランド戦以来、かすり傷一つ負わなかった強運の持ち主だからな」

いいと思います。そのように訂正いたします。本当にありがとうございます。これからも宜しくお願いします。
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625 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 18:35:15.11 ID:U901l0ls
>>622さん

訂正試案有難うございます。訂正してみますね。
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627 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 18:39:18.17 ID:U901l0ls
指摘を受けての訂正

暗い表情でレーヴェ大佐は通話を終えると、クルトに声をかけた。

「少佐、よく来た。君がいると心強い。ポーランド戦以来、かすり傷一つ負わなかった強運の持ち主だからな」

とクルトの右肩を叩いて歓迎をした。

軍隊は洋の東西を問わず、縁起を担ぐところがあって、運のいい軍人はどこの部隊でも歓迎される。

クルトは姿勢を正して敬礼をした。

「有難うございます、そんな恐縮です」

と苦笑いをして答えた。

「通話の相手はどなたでしたか」

クルトは聞いた。

「第56戦車軍団長からだ、ヴァイトリング大将ももうここの戦線を守り切るのは難しいと考えているようだ、
あとはベルリンに籠城して新たな救援軍を期待するしかない、
だから軍団司令部も移転するらしい」

と言うと右の胸ポケットから煙草を取り出すと、すかさずゲルリッツ中佐が火を点けた。

レーヴェ大佐は

「君もどうだ」

とクルトとゲルリッツ中佐に煙草を勧めたが、遠慮して受け取らなかった。

「軍団司令部の移転先はもう決まったのでしょうか」ゲルリッツ中佐が聞くと、

「いや、まだ決まっていない、軍団司令部も上級司令部のヴァイクセル軍集団の司令官、
ハインリッツィ大将とOKW(国防軍)と話しているのだが、なかなか話がまとまらないようだ」

「原因は何でしょうか」

クルトが聞いた。

「決まっているだろう、総統のワガママだ、弾薬、兵員が尽きようとしているのに、地図の上でしか考えず、
地図に書かれた師団のマークがあれば、戦力が枯渇していても師団としての兵力があると考えてしまう、そんな思い込みで多くの将兵を失い、
こんな状態になってしまった訳さ」

失望したようにレーヴェ大佐は語った。
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628 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 18:43:44.51 ID:U901l0ls
ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE

改正試案を提供していただき有難うございます。

登場人物のその場の雰囲気と表情を醸し出す語句、嘆きは呆れに変わったのか。レーヴェ大佐は口元を歪ませた。

 軽い口調に反して場に重い空気が立ち込めるのだった。

これがあるだけでも文章が変わってきますね。有難うございます。
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630 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 18:48:05.82 ID:U901l0ls
ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oE さん

脳漿を振り絞って、改良してみます。
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631 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 19:23:33.80 ID:U901l0ls
一部、自分なりに考えてみました。

暗い表情でレーヴェ大佐は通話を終えると、クルトに声をかけた。

「少佐、よく来た。君がいると心強い。ポーランド戦以来、かすり傷一つ負わなかった強運の持ち主だからな」

とクルトの右肩を叩いて歓迎をした。

軍隊は洋の東西を問わず、縁起を担ぐところがあって、運のいい軍人はどこの部隊でも歓迎される。

クルトは緊張した面持ちで姿勢を正して敬礼をした。

「有難うございます、そんな恐縮です」

レーヴェ大佐は全軍を通じての英雄で柏葉・剣・ダイヤモンド付騎士鉄十字章を受賞した英雄であった。
佐官にも関わらず単独で敵戦車をパンツァーファウストで7輌撃破し、右腕には金色に輝く敵戦車撃破章が縫い付けられていた。

「通話の相手はどなたでしたか」

クルトは心配そうにか細い声で聞いてきた。

「第56戦車軍団長からだ、ヴァイトリング大将ももうここの戦線を守り切るのは難しいと考えているようだ、あとはベルリンに籠城して新たな救援軍を期待するしかない、
だから軍団司令部も移転するらしい」

と口元を歪め不機嫌そうな表情で右の胸ポケットから煙草を取り出すと、すかさずゲルリッツ中佐が火を点けた。

レーヴェ大佐はぶっきら棒に

「君もどうだ」

とクルトとゲルリッツ中佐に煙草を勧めたが、レーヴェ大佐の暗い表情を察して遠慮して受け取らなかった。
受け取らなかったというよりは、そのような気分になれなかった。

「軍団司令部の移転先はもう決まったのでしょうか」師団がどうなるかという重大な問題なので、不安を滲ませた表情でゲルリッツ中佐が聞くと、

「いや、まだ決まっていない、軍団司令部も上級司令部のヴァイクセル軍集団の司令官、
ハインリッツィ大将とOKW(国防軍)と話しているのだが、なかなか話がまとまらないようだ」

戦局が急激に悪化しつつある時にいち早い、決断が求められているのに、いまだ次が決められない
上級司令部の逡巡さに苛立ちを覚え、吐き捨てるように言った。

この一言がその場の空気を重くし、ただでさえ重く苦しい空気が更に重くなった。

さらに火に油を注ぐ事になるかもしれないと思ったが、重要な事なので

「原因は何でしょうか」

クルトが硬い声で聞いた。

レーヴェ大佐は不機嫌な感情がすべてを察したのか、諦めの心境へと変化した。そして、低い声で

「決まっているだろう、総統のワガママだ、弾薬、兵員が尽きようとしているのに、地図の上でしか考えず、地図に書かれた師団のマークがあれば、
戦力が枯渇していても師団としての兵力があると考えてしまう、
そんな思い込みで多くの将兵を失い、こんな状態になってしまった訳さ」
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632 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 19:31:52.25 ID:U901l0ls
↑ 句読点の変更までは手が回りませんでした。
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636 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 20:39:39.62 ID:U901l0ls
ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oEさん

有難うございます。先生は芋焼酎好きですか、三岳、村尾も美味しいですよね。
紫の赤兎馬もおすすめです。
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637 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 20:43:30.43 ID:U901l0ls
>>633さん

有難うございます。疑問文ですね。分かりました、?は英語やドイツ語の疑問文を使うことは
ありますが、日本語でも使っていいのかと逡巡していました。やってみます。

出来の悪い生徒を育てるように、色々と教えていただいて本当に感謝申し上げます。

ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oEさん、皆さま 本当に有難うございます。
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638 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 20:49:56.90 ID:U901l0ls
お礼という訳ではないですが、米粒写経が語るミステリー文学良かったらご覧くださいませ。

https://www.youtube.com/watch?v=mEj0Zjn7KaY
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641 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 22:55:05.15 ID:U901l0ls
>>640さん

今、書いているのは以前にも少し書きましたが、ヒトラーがどうして失敗したか、
失敗すると国民、兵隊にどういう影響を及ぼすかを書いてみたいというももあります。

トップの失敗がもたらす、悲惨な状況を書いてみたいというのがありますし、トップの失敗を
何とか少しでも、挽回しようとする末端の兵隊の姿を描きたいですね。

トップの失敗という観点から、当時のドイツも今の日本も共通しているものがあるのではないかなと思います。

自分の作品を失敗、訂正しながら書いていますが、読んでくれて本当に感謝しております。
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642 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 22:59:24.53 ID:U901l0ls
>>640さん

今では、ヒトラーは悪魔の様に言われていますが、もし本当に悪魔のような独裁者であれば、
あんなにドイツ国民、ドイツ軍の将兵が従ったでしょうか?という疑問があります。

当時のドイツに留学していた日本人の回想録を読むと福祉にも力を入れていたという現実もあります。

あのワガママなドイツ人をあそこまでまとめ上げたヒトラーとは何だったのかなと。

そんな、事も織り交ぜながら小説を書けたらなと思っています。
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643 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 23:10:17.60 ID:U901l0ls
>>640さん

ヒトラーの失敗、独ソ戦に限って申しますと、反スターリンのロシア人が多くいたのも関わらず、
ヒトラーはロシア人を信用せず、ドイツ軍と一緒に戦わせなかった。ウラソフのロシア解放軍ができたのは、
終戦間際で、遅すぎた点。もし早い段階で実現していれば、独ソ戦は勝っていたと思います。

今後の話の中で聖書の中の話も織り交ぜながら、書いていきたいですね。ヨブ記とか。

瓦礫と化した、ベルリン、主人公のクルトが大学生時代を過ごし、結婚した奥さんと出会った街です。
その、青春時代の話も入れる予定です。

ここに書いたゼーロフ高地の話は原稿用紙に僅かに数ページでしたが、それが30ページを超してしまいました。
ぷぅぎゃああああああ ◆Puuoono255oEさんや皆さんのお陰です。
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645 :相模の国の人[]:2016/06/22(水) 23:18:07.45 ID:U901l0ls
>>644さん

史実を基にした時代小説になると思います。ヒトラーが自決して、クルトが包囲されたベルリンを
脱出する際に奇想天外な方法で生き残った部下将兵と脱出します。それが見どころの一つでしょうか。


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