- Brompton 87
402 :ツール・ド・名無しさん[sage]:2020/02/19(水) 18:13:46.06 ID:1RhX/HU9 - くそださピストがオシャレw
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- 【不良】ロード人気が急降下中だけど14【在庫】
870 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:39:00.21 ID:1RhX/HU9 - 夕暮れ時、あるいは夜、けっこうジョギングをしている人を見ます。そのほとんどの人がイヤフォーンをしている。
どうも自分がいる世界に耳をふさいでジョギングをしているらしい。 都心のお濠の排気ガスのすごいところでも見かけるので、あまり『いい空気』は関係ないらしい。 私は自転車で走る時も、出来る限り排気ガスの少ない、緑の道を走るように心がけているので、幹線道路を飛ばす というようなことは、何か急ぐ事情がない限りはしません。 登山家とハイカーは、その点ちょっとスタンスが違うと思う。 山の中でハイカーが両耳にイヤフォーンをして歩いているのを見たことがありません。 ここ15年ぐらい、自転車でヘッドフォンステレオをして乗っているのをけっこう見かけます。 10年ほど前、ある自転車雑誌で副編集長だった人が自著でそういうスタイルを奨励しているのでビックリした。 それは危険だし、本来法に触れるでしょう。 私は自転車は自然あっての自転車だと思っている。 『最新のコンポーネンツが付いているロードで飛ばせれば、自然環境はどうでもいい』という気にはなれない。 それは公道で飛ばす自動車族と似たメンタリティだと思う。 ロードレーサー・ブームが来て15年ぐらい。 その間にロードレーサー系の自転車のライターが自然環境問題、自然環境破壊に対するコメントをしたものを読ん だことが一度もありません。少ないのではなく、一度もないというのが私には興味深い。 これは時速300kmを超えるモーターサイクルを礼賛する人とそういうロードレーサー系には似た立ち位置があると私は感じています。 あるビルダーが「おすすめのサイクリング・ロード」にうちの近くの尾根環状線をあげていた。 みんな自動車で70km以上で飛ばしていたり、長い40フィーターのコンテナを積んだロングロリーが走っている。 私はほとんど走りません。モーターサイクルのエンジンを自分に置き換えて飛ばしているのと本質的に変わらない。
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871 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:40:56.73 ID:1RhX/HU9 - 私はここで自転車をやっている人のタイプは大きく2つに別れると考えています。
300km超えのモターサイクルの話をある雑誌の編集長に話したことがある。 「そんな速度は必要ないし、非現実的でしょう?」 「いや、そんなことはないょ。東北の方へ行ったりするとサ。」 「編集長は東北へ行くと300km出してるんですか?」 「そんなには出さないけど、200ぐらいはだしたことあるよ。 そういう時の安心感があるんだよ、そのくらいのバイクの性能は余裕のためなんだよ。」 「それは反社会的行動でしょ。」 「そう言われればそうなんだけど、科学技術ってのはそういうのがないと進歩しない。」 まったくかみ合いませんでした。 昨日、路上カフェで元テストライダーの人と珈琲を飲みつつ、行き交う乗り物を見て彼が言った名言。 「どれも走っているのは最高の技術のものじゃないですか、でも信じられないくらいカッコ悪いですよね。」 私は爆笑した。 いま、ドイツのベイロンは時速400km以上出る。そのタイヤはタイヤだけで日本製自動車が数台買える。 さらに4人乗りを開発中だそうです。 それって、ヒトラーがアウトバーンを作り、国民車を設計させ、ローゼマイヤーに速度記録を打ち立てさせよう と考えていた思想の延長線上なのではないか? A.エリック.M博士が『ドイツ車は多かれ少なかれ、根底にヒトラーの脳波を受け継いでいる』と 彼のかかわった自動車の45周年のスピーチで言ったことは、じつに的確だったと思う。
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872 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:44:46.52 ID:1RhX/HU9 - >>847>>849
ジョギングでは着地の時ごとに、腰と膝に衝撃がかかっているわけで、中高年にはこれがやさしくない。 ロードレーサーに乗るのも、固い高剛性のフレームに頑固なクランクでは膝をやられるのが知られてる。 ツールの選手でも膝が痛くて勝てなくなったり、万年2位だったり、シャンゼリゼまでたどり着けず毎回途中放棄の人が、 多くの場合膝をかなり悪くしていたのがわかっています。
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873 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:46:49.48 ID:1RhX/HU9 - ギア比を低めにして、ペダルを回す回数をあげ、やや息があがるくらいの乗り方を部分的にいれれば、
それほどの距離を乗らなくても良い運動になると思う。 10kmを歩くのと、低いギアで10km平地で自転車に乗るのと、 アウター54Tでゆっくり回してロードレーサーで流して平地を10km乗るのでは、 あきらかに運動量がロードの方が少ないと思う。 だったら、中高年になってから、どうして運動用にロードに乗りますか? たしかに本格的に山坂を乗れば、ロードの方が運動量はあるでしょう。 しかし、いままでそういう車両に乗ったこともなく、50歳過ぎていきなりロードというのは、私はどうかな?と思うのです。 私は中学の時にはすでにチューブラーのロードレーサーに乗っていましたが、今は逆に降りている。 それは反応速度や動体視力などが落ちていることもあり、ほかにも突然負荷をかけたり、頑張ったりした時の 血管などの肉体的限界が変わっているということもある。 いままでやってきた人でもそうなのに、そこへいままで経験のない人が高齢になってから未体験のロードレーサーに乗るのは危険だと思っている。
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874 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:48:58.58 ID:1RhX/HU9 - なんでもある政党の要職にある方が、自転車事故で頸髄を損傷して手術入院中とのことです。
現在の50歳代〜70歳ちょうどぐらいまでの団塊世代のそういう事故はこのごろよく聞く。 その政治家の方はこれで自転車事故で新聞沙汰になるのは2回目。 『健康管理』にロードレーサーである必要はない。もっと『速度の危険の少ない運動は自転車にもある』。
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876 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:50:34.66 ID:1RhX/HU9 - その方、高級ロードレーサーに乗っておられたので、私と縁浅からぬ輸入問屋に、
明日テレビに出るので、今日のうちに、ロードレーサーとおそろいのヘルメットが欲しい、と秘書を派遣し、 さらにそこになかったので、埼玉の倉庫まで取りにゆくところに私はたまたま居合わせたことがある。 どうも私が見るところ、団塊の世代には 「スポーティーなものはカッコイイ」という盲目的な思い込みがあるように見えてならない。 自然体、そして無事故。これが基本でしょう。底光りする中年・初老がカッコ良いと思う。
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878 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:53:02.23 ID:1RhX/HU9 - 雑誌にたくさんレーサーが載っていても、その部品構成がほとんど似たり寄ったりなので、何台見ても変り映えがしない。
今は同じようなロードレーサーが並び、その1年落ち2年落ちのモデルを安売りするショップのSALE広告ばかりの、 『束ねた広告』のようになっている。昔の面影はない。 いろいろと考えるところがある。長年ウーゴは広告には必ずカンパの部品を付けた車両を出していました。 ところがこの広告は日本製が付いていた。 ホイールはピニンファリーナとありますが、数年前からピニンファリーナはインドの財閥マヒンドラの会社でしょう。 つまり、イタリアのフラグシップのレーサーを買っても、部品は日本製、台湾製が入って、ホイールはインドの財閥のものだということだ。 これがグローバリズム。 ようするに、ロードレーサー以外に選択肢がなくなって、そういうものをやりたくない人は自転車趣味に入ってこない。 そして趣味人口が減り、やっている人たちは非常に『偏心の人たちばかりになる』。 日本でもヨーロッパのツールやジロは一般の新聞やテレビでやらなくなったわけですが、それは、そういうものが 『一般の人たちの興味を引くものでなくなった』と言うことがあると思う。 荷物も積めない自転車でサドルから伸ばしたところへむりやり荷物を積み。 見ると多くの人が『着たきりスズメ』で着替えも持っていない。 悪いけれど、尊敬すべきスタイルがない。
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881 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:56:09.68 ID:1RhX/HU9 - 自転車に乗って『坂道を爆コギで登る、坂バカ乗りをする』と、どうなるか?
そういうシーンでは、だいたい人間は体重の3倍のちからで踏み込める。 そうやっているとき、『高剛性のフレーム、高剛性のクランクだったらどうなるか?』 たとえば、固い樫の木の板があったとする。 それをチェーンでぶら下げて、1cmでも2cmでもこぶしで殴った時動くのと、 しっかり固定されていたのとでは、自分の手に来る反動はまるで違う。 1cmでも板が逃げるのであれば、自分の腕へのダメージは減らせる。 固定されていたら、自分の指が壊れるだろう。 これは私がいつも言っている『泥の上へ塀から飛び降りるのと、セメントの上へ飛び下りるぐらいの差がある』。 高剛性のフレームとクランクに乗るというのは、そういうことだ。 実際に、そういう車両を販売している人で、膝を壊している人やインプレ・ライダーでひざの手術を何度かしている人はけっこういる。 膝に違和感が来たら、フロントのスプロケットを小さくするように私は若手には言う。 出来れば、同時に、膝がかなり痛くなってしまったら、しばらく乗らないか、テニス・シューズのような、りきんだ力を吸収する靴で、両面踏みのペダルで乗ることをすすめる。
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882 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 18:58:29.94 ID:1RhX/HU9 - さて、そんなことをやっていたら、『RAKUダ乗り』の人のことを思い出した。
あの方、下駄をはき、背中を丸めて前かがみになって歩くのが『進化の方向』とあまのじゃくなことを書いていました。 背中を丸めていれば首の重さ(頭は体重の3分の1ぐらいある)を支える首への負担はたいへんなものになる。 首への負担は前傾の強いドロップの宿命でもある。 しかも首を起こして、前方視界を確保すると、天井画を描くミケランジェロのような姿勢になる。 ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂を仕上げた後、終生首の問題に悩まされたのは有名な話だ。 円蔵さんの言うように、首に負担がこないように背中を丸めて、腰を出してS字カーブにすると、今度は内臓が圧縮される。 ヨーガと真逆のことを言っているな、と私は立ち読みで済ませて買いませんでしたが、 『こんなことがかつては言われていたが、、」と云う参考にするかと思ってみてみたら、ネットでは大量に売り物があり、 100円ぐらいにしか評価されていなかった。 しかも、理想とするのがドーピング・アームストロングだったわけで、アームストロングと同じ走りをするには、 自分の血液を抜いて温度を下げて保存し、ここぞというときに輸血してヘモグロビンを増やすような危険なことをやって、 血液が酸素を運ぶ効率をあげねばなるまい。 RAKUダ乗りのひとはネットでずいぶん悪く言われているが、しかし、その太鼓をたたいていた雑誌も本来は同罪なのではないのか? 私は少々彼が気の毒になった。
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884 :ツール・ド・名無しさん[]:2020/02/19(水) 19:01:27.40 ID:1RhX/HU9 - 病米利香で『ワイルド速度』のような映画が作られる背景を考えてみるとよくわかる。
オードリー・ヘップバーンの『サブリナ』に出てくるクルマ。 『バークにまかせろ』に出てくるRR。あるいはイタリア映画『昨日、今日、明日』に出てくるクルマ。 飛ばすとか、破壊的な乗り方は一切無い。 そういうことをするのはギャング映画ぐらいなものであった。 私は『病理』が出ていると思いますね。 これは、私は『戦闘機メンタリティ』と呼んでいる。 最近の500馬力、2000馬力とか、無意味なパワーがあると、 自分は『宇宙戦争』でヘロヘロに病気になって、円盤から降りて来る火星人のようにひ弱でも、 クルマはそういう人には一種のパワースーツなので、欲しいと思うんでしょう。 これはロードレーサーも似たようなところがある。 普通の人は電動アシストに乗り、それを追い越して『オレは強い〜!』と雄叫びをあげる。 ツーリング車に乗っている人は、もとより競う考えはない。 目的地に無事につく、最晩年まで元気で乗る、それしか考えていない。 それを追い越して『オレは強い〜!』もないものだ。 あおりも似たようなもので、『オレは巧い〜!』だったり『オレは速い〜!』だったり、 乗り物によって自我肥大しているのだろう。
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