- 【取手から】いばらきRider72【北茨城まで】 [無断転載禁止]©2ch.net
757 :774RR[sage]:2017/03/14(火) 01:02:31.69 ID:OzNib6sv - 電車はない。首都圏からの直通バスもない。人が集まるのは年1回の祭りだけ――。
そんな茨城県行方市が、年間21万人が押し寄せる街に生まれ変わった。 2015年、あるテーマパークがオープンしたためだ。 魅惑のアトラクションは「サツマイモ」、虫取りや草取りもその一環だ。 パレードの代わりに客をトラクターの荷台に乗せて周遊する。 仕掛けたのはJAなめがた、農家、食品メーカーの白ハト食品工業。目指すのは、農業版ディズニーランドだ。 除草もイベント食と体験が満載 テーマパークの名前は「なめがたファーマーズヴィレッジ」。 平日でも次々とバスや乗用車で観光客が訪れる。平日は4割、週末は6割が県外客だ。 施設に向かう坂道を登ると、シンデレラ城ならぬ廃校を利用した校舎が出迎える。 施設に入ると雰囲気は一変。 商業棟では、地元の農産物や白ハト食品工業のサツマイモを使った菓子やパンがずらり。 市場には出回らない幻の干し芋もあり、えりすぐりの熟成品をそろえた「おいも熟成蔵」では、熟成干し芋のテイスティング(食べ比べ)ができる。 ねっとり・しっとり・甘〜い魅力が女性にとって「たまらない」というわけだ。
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758 :774RR[sage]:2017/03/14(火) 01:05:07.07 ID:OzNib6sv - 2階は地元農産物を使ったおしゃれなイタリアンレストラン。
サツマイモのパウダー入りのもちもちピザや「常陸牛」のサーロインステーキなどを用意。 野菜などの副菜が食べ放題で、1食1800円からとやや高めだが、毎日訪れる人もいるほど人気だ。 設備は同社が一手に引き受けた。JAの棚谷保男組合長は「まるで東京のおしゃれな店。 JAではとても見せる技術がなかった」と感服する。 800円を払うと教室を活用したミュージアムに入れる。 サツマイモの歴史や栽培法が学べ、大学芋の工場を見学でき、大学芋1パックと焼き芋1本が付いてくる。 耕作放棄地もよみがえった。サツマイモや米、梅やユズなどの体験農園が続々とオープン。 農家からの農地提供が増え、当初2ヘクタールだった農地は、今や10ヘクタールに拡大した。 夏になると、雑木林にはカブトムシやクワガタ、田んぼにはザリガニ――。 老若男女が楽しめる仕掛けが満載だ。 雇用、PRに効果 ヴィレッジで働く職員200人は、地元の雇用がほとんど。 農家やJA職員が指導し、全員が兼業農家として作業に取り組むのが基本だ。 夢の施設が誕生し、農家の所得は向上した。 JAは、施設ができる前から加工向けのサツマイモを同社に出荷していたが、出荷量は当初から3倍の1500トンに急増。 2割ほどあった廃棄率は大学芋などに加工することで5%程度に減り、「規格外品はほとんどなくなった」(棚谷組合長)。 その結果、農家の選果基準は厳しくなり市場評価は向上。 廃棄されていた芋が価値を生み、一方で市場単価も上がった。
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759 :774RR[sage]:2017/03/14(火) 01:06:03.75 ID:OzNib6sv - JAによると、ここ10年で販売単価は1キロ142円から220円にアップ。
JAのサツマイモ販売高も14億円(05年)から37億円(15年)に跳ね上がった。 こうした取り組みが評価され、JA甘藷(かんしょ)部会連絡会が第46回の日本農業賞集団組織の部大賞を受賞、 12日に東京都渋谷区のNHKホールで表彰される。 連絡会の箕輪秋雄会長は「規格外品がおいしい菓子に変わる。 都会から多くの人が来て地域が元気になった。雇用も生まれ、若者が戻ってきた。 ヴィレッジは地域の誇りだ」と喜ぶ。 棚谷組合長も「農家とJA、企業が協力したからこそ、ここまでできた。 農家の所得向上を第一に、地域の知名度アップと活性化につなげたい」と未来の農を見据える。
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- 【90乙】原付二種△小型限定【125甲】その138 [無断転載禁止]©2ch.net
202 :774RR[sage]:2017/03/14(火) 13:06:41.22 ID:OzNib6sv - >>43
都内なら隣の駅までの距離だが
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