- 羽生善治は大山康晴に追いつくことができるのか?★27
324 :名無し名人[sage]:2021/01/04(月) 15:40:58.07 ID:HeXTAJM7 - この手が良かったと言われている手をソフトに読ませたら悪手だったなんてことはどの棋士にもある
繰り返しになるが悪手には2種類ある 相手に最善手を指されると敗着になりかねない悪手@と、敗着になりかねない相手の悪手を咎めることができる最善手(好手もしくは好手順)を逃してしまう悪手Aだ プロ棋士の棋譜を解析しても@とAの悪手がセットのように連続することが極めて多い これにも例外があってソフトの解析が浅いだけということもあるし、ソフトが深く読むから指摘できる悪手で実際にその通りに指すのは不可能に近いこともある それだけ将棋は奥が深く将棋に悪手は付き物だ だから、悪手例をとりあげても棋士の評価はできない Aの最善手を逃してしまう悪手は敗着になるわけではないし、@の敗着になりかねない悪手も咎められなければ敗着にはならない つまり、ソフト解析はどの手が敗着でどの手が好手だったかを知ることはできるが強い棋士かどうかまではわからない 悪手を指しても相手に咎められてしまうことが少ない棋士や、相手の悪手を咎める確率が高い棋士が強い棋士ということになる 結局はタイトル戦を制している棋士が一番強いということになる 時代が違う棋士もこの方法で比較する以外に方法はない 今の時代のほうが進化しているといったことは一切無視してよい 知りたいのは大天才か並みの天才か凡人かということであって、今の時代だけ大天才が二人も三人もいるということは想定し難いからだ 将棋人口から推察すれば大天才がいた確率は大山時代のほうが高い 実際大山は大天才にふさわしい実績を残しているので、どの時代に生まれても最強棋士になったに違いない
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