トップページ > 文芸書籍サロン > 2016年06月11日 > z6DnU3DV

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相模の国の人
この名無しがすごい!
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書き込みレス一覧

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296 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 07:55:27.02 ID:z6DnU3DV
211さん

プロットや作品の資料があれば、かなりのものは書けますでしょうか?
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299 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 10:55:01.06 ID:z6DnU3DV
改訂してみました。

>4月15日ベルリン時間午前3時30分ソ連軍の火砲1万7千門の一斉射撃でゼーロフ高地の戦いの火蓋が切られた。

車載ロケット砲カチューシャのキューン、キューンという
甲高い射撃音、雷鳴のような大砲、迫撃砲の射撃音が何千、
何万と混じり合い凄まじい音が
戦線一帯に響き渡った。凄まじい猛砲撃で大地は揺れた。
画家志望だった青年が一代でのし上がり、築いた帝国を瓦解させるための葬送交響曲であった。
それを奏でる交響楽団のオーナーはロシア革命時代に強盗殺人を犯し、
策略と狂犬のような闘争心でソ連の独裁者になったスターリン、そして
タクトを振るうのは歴戦の古強者、第一白ロシア方面軍司令官ゲオルギー=ジューコフ陸軍元帥であった。
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300 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 10:56:06.48 ID:z6DnU3DV

ゼーロフ高地を攻めるジューコフ率いる白ロシア方面軍は凡そ兵力百万、戦車、自走砲は三千輌だった。
一方迎え撃つドイツ軍はゴットハルト=ハインリツィ大将率いるヴァイクセル軍集団、
フェルディナント=シェルナー元帥率いる中央軍集団にテオドール=ブッセ大将率いる第九軍を合わせても
総兵力は十万、戦車、自走砲は五百輌、
火砲は数百門と兵員で十分の一、戦車、自走砲で六分の一、火砲に至っては六十分の一以下の兵力差があった。

輌に統一しました。
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301 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 10:57:47.61 ID:z6DnU3DV
>1時間余りの猛烈な砲撃は事前の準備射撃を終えるとソ連軍は戦車、自走砲と歩兵を繰り出して暗闇の中を高地目掛けて突撃を開始してきた。
暗闇を真昼に変えるために百数十台のサーチライトが高地を照らそうとするが、濃霧と砲撃による土埃が厚いカーテンになって高地の様子が全く分からなかった。
それでも、津波のように歩兵が襲ってくる。第一線陣地の前面には湿地帯が広がり、そこをソ連軍の戦車、自走砲が進もうとするが履帯が泥に嵌り、
なかなか前へと進めずエンジンが更に前へ進もうと高回転で唸りを上げていた。
しかし、ドイツ軍の反撃はない。ソ連軍将兵は最初の砲撃でドイツ軍を叩き潰した。そう確信した彼らは泥に嵌った戦車を置き去りにして、
更に進撃した。

重複する表現で、履帯が空回りし、をエンジンが高回転で唸りを上げていた。という表現に変えてみました。
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302 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 11:00:10.55 ID:z6DnU3DV
>「射撃始め!」とクルトは叫んだ。叫ぶと同時に塹壕からあらゆる火器が唸りを上げて、ソ連軍の歩兵に襲い掛かる。
特にヒトラーの電動のこぎりと敵に恐れられたMG42機関銃は1分間に1500発という凄まじい発射速度で、
これ一挺で敵の歩兵小隊は全滅できるだけの威力があった。それはまるで削岩機の様な音を立てて敵に弾丸を放っていた。

重複した部分を省略してみました。
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304 :この名無しがすごい![]:2016/06/11(土) 12:08:41.33 ID:z6DnU3DV
303さん

まだ序盤なので、ゼーロフ、ベルリンに繋がっていきます。もう少しお待ちください。
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306 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 12:53:03.91 ID:z6DnU3DV
303さん 続きです。


陣地前面には倒れたソ連兵の骸が折り重なるように何百とあった。兵隊達が陣地から飛び出して倒したソ連兵から、
小銃や短機関銃、携帯している弾薬ポーチから弾薬を抜き取り集めていた。
「全く乞食そのものだ、倒した敵さんから鉄砲(チャカ)や弾丸(マメ)を恵んで貰うなんてな」ノイマン曹長が収集作業をしながら自嘲したように言う。
「仕方がないさ、それが新しいドイツの伍長(ゲフライター)の補給戦術なんだろうよ」
クルトも負けず劣らず皮肉なジョークで返した。「違いねぇな 少佐殿」とヴィースマン少尉が言うとみんな大笑いした。クルトがソ連兵の背嚢を探っていると、
新聞紙に包まれたサーロ(豚の脂身の塩漬け)と黒パン半斤。ウオッカ1本を見つけた。
「おお、御馳走があったぞ」と右手を挙げて叫んだ。するとクルトの前に兵隊が集まってきた。ここ数週間はまともに食事にありついていない、
みなが唾を飲み黒パンとサーロを見つめていた。「こいつは今日、一番の戦果を挙げた兵隊のプレゼントだぞ みんな気張れよ!」と激励した。
すると喚声を上げて兵隊の士気が一気に上がった。
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307 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 12:57:54.21 ID:z6DnU3DV
長文を書き込むと制限がかかるので少しづつでお願いします。
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308 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 13:03:32.23 ID:z6DnU3DV
すぐさま第二波が襲ってくるので、捕獲した兵器、弾薬を一か所に纏め、その間に弾丸の補充をせねばならない。

照明弾が次々に上がり、数秒真昼のような明るさになったと思うと、すぐに暗闇になり目が眩んでしまう。
その照明弾の明るさを利用して高地の高台に陣取る
味方のパンター中型戦車、ティーガー重戦車数十輌が次々に射撃を開始した。
そして湿地帯で立ち往生しているT34戦車、大口径の重砲を搭載した突撃自走砲SU122,SU152に次々に命中弾を与え、撃破されると黒い煙が上がる。
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309 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 13:04:32.85 ID:z6DnU3DV
陣地の中では兵隊達が5発装填できる装弾クリップを内職するように、弾丸を一発ずつクリップに差し込んでいた。弾丸はいくらあっても足りないくらいだ。
クルトは野戦電話の受話器を取り、後方の師団司令部と連絡を取る。「作戦参謀、今のところはイワンの攻勢を喰い止めている、しかし、このままでは弾薬がまるで足りない、
至急 増強をお願いする」と早口で捲し立てた。

受話器の向こうの作戦参謀ゲルリッツ中佐だった。「分かっているさ、早急に送る しかし、いつまでも送れるかは保証できないぞ 補給大隊をそちらに向ける」

「感謝します。では」というと受話器を置き、足早に自分の持ち場に戻る。周りの空が明るくなりはじめた。左手の腕時計を見ると六時少し前であった。
遥かオーデル河の向こうから爆音が聞こえた。砲撃ではない、黒
い点の塊がこちらに向かって来る。敵の空軍だ。砲撃で叩ききれなかった、第二線陣地を潰しにきたのだ。
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310 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 13:05:37.72 ID:z6DnU3DV
シュトルモヴィック戦闘爆撃機数百機が地上50メートルという低空飛行で襲い掛かってきた。機銃掃射、ロケット砲、爆弾をばら撒いていく。塹壕陣地への命中弾は少ない。しかし、機銃掃射、爆弾の弾片が陣地内の将兵に襲い掛かった。

陣地内は阿鼻叫喚であった。「衛生兵!衛生兵!」と叫ぶ兵隊達の声がこだました。爆撃直後の硝煙の煙、血の匂いが混じり合っていた。クルトが死傷者の多い塹壕に駆け付けると、地獄絵図さながらで、
右腕を失った者、首を吹き飛ばされた者、下肢を失った者などが多数いた。
重傷者の中には「苦しい、止めを刺してくれ」と叫ぶ者、
「自分は大丈夫だから、他の兵隊を治療してやってくれ」と左手を失いながらも気丈に振る舞う者もいた。重傷者は衛生兵たちが担架で後方の野戦病院に送られた。
クルトは担架で運ばれようとしている重傷者に近づいた。胸に爆弾の断片を受けて瀕死の状態であった。「大丈夫だ、お前は死なない!」手を握って力付けるが、「いいやもうだめだ」というと事切れた。
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311 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 13:56:27.88 ID:z6DnU3DV
伍長(ゲフライター)の戦術、ヒトラーが第一次世界大戦の時に伍長だったので、
拙い戦術、戦略を伍長の戦術という表現をすることがあったので、使った次第です。
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312 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 15:18:11.70 ID:z6DnU3DV
しかしクルトは感傷に浸る暇もなく、自分の持ち場に戻った。
「少佐殿、フェルトミュッツェ(制帽)のままでいいのでしょうか?鉄兜を被ったほうがほうがいいのではないでようか」とノイマン曹長が心配したが、
クルトは意に介さず「鉄兜を被っても、死ぬ時は死ぬさ」
と39年のポーランド戦以来被っているヨレヨレのフェルトミュッツェの鍔を触りながら達観したように答えた。それを見たノイマン曹長はさすがに歴戦の勇者だ、
生死を超えた精神力を持っているんだと感じたのであった
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313 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 15:26:58.21 ID:z6DnU3DV
再びウラーという喚声が聞こえてきた、今回は第一波の大隊規模ではなく、千人は超えている。連隊規模で襲ってきた。ドイツ軍が採用している散兵戦術ではなく、集団密集(ラワー戦術)で突撃をしてきた。

クルトは蟹眼鏡をのぞき込む。今度は視界は良好。百メーターの距離でも仕留められる。敵兵が百メートルに近づいた。
クルトは叫んだ「撃ち方始め!」
凄まじい射撃音が鳴り始めた。機関銃、小銃がフル回転で射撃をしていて、硝煙が霧の様に陣地一帯に立ち込めた。

射撃音、味方の高射砲、戦車砲の音で会話が聞き取れないほどであった。ヴィースマン少尉がクルトに駆け付けて大声で耳元で
「少佐殿、弾薬はあと一人当たり数十発しかありません」と訴える。「野戦電話で弾薬の補給の要請を伝えた もう少しで来るはずだ」とクルトに叫ぶように答える。
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314 :相模の国の人[]:2016/06/11(土) 16:18:29.54 ID:z6DnU3DV
将来、文章力が向上したら書きたい題材は相撲の八百長ですね。

昔の北の○○、千代○○○などの八百長の内幕を小説にしたら面白そうです。

日本人は真剣勝負か八百長かというのが好きですからね。

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