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名無しさん@お腹いっぱい。
【国産】プレジャーボート総合スレ 3【海外】

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【国産】プレジャーボート総合スレ 3【海外】
624 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/18(日) 00:25:46.31 ID:8sqTKfJm
「山椒魚」(さんしょううお)は、井伏鱒二の短編小説。原題は1923年に発表した「幽閉」。
岩屋から出られなくなってしまった山椒魚を描く。滑稽さの中にある悲哀が光る処女作。
(あらすじ)
うっかりして棲家の岩屋から出られなくなった山椒魚は、
穴の外の景色を眺めて暇をつぶすが、
自由を奪われたと知り悲歎にくれる。
あるとき岩屋に迷い込んだ蛙を見て閉じ込めて、言い争いになるが、
もはや岩屋から出るのはあきらめるしかなかった。
(あらすじの訳)
うっかり怠惰な暮らしをしてSRVから買い替えられなくなった山椒魚は、
他人様のボートを眺めて暇をつぶすが、
買い替え自由を奪われたと知り悲歎にくれる。
あるとき2ちゃんに迷い込んだボートオーナーを見てスレに閉じ込めて、言い争いになるが、
もはやボロのSRVから買い換えるのはあきらめるしかなかった。
【国産】プレジャーボート総合スレ 3【海外】
625 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/12/18(日) 00:48:00.15 ID:8sqTKfJm

『山椒魚』のラストシーン。
山椒魚によって岩屋から出られなくなってた一匹の蛙が死期を迎えた時、山椒魚から
「お前は今どういうことを考えているようなのだろうか」と問われ、
蛙は「今でも別に、お前のことを怒ってはいないんだ」と答える場面があります。

一般的には、蛙は何の罪も犯していないのに、山椒魚の自己中心的な気持ちによって
岩屋に2年間閉じ込められた挙げ句死を迎え、その死に際に山椒魚を許した、
と解釈されています。

さて、蛙が山椒魚に岩屋に閉じ込められた経緯ですが、きっかけはたまたま蛙が
山椒魚のいる岩屋に飛び込んできたからです。

けれども山椒魚は先に飛び込んできた小えびは閉じ込めてはおらず、蛙を閉じ込めたのは、
絶望している山椒魚の目の前で蛙が何のてらいもなく自由自在に川の中を泳いでみせたからです。

といっても蛙は別に山椒魚に見せつけるつもりはなく、ただたまたま岩屋の前で泳いだに過ぎません。

それをたまたま目にした山椒魚はたまらないほどの羨望を覚え、そして蛙が飛び込んできたのを
幸い岩屋に閉じ込めて自分の鬱憤を晴らそうとしたわけです。

たとえるなら、あなたがたまたま幸せそうな表情で歩いていたのを見かけて猛烈に頭にきたから
という理由で、突然切りつけられたらどう思うでしょうか

ところが蛙は山椒魚を許してしまうのです。

蛙には何の罪もないのです。たまたま岩屋から出られなくなった山椒魚
(しかも山椒魚が出られなくなったのは全くの自身の落ち度)の目の前で自由を謳歌したからっていって、
山椒魚がそれを羨ましく思ってひがむのは山椒魚の筋違いな感情です。蛙は完全な被害者であるわけです

普通ならここで蛙が山椒魚に対して怨嗟の言葉を浴びせかけ、
山椒魚に深い罪の意識が生じたというストーリーでもいいはずです。

そこをあえて「許す」ことによってこの作品に深みが生じ、さらに日本人に好まれる小説となっているわけです。




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