- 【クレアチニン 健康診断で引っかかった】 腎臓の病気 慢性腎臓病 CKD その他腎臓病 part19
532 :病弱名無しさん[sage]:2019/05/20(月) 23:21:41.78 ID:tv3qAoQg0 - いよいよシスタチンCの登場です。腎機能を推算するために汎用される血清Cr値の測定費用は安価なものの、腎機能の影響だけでなく筋肉量の影響を受けるという致命的な欠点がありました。
シスタチンCは小児から高齢者まで簡便にGFRを予測することができます。ただし3か月に1回の測定しか保険適応になっていないなど様々な問題点もありますが、 筋肉量の少ない患者の腎機能予測をしたいが、蓄尿は大変という場合には一番頼りになる腎機能マーカーになると思われます。 そして軽度〜中等度腎障害では血清Cr値はすぐには上がってくれません。このような時にも頼りになる腎機能マーカーとも言えます。 栄養状態が不良の症例では血清Cr値が低いのだから少なくとも腎機能が極度に悪いということは考えられません。 このように加齢に伴い若干、腎機能が低下しているかもしれないという時に有用なのがシスタチンCです。 血中濃度はGFRに依存し、血清Cr値に比し、食事や筋肉量、性差、運動、年齢差の影響を受けず、軽度の腎機能の低下に反応して血清シスタチンCの濃度が上昇します1)。 そのため、CrはGFRが30〜40mL/min前後まで低下しないと上昇しないのに対し、GFRで60〜70mL/minの早期の腎障害の進行度を判断できるのが特徴です(図9)。 http://cms.softsync.jp/rinshoyakuri/blog/2015/11/1011-1.html
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