トップページ > 将棋・チェス > 2020年01月04日 > zfPsIOeI

書き込み順位&時間帯一覧

36 位/884 ID中時間01234567891011121314151617181920212223Total
書き込み数0000000001020000000100307



使用した名前一覧書き込んだスレッド一覧
◆f7OmZ9ucu2
最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2

書き込みレス一覧

最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2
684 :◆f7OmZ9ucu2 [sage]:2020/01/04(土) 09:28:54.58 ID:zfPsIOeI
最後にA級棋士を検証する
なお、前回Bクラスの表でレート欄を換算レートと表記してしまったが、あれはEloレートの間違いである
最初に95年のレーティング3位だった谷川(当時王将)とレーティング5位だった村山聖八段だが、一致率のデータ的にはもう少し上でも良さそうに見える
しかし、そこは注意が必要だ
例えば谷川王将はすぐ上にランクされている佐藤天彦九段と勝局一致率も敗局一致率もほぼ同じ棋士だ
一致率だけが佐藤天彦九段を上回っている
つまり、勝率の違いのせいで谷川の一致率がよく見えている
A級棋士全体を比較しても95年のA級棋士の勝率より現A級棋士の勝率が悪いことがわかる
これは、2019年のほうが上位棋士の層が厚くA級棋士でもレーティング12位以下という厳しさのせいだ
そこに超弩級の棋士が渡辺豊島と二人もいるのだからたまらない
勝局一致率と敗局一致率で比較すると一致率が高い村山聖ですら16位の糸谷辺りの位置が正しいようだ
その他、95年のA級棋士は現在の佐藤康光九段より実力が下の棋士であった
これは中原や米長が格下の棋士だったというわけではない
95年のときは中原48歳、米長52歳だった
最強時よりレートにして既に中原は180、米長も100以上落ちている
それでもまだA級でいられたのは谷川世代の谷川高橋以外の棋士が彼ら以上に棋力が下だったからだ
その結果、25歳以下の棋士がレーティング上位を占めてしまう特異な時代となり、その象徴的な出来事が羽生の七冠だった
そういうわけで一見すると95年の羽生七冠は現棋士レート2位の豊島より一致率のデータ的には上に見えるかもしれないが、これまで95年の棋士を検証してきたことから推察するに25歳羽生の一致率の高さは相手に恵まれた高勝率によるものだったといってよい
勝局一致率、敗局一致率で比較する限り今の羽生九段のほうが95年の羽生九段より勝っている
95年のレーティング2位の深浦五段より強い棋士が20人いて、その頂点に渡辺三冠がいるという現棋士レーティングのレベルの高さを加味すると今の羽生九段でも25歳という弱輩の頃の羽生より弱くなったとは言えない
弱くなったように見えるのは95年時より強い棋士に囲まれているからだけかもしれないのだ

https://i.imgur.com/mftAYkq.png
最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2
685 :◆f7OmZ9ucu2 [sage]:2020/01/04(土) 11:41:22.96 ID:zfPsIOeI
1964年と2019年の棋士の一致率データを対抗形のデータに変更してみたがデータ数が少ない棋士が多く検証は不可能なようだ
なので、1964年の棋士の検証可能な現棋士レーティング化は無理という結論になった
したがって、年間の課題にしてきた統一レーティングの試みの成果は>>654に貼った表だけを正式なものと決定したい
今後この表が役に立つのは、暦年で調べたい棋士がいたら年間30局以上解析したデータをこの表と照合しておおよそのレートを推定できることだ
相手一致率なしのデータでも順位戦等のランクが似た棋士で比較すればよい
つまり、>>664,683,684の表を有効活用するといいわけだ
しかし、こうした総合レーティングでは棋力が正当に評価されない棋士がいる
それは振り飛車党だ
対抗形の一致率は>>638で示したように平均で3.8%低くなっていた
ということは、一致率が低い振り飛車党も相手棋士も振り飛車党相手に指すときは一致率が低くなるので十分勝負になるのだ
レーティングにしても年間勝率0.70の棋士が年間勝率0.55の棋士より高くなるのが普通だが、年間勝率0.55の棋士が誰が相手でも0.55だったらと仮定してみるとどうか
この棋士は総合レーティングでは絶対に1位になれないしタイトルも取れないだろうが最強棋士といえるのではないだろうか
こうした棋力を見分けるには別の強さの指標が必要だ
それは一致率でもレーティングでも年間勝率でもない
それは勝ち越し率という新たな指標になる
勝越し率 = 勝ち越した相手数(年間) ÷ 対局した相手数(年間)
今年はこの指標を過去1年間の成績で棋士ごとに調べることを課題にしたい
同時並行的に最も関心がある疑問「羽生が一番強かったのはいつなのか?」に答えるために引き続き暦年の一致率の解析に取り組みたい
最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2
686 :◆f7OmZ9ucu2 [sage]:2020/01/04(土) 11:44:29.52 ID:zfPsIOeI
全棋士の一致率解析はこれをもって終了する
手探り状態で始めたもののこうした研究への先鞭をつける役目は果たしたのではないだろうか
もとはというと、ソフトを用いた先行研究があまりにも疑問点が多くそれへの不満というよりはそうした発表を盲目的に信じ込む諸君への腹立ちが動機だった
いくら疑問点を指摘してもハナから思考を放棄してくる知的水準の低さを嘆くのではなく、こうした研究をするべきではないのかという提案を自分でやってみるしかなかった
この先は見様見真似でも是非探求を新たに継続する人が出てくることを願っている
最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2
688 :◆f7OmZ9ucu2 [sage]:2020/01/04(土) 19:21:58.26 ID:zfPsIOeI
>>687
対局数が多ければ多いほど、相手棋士数が多ければ多いほど理論的には99%棋力と一致するだろうね
棋力を勝率で定義するならね
実際には十分と言えない対局数だから偏った要因を排除できないだけだよ

>理論上は99%棋力と一致する
>実際には様々な要因が絡むからかなりの誤差がある棋力測定だ
最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2
691 :◆f7OmZ9ucu2 [sage]:2020/01/04(土) 22:12:04.87 ID:zfPsIOeI
>>689
対戦相手との棋力差を予想できる勝利確率で定義するということだよ
Eloレーティングはそれが可能となる数学的な裏付けがあるシステムなので「イロレーティングの仮定が成り立つことの理論的な根拠はないと思う」ならwikiのページの編集者に意見したら!
最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2
693 :◆f7OmZ9ucu2 [sage]:2020/01/04(土) 22:40:24.50 ID:zfPsIOeI
>>690
近日中に研究レポート方式で概略をまとめるべきかな
研究意欲とまとめる意欲は別だからね
需要があるようには見えないしね
まあ、ここまでやったんだから何とか1週間後か2週間後には形にしないとダメだろうね
最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2
694 :◆f7OmZ9ucu2 [sage]:2020/01/04(土) 22:47:34.86 ID:zfPsIOeI
>>692
俺は「仮定」などと一言もいっていないよ
「イロレーティングの仮定が成り立つことの理論的な根拠はないと思う」
「矛盾だな
すでに成り立つことが分かっているものを仮定とは呼ばないよ」

これはどっちも言っているのは君だからね


※このページは、『2ちゃんねる』の書き込みを基に自動生成したものです。オリジナルはリンク先の2ちゃんねるの書き込みです。
※このサイトでオリジナルの書き込みについては対応できません。
※何か問題のある場合はメールをしてください。対応します。