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371 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 08:31:55.23 ID:cQtiQWY3 - >>370
いや、実際を知らないからそんな現在流布されまくりの 平賀源内ウンヌンという存在自体がそもそも怪しい ネットの都市伝説を信じちゃうのだろうけど ウナギが美味しいのは夏場を中心とした時期であって それは養殖天然とも何ら変わらない事だよ。 人間の手がいくら関わっていても生物が持つ生態は同じなのだから。
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372 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 08:41:11.24 ID:cQtiQWY3 - 「マズくて売れない」からセンセイから知恵を授かった、とかもうね。
ウナギに限らず、この長い歴史を持つ日本の食文化に関わる 「この時期はコレを食べよう」といった類の行事は 各地に様々なカタチで存在しているけれど わざわざ旬外れの「マズい」ものなどを持ち出すという 意味不明かつ、マヌケな事例など当たり前に皆無だろう。
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375 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 09:44:47.00 ID:cQtiQWY3 - >>373
森の熊サンじゃないのだから「冬眠前に栄養」だの ウナギには何ら必要無い話だよ。 殆どが水中に落下してくるような昆虫程度が主な餌の 小さな水路に棲息しているウナギなど年中ガリガリ状態なものだけど だからといって冬の寒さに負けて死んでしまうような事など無い。 「栄養が採れずに冬眠に失敗したウナギの死骸が春先に川に流れて来た」 なんて話など皆無でしょ。 これから秋に向けての我々の住む陸上は、前述の森の熊サンも同様だが とかくドングリだの果物だの等の「実りの季節」で栄養を採れる環境なのだろうが ウナギの棲む水中環境には、そんな物は基本的に皆無に等しい。 プランクトンの発生すら少なくなり、どんどん透明度を増す一方のこれから時期に 「冬眠に備えて栄養付ける」など出来ないって事だよ。
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376 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 09:58:52.88 ID:cQtiQWY3 - 加え、そんな栄養を付けて「太れる」為の餌が豊富な時期というものは、ウナギが目覚めた春など
多くの魚類や甲殻類が孵化からの幼体が大量発生していく事とも重なり、 かつ。その後に迎える夏の最高高水温時期までそれらの餌となる生物が活発に生態行動を 秋口の水温が低下してゆく時期まで行ない続けてゆける事からみても 「豊富な餌を食うから太る」という状況は、夏場を中心とした時期であるのは間違いないんだよ。 基本的に、これからの水温が下がって、ドンドン餌となる生物が少なくなる水中に ウナギの太れる要素など無いに等しい。 またウナギの生体活動がもっとも活発になる、ほとんどの生物にも関係する 「適温」というものを考えると、温度が下がるほど、餌を食うどころでは無く 自身の身体自体が動かなくなる一方だ。 養鰻所が採取したシラスウナギという稚魚を水温30℃前後に保ったまま 一貫して出荷まで育てるのは、そんなウナギのいう魚の生体行動を支配している 「適温」に合致させての事。 冬だの晩秋だのの水温で大きく育って太ってくれるなら ワザワザ油代掛けてボイラーを炊いて、水温を落とさないように周囲をビニールで覆うような設備に 手間やカネを掛ける必要など無いんだから。
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377 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 10:09:37.38 ID:cQtiQWY3 - >>374
>養殖であっても暑い時期は餌の食いが悪く、涼しくなるとたくさん食べるらしい 繰り返すが、養鰻所の育成水温は基本30℃前後の一定で保たれているんだよ? これは真夏の「暑い時期」の一般河川等の生物が棲息する環境下の 最高水温よりも十分上回っている水温だ。 そもそも養鰻所の出荷時期など現在一般は「暑い時期」で ほぼ一斉に「終わり」で、どこも多くの池はカラじゃないの。 そこに「涼しくなると」というものは基本無いよ。
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379 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 19:50:44.49 ID:cQtiQWY3 - >>378
実際は何ら文献も無い「源内バナシ」とやらが「普通」に流布されている状況で 「ヒットするぞ」などホザかれてもね。 で?秋や初冬の方が身に厚く脂乗っているだって? ウナギというものは、そもそも自然下では当たり前に個体の程度はバラバラなのだし、 さらにウナギは30年以上生きる魚ゆえに、せーので揃って大きくなる 一年で死ぬ年魚のアユと違って、長く生きて大きな個体ほど基本的に 「身が厚く脂のっている」という傾向なのだから そもそも「同じ店」での食べ比べとやらで判断が付くものでは無いよ。 夏は安価な養殖モノが当たり前に仕入れる事が出来る為、 高価な天然モノをワザワザ仕入れなくとも店は回る、と判断されれば その程度の内容の個体しか扱わないしね。
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380 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 20:13:29.05 ID:cQtiQWY3 - だいたい「ググると普通にヒットする内容」とやらのワリに
みなさん夏場のウナギをワザワザ店に言ってきちんとカネ払って食ってるじゃないの。 それともみなさん相変わらず“源内のステマ”とやらにいまだ400年くらいの間、 凝りもせずにひたすらダマされ続けているっての? 「これも行事だから」とマズい物を眉間に皺寄せて渋々食ってんのならともかく 実際は養殖だろうと天然だろうと、みなさん「旨い旨い」と食ってるじゃんか。 江戸時代に書き残された多くの文献や絵と同じ、上半身裸という「夏場の時期」にさ。 現実は「夏より秋や初冬の方が身が厚く脂がのっている」とやらの 実際は正体不明で、「本当の旬」とやらの近年ネットで流布されているヨタ話に 都市伝説効果でダマされまくっている、というのが現実でしょ。 本当にそんな「身が厚く脂のっている」とやらのウナギは 夏の土用の丑の日の時期にはお目に掛かれないシロモノなのかあ?
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381 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 20:49:37.22 ID:cQtiQWY3 - 〜値段もサイズも3倍超 迫力の琵琶湖ウナギはなぜ大きい〜
稚魚を養鰻所の池では無く、自然下の琵琶湖に放流した「畜養」という形だが 実際は天然モノと言って良い、高価な取引でもしられる琵琶湖産だが 御覧の通り、「夏場」の時期に立派「過ぎる」といって良い個体は獲れて キチンと例年の流通に乗っている状況だよ。 これが「晩秋初冬」には更に太ってツチノコクラスの体躯になるというなら話は別だが、 あまり実際は正体不明の「本当の旬」とやらのヨタデマに振り回されるのはいかがなものかと。 https://www.asahi.com/articles/ASM7H44KPM7HPTJB01H.html
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385 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 22:56:44.52 ID:cQtiQWY3 - >>384
ウナギ釣りする人なら皆知ってる事だけどね。 冬場などウナギの味ウンヌンどころか、そもそも「釣れない」って事ぐらいさ 釣れない、獲れない魚の味をトクイ顔で語るなんざオモシロにも程が有るんだから あんま見え透いたホラ吹くんじゃないよ、ホラ吹きの知ったかクン。 夏場を中心とした時期にウナギ釣りに行き、太く脂の乗った個体を釣っては調理して その美味しさに舌鼓を打つ釣り人の動画なぞ、つべに星の数ほどうpされているじゃないの。 ・実家の庭で「天然特大うなぎ」を焼いて食う https://youtu.be/Ec3nX34d7Rw ・ウナギは水温が10℃以下になると餌を食べなくなり、8℃以下では冬眠します。 静岡県 水産・海洋技術研究所
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386 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 23:19:07.98 ID:cQtiQWY3 - >>383
>大きい鰻は見栄えするけど大味になって そもそも天然モノは養殖と違って 「大きいほど美味しい」というのが常識であるのだけどね。 間違っても普通に鰻屋が用いる一般の養殖モノと大きさを比べるべきでは無いよ。 養殖は知ってる通り40cmにも満たない大きさでも十分「商品」となる内容の 脂乗りと身付きを備えているけれど、比べ天然モノはいくら元来個体差が有るにしても 自身の経験を含め、ネットでの釣り情報を見ても60cm以上は無いと「食いでが無い」。 先に挙げた琵琶湖のウナギなど、あのクラスになると自分の地元のウナギ漁の現場でさえも 業者間で1マン軽く超えで取引されているという事だし、そもそもフツーのウナギ屋なぞより 大都市の高級日本料理店に直行とか当たり前らしいので 「大味」というのは、実際は無知と経験不足からくる見当違いな意見だね。 実際はキロ前後の大型個体から「天然」の値打ちが付くといった感が有るよ。 ↓ 日本全国の鰻の消費量の約0.2~0.3%しか天然鰻は存在しない。 養殖物が主流となった今、これこそ日本人として 自然の恵みを誇らしくなるような本物の鰻と呼ぶにふさわしいプロセスを公開する。 大鰻は厚い皮、大量のヌメリ、脂肪とゼラチン質、そしてやっかいな小骨といった組織にまず分類して考え、 一匹の魚体の中に存在する全てのパーツに的確な処理と調理法で自らの描く理想の状態の鰻に作り変えていく。 大鰻は通常での鰻の調理法では料理として食べられるところにもっていく事さえ困難であり、 セオリーはここでは役に立たずひとまず横に置いておく。これはあくまで大鰻のみに向き合ったメソッドである。 日本料理 龍吟 天然鰻炭火焼 https://youtu.be/lckYtOBTt48
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387 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 23:39:24.66 ID:cQtiQWY3 - 冬の魚は脂が乗って美味しい、と当たり前に思い込んでいるヒトは
実際は釣りどころか、普段スーパーの鮮魚売り場をウロ付くだけのヒトでしょ。 ブリやサバという青物魚は適水温30℃前後だけど、あれら青物は半分の15℃前後だ。 ゆえにウナギは捕食行動に制限が掛かり勝ちな水温だけれども、 (もっとも、周囲に餌となる生物が激減しているが) ブリなどは逆に適温ゆえに食欲旺盛でドンドン太って脂が乗る水温だ。 適温で餌をドンドン食べるから太れる、という生物基本の話であり、 それは河口のウナギと棲む環境が同じスズキも 夏が脂がのって美味しい「旬」という事を見ても納得の事だね。
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388 :774RR[sage]:2021/09/02(木) 23:41:47.83 ID:cQtiQWY3 - 訂正
×ブリやサバという青物魚は適水温30℃前後だけど 〇ブリやサバと違ってウナギの適水温は30℃前後だけど
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