トップページ > 文芸書籍サロン > 2016年01月29日 > 0Uy/sznB

書き込み順位&時間帯一覧

6 位/1385 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数100000000000000000071048131



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
この名無しがすごい!
E★エブリスタ6 [転載禁止]©2ch.net [転載禁止]©2ch.net [無断転載禁止]©2ch.net
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net

書き込みレス一覧

E★エブリスタ6 [転載禁止]©2ch.net [転載禁止]©2ch.net [無断転載禁止]©2ch.net
189 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 00:29:22.62 ID:0Uy/sznB
>>180 >>181 >>183
本来無料サイトで有料設定すると、サイトの趣旨として「どっち?」ってなる。
それと作者や作品によっては「なんでこのレベルの小説が有料?」って鼻で笑われることにもなりかねないし。

>>179
エブリスタの運営(ここではエントリー作品の審査に関わってる社員さんたち)ってビックリするくらい少人数だよ。
すごい時には実質ひとりで全部のエントリー作品に目を通さざるを得ない時期もあったとか。
そういう状況なのにカテ違いの作品や未完結ぶっ込んでる常連や、書籍化イベントに二重投稿平然とやってるクリエが未だに多いのがエブリスタクオリティー。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
197 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 19:18:54.80 ID:0Uy/sznB
>>188
あんまり悔しいから顔真っ赤の涙目で探したよ。
多分これで間違ってないと思う76点。嬉しかったもんね。評価対象じゃないから3レス超えるかも。

 その女は影でスカーフェイスと呼ばれていた。その厳つい通り名どおり
豪腕で容赦無い性格だと聞いている。災害で休眠した会社を次々と買取り強引な
方法で国の支援事業などから金を引っ張り出し、不動産等も安く買い叩いては
様々な法制度を利用して金に変えているらしい。様々な方面で法的トラブルを
起こしているが、強力な弁護士軍団と政治力、そして闇の力で身を固め、鉄壁の
防波堤を持つという。女はまっすぐに俺の所に歩いてきた。そんなに顔が知れて
いるわけでもなし、あまり露出もしない俺なのだが資料のような物があったのかも
しれない。それにしても院長の総回診か御鈴廊下みたいなのを想像していたが一人で
来たのは意外だった。まあホテルの喫茶店に泥臭い人間がぞろぞろと来られても迷惑だ。
「こんにちは、今回はよろしくお願いします、佐門明弘さん」
 手を出して爽やかな笑顔で握手を求めてきた。こんな笑顔で笑う人が本当に噂の
ような人なのだろうか。それに思っていたようなゴージャスな雰囲気でもなく、普通の
ビジネスウーマンのようなフォーマルウエア。一つ言えば大きめの石がぶら下がっている
派手なピアスぐらいだろうか。細く、形のいい自前の眉毛とすっきりとした目元から発する
強い眼差しが、カリスマの象徴なのかもしれない。
「初めまして、よろしく」
 俺は立って握手に応えた。スカーフェイスこと滋賀屋翼は額に大きな傷があると聞いて
いたが、背中ほどまである波打った髪は、カールのかかった前髪が右目を半分ほど隠して
いて、そこに傷があるのだと想像させる。年齢は意外と若く、30代との噂だ。この怪物じみた
噂のある女がどこで知ったのか地味に写真活動をしている俺を指名して来たのだ。
「気になりますか?」
「はい?」
「本当に傷があるかどうか」
 しまった、視線で気づかれた。俺は少し足が震えた。この貫禄はなんだろう。40も半ばに
なろうという俺が小娘にビビッている。何も言えずに硬直していると、滋賀屋はにっこりと
笑って右手の指を揃え、額を撫でるように前髪を上げた。それは女性にとっては辛いもの
だった。5mmほどの幅で茶色く変色し、えぐれたような傷が右目上の生え際からこめかみに
向かって走っており、某ヘビー級ボクサーのように側頭部の髪の毛に達している。どういう
リアクションをすればよいかわからず、戸惑っていると、前髪を下ろして滋賀屋は言った。
「めったに人には見せないんですよ」
「そ、そうでしょうね」
 なんとか言葉を搾り出すと滋賀屋は席についてまたにっこりと笑った。
「さて、気になる案件も解決した事ですし、本題に入りましょうか」
 さすがは怪物だ。俺は赤子同然に滋賀屋のペースに乗せられた。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
199 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 19:29:59.90 ID:0Uy/sznB
 滋賀屋の依頼は簡単なものだった。滋賀屋が今手がけている新興住宅地のイメージリーダー
となるパンフレットの製作を手伝う事だった。しかし考えてみればおかしい。このような雑務に
わざわざボスが打ち合わせに出てくる必要があるのだろうか。何かきな臭い。にこにこと人懐っこく
笑う滋賀屋が主導で打ち合わせは進んだ。俺は専門家としてアドバイスを与えるだけだ。住宅開発には
ありきたりなコンセプトと幸せな家族のストーリー。しかし笑顔というものは不思議だ。その人の背景
によっては不気味にも見える。
「そういえば写真館を構えたのは最近らしいですね」
「ええ、まあおかげさまで長年の夢が叶いました」
 滋賀屋の顔つきが突然変わった。眉を吊り上げてギロリと睨むように俺を見て、僅かに顔を傾けて言った。
「長年の夢?」
 背中に冷たいものが走る。何か気に触ったのだろうか。
「は…はい」
 思わず声が裏返った。俺はどこを間違えたのか考えた。時間にして僅かだったとは思うが俺はヘビに
睨まれたカエルの気持ちを理解した。滋賀屋から目が離せず見詰め合ったままゴクリと唾を飲む。やがて
滋賀屋は笑顔を戻した。
「そうですか、それでは私も微力ながら発展に貢献させてもらいます」
 打ち合わせは滞りなく終わり、時間を調節して現場を案内するからと、再び会う約束をして携帯番号を
交換した。滋賀屋がレシートを掴んで店を出る際、何人かの従業員が慌てて整列して頭を下げていた。
 そしてタイミングをずらして店を出ようとした俺にも…。
 何故忙しい本人がこんなくだらない案件に自ら出てくるのだろうか。今更ながらにやばい気がしてきた。
 そもそも最初からおかしかった。俺はなんらかの陰謀に巻き込まれつつあるのではないだろうか。写真館は
別段評判がいいわけでもなく、いくつかのブライダルコンサルタントと契約しているだけで正直儲かっていない。
 個人的には様々な賞に応募してはいるが、取った賞といえば官公庁や企業のキャンペーン企画ばかり。
 俺は無名に等しく、わざわざ俺を指名してまで使いたがる人物など初めてだ。そう考えれば使い捨ての小悪党を
演じるにはうってつけのような気がしてきた。しかし一介の写真家にどんな役者が考えられるだろうか。
 凡庸な俺の思考能力では思いつかない。万年赤字の俺が大口客の予感に安易に飛びついた事は正しかったのか。
 思いを巡らせれば巡らせるほど後悔の念に染まっていく。
 
 俺は厄介な事に巻き込まれないよう、その開発地を事前に見ておこうと考えた。愛車に乗り、故郷のこの町に
帰ってきてからはまだ通った事が無い道を走った。かつては町だった海沿いのバイパス。彼女の言っていた
開発地がここから県境に向かって数キロの所にあるはずだ。開発の途中だというその土地は、ある開発会社が
見切り発車で開発を始めたが水利権で揉めてしまい、工事が止まっている間に施主の資金が続かなくなり倒産。
 それを彼女が買い取ったという物だった。 ある程度宅地として均されているので工事費が節約できて利益率が
いいのだとか。こうやって丘陵地帯や内陸部で開発が進む中。この辺の土地は20年経った今でも更地ばかりだ。
 皆高所へと移住していった。黒いあれから逃げるために。そう、人々の暮らしも笑顔も皆あれが奪った。
 俺の夢さえも。そうだ、これでも若い頃は夢があったのだった。安月給の報道記者兼カメラマンだった俺は
いつか成り上がってワールドプレスフォトアワードを取る。そしてテレビや雑誌でもてはやされて有名女優の
ヌード写真集を出すなどという事も考えた。まだ二十代で夢に燃える俺は一つの事件を追っていた。この町選出の
元代議士の黒い噂だ。
自分のセンスを信じて疑わないわりに、鳴かず飛ばずで編集長にも嫌われていた俺が、土地勘があるという
理由で担当に選ばれた事はラッキーだった。数ある疑惑の中で目をつけたのは全長46.5qの広域農道計画。
 計画は大手建設会社と暴力団や政治結社、果ては人権団体まで入り混じって強引に推し進められていた。
 これらを纏めていたのが元代議士の武市真三だと言われていた。武市やその周りの人間に張り付いていた
俺と小菅はある日闇討ちに合い、ボロボロにされた挙句にこれ以上嗅ぎ回ったら殺すと脅された。相棒が居なく
なった後も俺は執拗に食い下がった。そう、あの頃の俺はヤクザの理不尽な暴力や恫喝ぐらいで引き下がるような
人間ではなかった。俺は攻めて行く角度を変えた。武市本人から少し離れて別の方面から切り崩す事にしたのだ。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
201 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 19:38:51.43 ID:0Uy/sznB
 そしてその鍵となる人物はこの先の…。そう、ずっと避けていたこの道の先に…。俺はある出来事を
いやおうなく思い出して胸が苦しくなった。思い出したというよりは、自分を誤魔化してひた隠しにしていた
ものが抑えきれずに頭を出したというのが正確かもしれない。俺は急に開発地の事はどうでもよくなって行き先を変更した。

 災害の象徴として残された漁協の建物。窓も無く躯体しか残さない退廃的な雰囲気は、さながら滅びの美学を解く
画家の絵のようだった。活気のあった揚場で次々とコンテナを運びながら、少年が時々こちらを見て笑うのを
思い出す。俺は旧堤防に立って沖の新堤防を眺めた。もうこの場所で水平線から昇る朝日を見る事はできない。
 あの日、船上の少年の持つ旗から見え隠れする光の条がレンズに乱反射していて、当時太陽を味方につける新しい方法を
思いついた俺は夢中でシャッターを切ろうとしていた。それは言葉に表すことのできない、気高く崇高な美しさだったのだ。

 数日後、俺は滋賀屋女史と開発予定地に向かった。高級モデルのアウディで水溜りのあるガタガタ道を涼しい顔で
運転する滋賀屋。俺は漁港に立ち寄った日の後日、再び開発地を調査に行き、少し離れた小高い公園から単眼鏡で造成地を
観察した。丘の半分を切り取ったような造成地は重機やトラックがまばらに動いている普通の工事現場だった。
 やがて滋賀屋の車は開けた造成地に着き、現場事務所の前に車を止めると滋賀屋は車のトランクを開けた。
「ちょっと待ってね」
 車の天上越しに俺に向かってにこりとするとトランクまで回って長靴を出し、ヒールと履き変えている。少し
よろけてスカートを気にしつつ照れくさそうにこちらを見ながらケンケンしている姿に普通の女を感じる。
「行きましょうか」
 二人で世間の景気等について談笑しながら歩いて行く。見たところ造成地に構造物は無いものの、赤茶けた地山に
段々になった宅地と道路の形が粘土細工風に出来上がっている。先の開発会社が手がけてから時間がたっているせいか
宅地が若干崩壊していたり、アワダチソウがはびこっている。
 すぐ近くまで来ると重機の下で現場監督らしき男とスーツの男二人組が、作業服にスラックスの男二人組と向かい合って
揉めているようだった。
その内こちらに気づいたスーツの男が慌てて頭を下げた。滋賀屋が怪訝そうな声で話しかけながら近づく。
「どうしたの?」
「滋賀屋ディレクター、こんな所にわざわざ」
「いいから、何を揉めてんの」
 相手の二人組みも気づいてこちらを見たが、途端に顔色が変わって頭を下げた。
「いえその、道路幅についてなんですが、幹線と補助幹線以外は5mで進めていたんですが、全線6mでないとだめ
だって言うんですよ」
 滋賀屋はチラリと二人組を見た。どうやら市の担当者のようだ。二人が青い顔を見合わせて少し身を引いた。
「そう、5mの場合はいくつ取れるの」
「248戸です」
「全部6mにしたら?」
「おそらく210戸あまりかと」
「損益分岐は」
「195戸です」
 滋賀屋の機嫌がどんどん悪くなっていく。難しい顔をしながら横目で市の職員を見ると組んだ腕から右手を
起こして二人組みのうちの年配の方を指差した。
「えーっと」
「都市計画課の田原です」
 右側の年配の男が慌てた様子で深々と頭を下げ、続いて左の若い男もやや後ろから頭を下げた。
「田原さん、この町の人口がもう何年も横這いで30代40代の働き盛りが下げ傾向なのはご存知ですね」
「はい、その通りです」
「ここは経済基盤の初浦からも近いし、自然が豊かで、10分も走れば大型ショッピングモールもあるわりには
土地が安いです、難点を言えば食料品店が近くにない事ぐらいですが、その建設も我々の計画の中に折込み済みです」
 滋賀屋の視線はいつのまにか厳しいものに変化していた。田原は引き攣った顔のまま硬直している。
「私達は私財を投げ打ってこの町の発展に貢献しています、荒廃した土地に人は住みません、それにもう20年も
戻りたくても戻れない人達もいるんです、足の遅い行政に任せていたのではいつまでたってもこのままです、わかりますね」
「それは重々承知しております滋賀屋様、しかしながらまだ開発申請も通っていないうちから工事を進められて
しまったのではこちらとしても立場がございません」
「ふむ、開発申請ね、しかしこちらとしては建築基準法は遵守しているはずですが何故認められないのですか?」
 滋賀屋がチラリとスーツの男を見ると、男が応える。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
203 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 19:43:06.75 ID:0Uy/sznB
「はい、どの道も十分な幅員をとってあり、さらに広い迂回路に繋がっていますし、行き止まりには回転広場もあります
一番上の土地と下の調整池に蓋をして公園を作るので避難場所も問題ありません」
 滋賀屋が勝ち誇って田原を見た。
「法律は犯してないそうですよ、ならば申請を通さない方が間違っているんじゃありませんか」
「し…市の規則が建築基準法より幾分厳しくなっております、特例を許すわけにもいきませんので、我々の立場も
察して頂いてここはなにとぞ」
 汗をダラダラと流しながら正論で健闘している田原だが何故か勝てる気がしない。ふむ、と言った表情で顎に手を
当てて少し考えた滋賀屋が顔を上げた。
「わかりました、あなたの上司に直接かけあってみましょう」
 滋賀屋は携帯を取り出すとぴっぴっと操作を始めた。
「しょおおおおしょうお待ちを!」
 田原は大慌てで電話を止めた。焦り方からしてはたして上司と呼べるレベルの物なのかどうか怪しい。田原は部下
らしき男と頭を寄せて相談し始めた。やがておずおずと進み出ると憔悴しきった顔で言った。
「あの、滋賀屋様、私どもとしましては快適開発株式会社様が滋賀屋様の傘下というのも今日が初耳でして」
 滋賀屋はきょとんとして田原からスーツの男に目を移した。
「あら、そうなの?あたしもその会社初耳だわ、ネーミングセンス最悪ね」
 スーツの男が応えた。
「先月設立して本部からの専属専任をもらいました、KKKでスリーKです」
「どこの白人至上主義者よ、商標名登録し直しなさい、口にするのが恥ずかしいわ」
「かしこまりました」
 田原が勘弁してくれといった表情で続ける。
「つきましては、できるだけのご協力をお約束したいと思います、一旦持ち帰らせて頂いて検討すると言う事で
今日はご納得をいただけないでしょうか」
「わかりました、そもそも今は重機を使ってはいますが元々あった地形をメンテナンスしてるだけですよ、育ちすぎた
草原をなぎ倒したり、流水で荒れた道路を整形したり」
 滋賀屋はにっこりと笑った。
「はあ、よろしくおねがいします」
「こちらこそよろしくお願いしますね、色よいお返事お待ちしてますよ田原さん、上にはとっても優秀な人材だと
報告しときますね」
 完璧だ。言ってる内容は殆どヤクザだが表面上はビジネストークに聞こえる。揺ぎ無い力を背景に選択肢のない
脅しをかけつつ表面上は相手の顔も立てる。これ以上揉めたらどうなるのかに興味はあるが、見たくないような気もする。
 そそくさと逃げ出すように去って行った二人を尻目に滋賀屋が言う。
「ここの頂上眺めがいいのよ、写真アングルには最適だと思うけど」
 そう言ってこちらに振り返り気味に歩き出した滋賀屋に慌てて着いていく。しばらく歩いて行くと下で重機が動き出した。
 振り返ってみるとガツガツと土を掘っている。
「いいんですか?」
「ん?何が」
「開発進めて」
 俺が下の重機を指差すとそれを見てから滋賀屋は軽く笑った。
「地形の三次元モデルがあるわけじゃないから、誰にもわからないし、気づいたとして証明する手段が無いわ」
「はあ、そうですか」
「ってやだあたしさっきからタメ口」
 少女のように笑いながら黒い事を平気で言い放つ滋賀屋。さきほどのやり取りといい、そら恐ろしさを感じる。
「いえ、いいんですよ」
「そう、じゃああたしにもタメ口利いてね」
 そう言ってにっこりと笑う笑顔にはやはり不気味さしか感じない。滋賀屋にタメ口を利く人間は今の所見た事ないどころか
殆どの人間にとって畏怖の対象である事は間違いない。いったい俺をどうしようと言うのだろう。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
206 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 19:52:56.85 ID:0Uy/sznB
 数日後俺は滋賀屋にクルージングに誘われた。これからビジネスパートナーになるのだから親睦を深めたいというのだ。あまり
いい予感がしないが、いくらなんでも何もしないうちにコンクリートのブーツを履かされる事もないだろうと誘いを了承した。
 湾奥にあるマリーナで待ち合わせをしたが2号桟橋としか聞かなかった。俺はボートハウスで2号桟橋の場所を聞くと、教えられた
方に向かって歩いた。詳しい場所は聞かなかったが、大きいから来ればわかるとの事だった。某有名人がカジキを釣るために使うようなクルーザーや
船上パーティーをするようなクルーザーがたくさん係留してあり、こんなものを所有できる人というのは一体何をしている人達なのか
半分腹立たしく思いながらも桟橋の先端に向かって歩いた。船はみな舳先を桟橋に向ける形で繋いであるので歩くごとに順番に全容が
見えてくる。俺は一際大きな船の前で足を止めた。20m以上はあるだろうか、白いミサイルのような形の船体にスーパーカーのような
キャビンが乗った、いかにもな船だったがそのキャビンの上に駆け上って来た人影を見て俺は苦笑した。滋賀屋が満面の笑みで手を
振っている。真っ赤なアウトドア系のジャケットにジーンズと、ラフな格好が意外と板についている。キャビンの上から風防を飛び越え
乱暴にフロントガラスの上を駆け下りて舳先までやって来た滋賀屋は化粧をしていないようだった。
「いらっしゃい、どうぞ」
 滋賀屋が桟橋より少し高い舳先からこちらに手を伸ばした。

 高級ホテルのようなキャビンでソファーに座り、出されたコーヒーを一口すする。滋賀屋女史はキャビン横の通路をドタドタと走ったり、桟橋に降りてロープ
を解いたりと忙しく動いている。船がゆっくりと桟橋を離れ始めたのに焦って滋賀屋は船の舳先に飛びついた。舌をぺろりと出して気恥ずかしそう
にしながら後ろへ回ってキャビンの中に入って来た。俺の目の前を通り過ぎて操舵席に座るとなにやら複雑な操作パネルのスイッチをカチカチと
やっている。舵は想像していたような物ではなくて高級車の革ハンドルのような仕様だ。なにやら操作を終えると今度は外に出て階段を登っているような
気配がする。キャビンの天上からコトコトと物音がするのに耳をすませていると、それまでアイドリング状態だったエンジンが唸りを上げて船が後退
し始めた。

「この先の島にいいレストランがあるのよ、新鮮な魚介を使ったフレンチ」
 大小の島々が美しい湾内を抜け、外洋に出て航路が安定すると滋賀屋がキャビンの中に戻って来た。俺の対面に座り、まるでドライブを楽しむような
雰囲気でにこにこと笑う滋賀屋が目的地について話した。
「そうなんですか」
 愛想笑いをしながら生返事を返すと滋賀屋が不満そうに言った。
「タメ口でいいって言ったじゃない」
「ええ、ああ、うん、そ、そう、楽しみだよ」
 ぎこちなく言葉をひねり出した俺に滋賀屋はにっこり笑ってコーヒーをすすった。のん気にくつろいでいる航海士を見て俺は船が心配になり操舵席
を見た。レーダーや海図が表示されたディスプレイの前で舵が勝手に動いている。
「あの、これ滋賀屋さんの船です…船なの?」
「ん?まさか、これ700万ユーロもするのよ、それに維持費が年間何千万もかかるから大富豪でもない限り所有は無理、これ会社の税金対策なの
赤字経営のクルーズ船、主に接待に利用するの」
「な、なるほど」
 こんな豪華なクルーザーを貸切状態で使う事など一生無いはずだったが、せっかくだから写真を撮らせてもらいたい。それに怪物呼ばわり
される女のプライベートに俺は怖いもの見たさと言えばいいのか、滋賀屋に被写体としての魅力を感じ始めていた。
「ちょっといいですか」
 ん?という表情でこちらを見た滋賀屋の目を見ながら鞄からカメラを取り出すと、顔色を伺いながらゆっくりとカメラを向けた。滋賀屋は
意外にも軽く笑みを作ると言った。
「自然にしている方がいいのよね」
「うん」
 滋賀屋は上着を脱いでTシャツ姿になるとコーヒーを飲んだり窓の外を眺めたりした。俺が夢中でシャッターを切っていると、横顔だった
滋賀屋が目線はそのままに思わせぶりに言った。
「これも見たいんでしょう?」
 滋賀屋が右手で髪をかき上げて額の傷が露出した。俺は滋賀屋の底知れぬ迫力にゴクリと唾を飲んだが、プロの意地とばかりにシャッターを切った。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
207 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 19:54:34.89 ID:0Uy/sznB
 島について巨大なクルーザーを縦列駐車と言えばいいのか、停泊させる滋賀屋の手際は見事だった。キャビンの天上にある操舵席から巧みな操船で
ピタリと堤防際で静止させ、キャビンを駆け下りると、ロープを掴んで堤防に陸に飛び移り、素早くフックにロープを巻きつける。前と後ろを繋ぎ
終えるとボケっと見ていた俺に手を差し出す。なにか男前すぎて言葉にならない。
 港に下りた俺は滋賀屋に促されて未舗装の駐車場のような所まで連れて来られた。ジャラジャラとたくさんついた鍵束の中から鍵を探しているようだが
問題は目の前にある軽トラックだ。あちこち錆びてリアウィンドウにはヒビが入り、いやそんな事はどうでもいい、どこからどう見てもナンバーが
付いていないのだがまさかこれに乗るのか。鍵を探し当てた滋賀屋が軽トラに鍵を突っ込み、ドアを開けて助手席に手を伸ばすとコトンと鍵を
開けて振り向いた。
「どうぞ」
 背後の乗用車ではないのかという最後の望みが今断たれた。
 軽トラはスポポポという間抜けな音を立てながら港町を軽快に走る。信じられないような狭い道を通り、低い民家の軒先が当たるのではとハラハラ
しながら生活圏を抜け、これまた信じられないような急勾配の坂を上る。まるでロケットのコックピットにいる気持ちだ。先ほどの豪華クルーズからの
ギャップが激しい。坂はすぐに終わり、目の前に月桂冠のエンブレムのような旗とトリコロールの旗が見えた。続いて白い木製のデッキに椅子が並べられた
小さなレストランが見えた。車は2台ほどしか止まっていないが店の中は結構人がいるようだ。
 車を降りて、青い空と緑の斜面を背景に鎮座する白い建物はなかなか絵になるなと思いながら見ていると、滋賀屋が腕を掴んで引っ張った。
「ほら、早くいくべ、いきなり腹へったべ」
 方言を喋りながら無邪気に振舞い、腕を抱えて密着して来る滋賀屋に少し戸惑いながら、俺はこの時心の壁が少し無くなったような気がしていた。
 不思議な感覚が俺を覆っていく。方言のせいだろうか、不思議と滋賀屋に対する警戒心が、まるで霧が晴れるように薄まっていったのだ。
 店ではやはり滋賀屋はVIP待遇だった。いきなりの訪問だったのか店員に呼ばれた店主が大慌てで奥から出てきて頭を下げ、店員に何かを
買い付けるように指示したようだ。気を使うなと軽く笑う滋賀屋を2階の個室に案内する。連れだっている俺にも平身低頭だ。少し気後れ
するが決して気分の悪いものではない。小物の俺らしい反応だと言える。昔の俺はこんな事で喜ぶ人間ではなかったはずなのだが。

「あたしってどうかな」
 食事中、滋賀屋の突然の質問に俺はきょとんとしてその真意を考えた。あたしってどう。女性が男性にする質問という方向性が俺に妙な考えを抱かせる。
俺はまた滋賀屋の不自然な俺への興味の事について考えた。 どこかで俺を見かけて一目惚れでもしたのだろうか。いやうぬぼれるな、俺はそんな男前ではない。
「どうって…」
 滋賀屋は少し表情を曇らせて言った。
「面白くないかな、被写体として」
 そこかよ、と心の中で突っ込みながら俺はズルい言葉を検索しはじめた。知る人ぞ知る裏のドン。その素顔やいかにとでも言おうか。
 まるでヤクザを取材するような、スリリングな意味で面白いと思っていたが、そんな事を本人に言えるわけがない。
「いや、滋賀屋さんは綺麗だし被写体には最適だよ」
 滋賀屋の顔が更に複雑ものになった。 おかしい、俺はまた何かを間違えただろうか。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
209 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 19:56:36.39 ID:0Uy/sznB
 島について巨大なクルーザーを縦列駐車と言えばいいのか、停泊させる滋賀屋の手際は見事だった。キャビンの天上にある操舵席から巧みな操船で
ピタリと堤防際で静止させ、キャビンを駆け下りると、ロープを掴んで堤防に陸に飛び移り、素早くフックにロープを巻きつける。前と後ろを繋ぎ
終えるとボケっと見ていた俺に手を差し出す。なにか男前すぎて言葉にならない。
 港に下りた俺は滋賀屋に促されて未舗装の駐車場のような所まで連れて来られた。ジャラジャラとたくさんついた鍵束の中から鍵を探しているようだが
問題は目の前にある軽トラックだ。あちこち錆びてリアウィンドウにはヒビが入り、いやそんな事はどうでもいい、どこからどう見てもナンバーが
付いていないのだがまさかこれに乗るのか。鍵を探し当てた滋賀屋が軽トラに鍵を突っ込み、ドアを開けて助手席に手を伸ばすとコトンと鍵を
開けて振り向いた。
「どうぞ」
 背後の乗用車ではないのかという最後の望みが今断たれた。
 軽トラはスポポポという間抜けな音を立てながら港町を軽快に走る。信じられないような狭い道を通り、低い民家の軒先が当たるのではとハラハラ
しながら生活圏を抜け、これまた信じられないような急勾配の坂を上る。まるでロケットのコックピットにいる気持ちだ。先ほどの豪華クルーズからの
ギャップが激しい。坂はすぐに終わり、目の前に月桂冠のエンブレムのような旗とトリコロールの旗が見えた。続いて白い木製のデッキに椅子が並べられた
小さなレストランが見えた。車は2台ほどしか止まっていないが店の中は結構人がいるようだ。
 車を降りて、青い空と緑の斜面を背景に鎮座する白い建物はなかなか絵になるなと思いながら見ていると、滋賀屋が腕を掴んで引っ張った。
「ほら、早くいくべ、いきなり腹へったべ」
 方言を喋りながら無邪気に振舞い、腕を抱えて密着して来る滋賀屋に少し戸惑いながら、俺はこの時心の壁が少し無くなったような気がしていた。
 不思議な感覚が俺を覆っていく。方言のせいだろうか、不思議と滋賀屋に対する警戒心が、まるで霧が晴れるように薄まっていったのだ。
 店ではやはり滋賀屋はVIP待遇だった。いきなりの訪問だったのか店員に呼ばれた店主が大慌てで奥から出てきて頭を下げ、店員に何かを
買い付けるように指示したようだ。気を使うなと軽く笑う滋賀屋を2階の個室に案内する。連れだっている俺にも平身低頭だ。少し気後れ
するが決して気分の悪いものではない。小物の俺らしい反応だと言える。昔の俺はこんな事で喜ぶ人間ではなかったはずなのだが。

「あたしってどうかな」
 食事中、滋賀屋の突然の質問に俺はきょとんとしてその真意を考えた。あたしってどう。女性が男性にする質問という方向性が俺に妙な考えを抱かせる。
俺はまた滋賀屋の不自然な俺への興味の事について考えた。 どこかで俺を見かけて一目惚れでもしたのだろうか。いやうぬぼれるな、俺はそんな男前ではない。
「どうって…」
 滋賀屋は少し表情を曇らせて言った。
「面白くないかな、被写体として」
 そこかよ、と心の中で突っ込みながら俺はズルい言葉を検索しはじめた。知る人ぞ知る裏のドン。その素顔やいかにとでも言おうか。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
213 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:05:27.14 ID:0Uy/sznB
 帰りの船ではキャビン上のフライングデッキと呼ばれる操舵席に滋賀屋が座り、俺は横のベンチに座って風を浴びて楽しんだ。思いのほか目線が
高くてまるで天守閣のようだ。風の音に負けないように滋賀屋が少し大きな声で俺を呼んだ。
「ねえ」
「ん?何」
 俺は少しタメ口の会話に慣れてきていた。
「船には酔わないの?」
「あんまり揺れるとダメだけどこれぐらいなら大丈夫」
 滋賀屋が笑いながら手を伸ばして俺の手首を掴んで引っ張り、操舵席に入れ替わるように座らせると舵を握らせた。
「ちょっと代わって」
 俺は少し驚きながらもしっかりと舵を握ると今度は右手が導かれてスロットルレバーにあてがわれた。
「合図したら全開にしてね」
 そういうと滋賀屋は階段を下りて行った。ほどなくしてキャビンの横を通って舳先に現れた滋賀屋はオールバックでポニーテールに
髪を纏めていた。右手には白いポールを持っていて、布のような物が巻かれている。滋賀屋は舳先の手すりに片足をかけるとポールから
布を開放した。バタバタと翻ったのは丸の中に秤のマークがある旗だった。滋賀屋はそのポールをドンと甲板に突き立てると大声で叫んだ。
「全速前進!」
 俺は一気にスロットルを空けた。午前中より少し風が強くなって波立っていた海面にぶつかり、船は大きく舳先を上げた。
「夢を追ええええええ!」
 俺の脳に電撃が走った。この光景は、あの時にあまりにも似ている。俺は過去に見たある光景を思い出していた。
「撮って!早く!」
 滋賀屋の声に我に返り、慌ててベンチの上の鞄からカメラを出してシャッターを切っていると、滋賀屋が振り返った。
「僕、夢を見つけたよ、アキちゃんは諦めちゃったの?」
 俺はカメラをガシャリと取り落とした。
「そんな…バカな…」
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
214 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:09:49.62 ID:0Uy/sznB
テキストがバラバラだったので探すの苦労した。
連載してたがこの辺で最高得点をマークした。それが76だったように思う。
まあオチがお気に召さなくてアカンていわれたけどね。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
218 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:22:22.42 ID:0Uy/sznB
>>217
いや
人生の支えって事は無い。
俺は趣味だから。
お前は本気じゃん。
そして俺は冷静な判断ができるから
不利な情報も普通にお前に提供している。
それになんの警戒もせずに乗っかってくるのはわかってたよ。
案の定のっかってきたね。
子供だからしょうがないけど。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
220 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:23:56.99 ID:0Uy/sznB
途中で書き込んでもた

罠だとは思わなかったの?
簡単に罠にはめれそうだわお前。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
221 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:28:43.49 ID:0Uy/sznB
>>219
ゆうたれゆうたれ
ミヨにさえ劣るっていう部分が気になるけどゆうたれゆうたれ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
224 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:30:14.11 ID:0Uy/sznB
そもそもワイスレを荒らす宣言しといて
俺が書き始めたら荒らし始めたってなんやねんwww
最高のユーモアなのか?
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
225 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:32:36.41 ID:0Uy/sznB
>>222
へえ、遊びのスタンスであんだけ設定にクレームつけて今も復讐のために常駐してんだ。
あ ん ま り わらかすなwww
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
227 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:34:39.53 ID:0Uy/sznB
あとお前小説論で自分のハードル上げすぎwww
愚か者の代表みたいな人材www
もう名乗って文章を晒すのは無理だな。
しゅーりょー!
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
230 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:42:08.18 ID:0Uy/sznB
>>228
野球でもサッカーでもボクシングでもそうだが
審判を味方につけるのは重要なテクニックなんだよ
ルールは絶対とか言ってるうちは不利な処遇を受けて当たり前
だから子供だって言うんだよ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
232 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 20:52:55.78 ID:0Uy/sznB
>>231
いやwww
語るに落ちるなよwww
その愚か者を気持ちよくさせる事もできないお前はなんだwww
審査員は一人で何年も付き合ってれば好みぐらいわかるだろwww
それを自分の主張を通し切ろうとして抜き差しならなくなって最終的に荒らしって愚かすぎて言葉にできないって
小田和正が流れてくるわwww
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
238 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 21:13:12.94 ID:0Uy/sznB
ID無しスレでは通販のようにリズムよく答えてくれる相方がたくさんいたのに
今は大変だなぁ。
お前の仲間はよほどIDが嫌いと見える。
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
243 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 21:24:07.76 ID:0Uy/sznB
>>239
ルールをガンとして守るようなやつが社会適合者なわけねーだろうが
バカか
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
250 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 21:44:32.23 ID:0Uy/sznB
>>245
えーっと
一応、何種類かの法律がガチガチに絡む仕事してんだわ
まあ法律の絡まない仕事なんて日本には少ないけど
俺の場合は特にがんじがらめだ
だがイチイチ守ってたら多くの人が困る事になるんだよ
そういう事がわからないから子供だっていうんだよ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
251 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 21:47:33.64 ID:0Uy/sznB
そもそも20代だよな
それでよく経験がどうのって言えるな
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
256 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 22:01:51.77 ID:0Uy/sznB
法律っていうのはな
法律に従う人を守らない
法律を知る人を守る
こんな簡単な事さえお前は知らない
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
258 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 22:05:05.40 ID:0Uy/sznB
お前の意見に全面同意して合いの手を入れる仲間を呼べ
さあさあ呼べばいいだろう
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
260 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 22:06:49.72 ID:0Uy/sznB
たくさんいただろ
なんでこの板に来たとたんにいなくなったんだ?
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
262 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 22:08:22.10 ID:0Uy/sznB
>>259
ワイルールをお前が守れよ
嫌がってんだろうが
つきまとうなこのストーカーが
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
265 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 22:10:35.33 ID:0Uy/sznB
>>259
あと、お前みたいなんがいたら法律は運営できなくて死亡すんだよ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
268 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 22:12:24.22 ID:0Uy/sznB
>>263
素直に自演してましたって言えバカもの
こっちが顔真っ赤になるような恥ずかしい自演を繰り返してなんとも思わないの?
それでよく小説で人の心動かそうとか思うもんだよね
せめて自演ぐらいは完璧にして人を騙せないと小説家は無理なんじゃないの?
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
274 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 22:19:44.42 ID:0Uy/sznB
>>269
法律家じゃねーよw
法律に密接に関係して切り離せない職業だw
民法なら得意だからなんか日常生活の疑問を述べてみろ
芸術的に答えて、おほんおほん
参考になる助言をしてやるw
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
283 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 22:30:51.20 ID:0Uy/sznB
>>282
風呂入るから頑張れお前
お前なんつーんだっけ
あずき洗いだっけ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![59] [無断転載禁止]©2ch.net
296 :この名無しがすごい![sage]:2016/01/29(金) 23:07:21.95 ID:0Uy/sznB
>>286
寝てねえよw
なんで俺風呂場にまで持ち込んでんだ


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。