- バイクにまつわる恋愛話 36,10th
483 :454[sage]:2011/09/08(木) 00:34:38.45 ID:/18iEozt - テスト
規制くらってます。
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484 :454[sage]:2011/09/08(木) 00:35:06.16 ID:/18iEozt - S男「ガンダムみたいなやつ。」
A男「は?二輪じゃなくて二足歩行すんの?」 S男「違う、名前がガンダムみたいなやつあんじゃん? ダムダムだっけ。ほら、」 A男「えっ、マグザム?」 S男「それそれ、カッコ良いじゃん?」
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485 :454[sage]:2011/09/08(木) 00:37:13.70 ID:/18iEozt - A男「はー?!
マジかよ。ビッグスクーターかよ!おい。 やめとけって! ATなんてつまんねーっての!」 S男「もう契約しちゃったし。 ネットでタンデムしやすいって書いてあったからさ。」 A男「はーー?! なんでそこんとこ相談してくんないの? お前、ビッグスクーターなんてバイクじゃねーよ!」 なんて言ってたA男は、 後日マグザムに乗って、 その快適さ、 その優美さ、 その便利さ、 その楽しさに惚れ込むのであった。 A男「S男、お前これ飽きたら俺に譲ってくれよ。」
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486 :454[sage]:2011/09/08(木) 00:38:07.75 ID:/18iEozt - 寝ます。
また明日の朝。
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490 :454[sage]:2011/09/08(木) 10:07:17.30 ID:/18iEozt - 月曜日、朝8時30分。
とあるコンビニで、2人で朝食を食べていた。 A男「そんでさ、M子に会ってどうするの? なんて言うの?」 S男「とりあえず、謝ろうと思う。 そんで、なんで福島に帰ってきたのか聞いてみる。 そっからは、わかんない。 もしかしたら土下座してでも寄りを戻す様、お願いするかもしれないし、 もしかしたら、そのまま、そっか。って帰るかもしんない。」
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491 :454[sage]:2011/09/08(木) 10:08:07.92 ID:/18iEozt - A男「お前さ、本当に今日行ってスッキリ解決ハッピーエンドになるの?
今ならやっぱやめるって出来るよ? その場合、罰として俺がマグマグちゃん貰うけど、」 S男「ハッピーエンドになるさ。 お前には真実を見てもらって、彼女の純愛と、俺の男としての生き様を見て貰うんだよ。 そして子孫に語り継げ!」 A男「まぁ俺は気軽にツーリング気分で、ついて行くから。 安全運転で宜しく。」 予定通り、9時に出発しM子に会いに福島へと向かった。
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492 :454[sage]:2011/09/08(木) 10:08:45.09 ID:/18iEozt - きっと、S男は最後にM子を一目見たかっただけだと思う。
バイクで行く事にしたのは、約束よりも、自分なりに努力をしてM子の所まで辿り着きたかったのだと思う。 まぁ、何だっていいさ。 ツーリングに目的も、経緯もいらないさ。 ただ走る事を楽しめれば、S男の心も晴れるさ。 そんな事を考えながら、バイクを北上させた。
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500 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:19:22.16 ID:/18iEozt - ただいま。
>>495 時間の穴埋めありがとうございます。 >499 前スレの話見てくれたら俺(A男)の事は分かってくれるかなと、 S男は色々抜けてるけど、サッカー少年だったから熱いところある。 顔は関ジャニ系らしい。 年齢は当時3人とも21と22だよね? M子はこれから出てくるから控えるけど、猫顔で可愛いよ。 こんな感じで大丈夫でしょうか? また質問して下さい! では、続き
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501 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:21:14.06 ID:/18iEozt - 道中はほぼ高速道路だけど、なんだか旅行気分でSAでは大分はしゃいだ。
休憩の度に、何か食って何か飲んで、 そのせいでトイレ休憩も多く時間は押してしまっていた。 高速を降りたあとも道に迷ったりして、M子の実家付近についた頃には、19時を回っていた。
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502 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:23:51.89 ID:/18iEozt - かなり田舎。
S男「この家だな。」 庭が広くて、なかなか豪邸。 田舎のばーちゃん家って雰囲気。 A男「中にいるんじゃね?めっちゃ灯りついてるし。 どーする? 突撃?」 S男「あー、やべえ。緊張してきた。 どうしよう。どうするべき?」 A男「知らねーよ! ピンポーンして、学生時代の友人ですけどM子さんいますかって聞いてこい。」 S男「うわ〜。変な人に思われないかな〜。」 A男「すでに変な人だよ!行ってこい!」
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503 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:26:39.70 ID:/18iEozt - S男は一人で玄関に行き、インターホンを押した。
影から覗き込むA男。 出てきたのは、母親らしき人。 2ことくらい交わしてS男が戻ってきた。 S男「M子はバイトだって。 そろそろ帰ってくるらしい。 電話する?って言われたけど拒否っといた。」 A男「ならここで待っとくか。」 A男はしばらくぼーっとして、 S男はうろちょろしてたら、 遠くから一人の女性が歩いてきた。
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504 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:28:29.23 ID:/18iEozt - A男「うわっ!ちょ、あれじゃね??」
A男の印象はロングのM子だったが、ショートカットだった。 S男「あっ、間違いない。」 A男「やっべ、じゃあ俺存在消すから!じゃな!頑張れよ!」 S男「は?おい!」 A男はバイクにすぐに跨り、一つ奥の路地を曲がった所に移動した。
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505 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:43:16.97 ID:/18iEozt - だんだんと、M子が近づいてくる。
10mくらいまで近づいて、 M子がS男の存在に気付いた。 高まるS男の鼓動。 膨らむA男の期待。 見開くM子の瞳孔。 M子「え?S男くん?」 S男「よぅ。」 M子「え?なんでいるの?」 S男「なんか、急でごめん。 M子が福島帰ったって知ってさ、なんか釈然としなくて、来た。」 M子「え?あ、そうなんだ。」 S男「ちょっと、話しない?」
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506 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:44:35.84 ID:/18iEozt - M子「あ、うん。
ここだとなんだし、公園でも行く? ちょっと荷物置いて来ていい?家ここなんだけど、、、。 知ってて来てるか。」 S男「年賀状頼りに来たんだ。 あっ、実はA男も来てるから呼んでくる。」 M子「え?うん。え? わかった。」
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507 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:45:29.49 ID:/18iEozt - S男「A男。公園行くことなったから。とりあえずお前も移動しよう。」
A男「え、俺も行くの? じゃあとりあえず移動すっか。」 M子が家から出てきた。 M子「あっ、A男くん久しぶりw」 A男「久しぶり。 元気してた?」 M子「うん。まぁまぁかな。」 S男「行こう。」 3人で、ほぼ無言で公園へと向かった。 A男とS男はバイクをひいこら押して移動した。
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508 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:50:00.98 ID:/18iEozt - 移動中。何を考えていただろう。
S男は話す内容を考え、 M子は現状を整理し、 A男は公園までの距離を考えていただろう。 しかし、考えるほどの距離でも無かった。 駐車場のある公園。 カブトムシでもいそうな雰囲気と匂いがした。 A男「公園ってここ? じゃあ俺、コンビニでも行っとくわ。」 S男が行くな的な視線を向けてきたが、S男の為に、心を鬼にして、 逃げた。 A男「じゃ!(コンビニとか。どこあるか知らねぇし。散歩でもしとくか。)」 S男とM子は、近くにあったベンチに座って話を始めた。 M子「バイク。買ったんだね。」 S男「うん。約束したからさ。」 M子「うっ、うん。」
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509 :454[sage]:2011/09/08(木) 21:56:02.79 ID:/18iEozt - 切りが悪くて書きすぎた。
また明日の朝に続き書きますね。
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