- LEDヘッドライトの評価をしましょう
316 :774RR[]:2020/08/18(火) 20:38:11.70 ID:Wk3PTvt3 - ヘッドライトのカスタムといえば、バルブのLED化。ハロゲンランプの『いかにも電球色』という発色は時代遅れな感じがするし、何より暗くてナイトドライブが不安になってしまう。安全性の面からも、明るいLEDバルブへのコンバージョンはメリットばかりに思えるだろう。
そこで実際に市販のLEDコンバージョンキットを調べてみると、いろんなタイプが存在している。どれを買っていいのかわからず、とりあえず車検対応で安いものを選ぼうとするのがユーザー心理というものだ。ここで注意してもらいたいのが『車検対応』ってどういうことなのだろうか? パッケージの売り文句だけで本当に信用できるのか?? ということ。実際に車検に合格する基準をシッカリ確認しておこう。 まずはドレスアップ性を左右する色温度について。平成18年以降のクルマのヘッドライトは白色が必須となっており、それ以前までは許容されていたイエローバルブはNG。それ以前のクルマは関係ないのでイエローバルブでも問題ないが、左右とロー/ハイのすべてが同色じゃないと車検は通らない。 最近のクルマのヘッドライトは白色がマストとは言っても、どこまでが白色と判断されるのかが気になるだろう。これは検査員の主観が関わるので、明確な数値を出しにくいのが実情だ。オシャレを追求するなら青白い発色が好まれる傾向だが、7000Kに近くなるとギリギリ、場合によってはアウトだと覚えておこう。
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317 :774RR[]:2020/08/18(火) 20:38:31.00 ID:Wk3PTvt3 - 無難な色温度は6500Kで、実際市販品もコレが多い。実用面でで考えても色温度が高くなると光線が青みがかって視認性が落ちることから、白さと明るさの好バランスから6500Kが人気となっている。
6400カンデラ以上あっても車検不合格となる場合も曖昧なカットラインでは本来の明るい照射部を計測してもらえないこともある。 次に重要なのが光軸だ。平成27年9月の車検から、ヘッドライトはロービームで計測されるようになり、明るさ、色、さらに配光が問われるようになった。それまではハイビームの計測で明るければOKだったが、ロービーム計測では対向車への眩惑を抑制するための「カットライン」を重視。センサーがカットラインを基準に明るさなどを計測するため、カットラインの出ていないヘッドライトでは測定位置がわからず計測不能となってしまう。 仮に計測できたとしても、曖昧なカットラインでは本来の明るい照射部を計測してもらえないこともあり、実際には6400カンデラ以上あっても車検不合格(光量不足)となる場合もあるのだ。 最近のLEDバルブはハロゲンバルブのフィラメントと同じ位置に発光素子を配置して光軸に配慮しているが、車種によってはリフレクターとの相性が悪く、ちゃんとしたカットラインが出ない場合もある。LEDバルブを回して光軸調整できる製品も増えているので、ネットのクチコミなどを参考にしつつ、自分のクルマに合う製品を選んでもらいたい。
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318 :774RR[]:2020/08/18(火) 20:39:25.56 ID:Wk3PTvt3 - ヘッドライト用LEDバルブを選ぶとき、重要なポイントは3つ。
「壊れにくい」、「取り付けがカンタン」、「正確な配光」が基本中の基本です。 じつは、「壊れにくい」と「取り付けがカンタン」は、シンプルな構造を採用することで実現します。 「fcl.」の『LEDヘッドライト』は、シンプルかつ強靱な素材を使っているので、球切れをしにくく長寿命なLEDならではの特徴を体験できるのです。
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319 :774RR[]:2020/08/18(火) 20:40:56.95 ID:Wk3PTvt3 - 「壊れにくい」とは、製造精度の高さも必要です。そこに、パーツ点数が少なければ故障しにくくなります。
上の写真は、fcl.のH4用LEDヘッドライトです。構成パーツは、LEDバルブ、シェード、純正ヘッドライト配線と接続するケーブルの3点とじつにシンプルです。 取り付けは、まずヘッドライトユニットにシェードを固定します。爪の部分は、H4バルブと同じ形状になっていますので、カバーされている部分が下側に来るはずです。 そしてゴムのダストカバーを装着して、その穴からLEDバルブを差し込みます。このとき、LEDバルブが正しい向きに装着するために、シェードの爪とLEDバルブの溝が噛み合うようにセットするのがポイント。 最後に純正のヘッドライト配線と付属のケーブルをつないで、LEDバルブと接続すればOKです。 最近のクルマはエンジンルームの密度が高く、別体式コントローラーでは、その設置場所に困ることがあります。そのような面倒なことを考えずに装着できることも重要でしょう。
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320 :774RR[]:2020/08/18(火) 20:42:13.97 ID:Wk3PTvt3 - ここで注目したいのが、LEDバルブの冷却部分です。
LEDは発行するとチップが発熱するのですが、しっかりと冷却しないと故障の原因となります。 fcl.の『LEDヘッドライト』は、軽くて熱伝導率に優れたアルミ合金のフィンで放熱しています。しかも、ミサイル用にも使用されるほどの強度を持っているアルミ素材を採用しています。 メーカーによっては、電動ファンで冷却しているものもあります。 ところがLEDバルブの後方にあるため、エンジンルームで向きだし状態になっています。 当然のことながら、ファンは冷却風と一緒にチリやホコリも吸い込みます。 するとファンのすき間にホコリが溜まり、最終的にはファン自体が故障。LEDチップが冷却されなくなり、すぐに点灯できなくなってしまいます。 そういう点でフィンタイプは、ホコリなどを吸い込むこともないので、冷却性能が安定しているわけです。パーツ点数が少ないことも故障箇所が少なくなります。これがシンプルなパーツ構成であるメリットと言えるでしょう。
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321 :774RR[]:2020/08/18(火) 20:42:46.45 ID:Wk3PTvt3 - そしてヘッドライトとしてもっとも重要なのが配光性能です。
ヘッドライトのレンズカットどおりの配光ができないと、光が拡散して対向車に迷惑をかけたり、路肩側が見えにくくなったりします。なにより車検をパスできない可能性もあるのです。 ということでLEDバルブを選ぶときは、「壊れにくい」、「取り付けがカンタン」、「正確な配光」をよく考えてほしいと思います。 ちなみに下の写真は、向かって左側が「fcl.」の『LEDヘッドライト』で右側が純正のハロゲンランプです。 やはりLEDバルブのほうがクリーンな印象。青白すぎない光が、照らしている部分の明るさも十分に確保しています。
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