- 最新ソフトで棋士の指し手一致率を調査した結果 2
70 :名無し名人[]:2019/08/27(火) 01:15:21.67 ID:KcGblsp/ - >>62
勝率のみで考える式に近いというのは長所でも短所でもなく単なる事実 式を変型すると自分の一致率を基に変数を求める部分は (0.65+勝率×0.18)×1743×{実測一致率/(勝率×0.84)+(敗率×0.65)}となる つまりあなたが意図してようが意図していまいが勝率でまず変数を出して実測一致率で補正するという形になってる で、「実測一致率/(勝率×0.84)+(敗率×0.65)」でどれくらい補正がかかるかというと一致率が変わるとレートが17.4変わる 24人の内2%(レートにして35)以上補正されているのが6人、3%以上補正したのがその内3人 レートにして藤井61、佐藤天-77、山崎-87 一致率による補正影響はこの程度で、かつ>>55で見たように補正により精度が上がっているかどうかも微妙
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83 :名無し名人[]:2019/08/27(火) 15:09:20.30 ID:KcGblsp/ - >>81
一致率の最大の欠点は対戦相手の強さによって大きく変わって来てしまう事 なので時代が違うと対戦相手の平均レベルがわからないので比較ができない Eloレーティングは初期値を1500等で仮置きすると適正なレートに落ち着くまで時間がかかるが、WHRを使えばその問題は解消される 単純に>>46の式を使っても凡その強さはわかる 一致率を調べるまでもなく圧倒的に簡単に算定できる上に精度もどちらが上かわからない
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85 :名無し名人[]:2019/08/27(火) 15:26:53.25 ID:KcGblsp/ - >>80
レーティングは時代が異なると完全には同一視できなくなる可能性という問題点があるが、実際にどこまでズレるかはわからない 山下論文のP11の図3、図4を見ると一見インフレしているように見えるが谷川・加藤の推移を見るとそんな事はなく実際に上位棋士のレベルが上昇した可能性が高そう (仮に200近くインフレしていたら現在の谷川が昔の新人で全く伸びなかったプロレベル、引退前の加藤は街のアマチュアレベルという事になってしまう) file:///C:/Users/%E6%B5%85%E4%BA%95/Downloads/IPSJ-GPWS2014002%20(2).pdf なおレーティングがインフレになるというのは誤った俗説で、新規にプロ入りするレベルははどうか、全体の人数の増減はどうかによってインフレになる場合もデフレになる場合もある 実際に自分でモデルを作って検証すればわかる また戦術の進化等による全体のレベル向上があればそもそもインフレしているのが正しい
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86 :名無し名人[]:2019/08/27(火) 15:54:53.04 ID:KcGblsp/ - >>76
平均悪手が少ない順に並べてもレーティングのように並ばないというのはどこにある情報? あと「平均悪手」という単語は「平均悪手率」なのか山下論文で使っている「平均悪手点」の意味なのかどちら? 「平均悪手点」の意味であれば山下論文の図11で少なくともレート2700〜2800程度までは相関してる事を示している レートがそれ以上の場合の「並ぶか」という厳密な検証はなされていないが、少なくとも表20を見ると「並ばない」結果にはなっていない
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88 :名無し名人[]:2019/08/27(火) 16:13:03.35 ID:KcGblsp/ - >>87
仮にレーティング1800の実力を持つ者がプロ入りして来た場合1500→1800になる為には差額の300点を全体から奪い取る事になるのでデフレになる 新人プロの実力は平均すると1500より上なのでこれがデフレ要因 最終的に彼らが平均して1500以下の実力になって棋士総人数が不変ならばデフレ要因はなくなりインフレ要因だけが残るが、実際には人数は増え続けているのでデフレ要因とインフレ要因のどちらが上回っているかわからない これ以上はスレチになるのでレーティングスレがあればそちらに行くよ
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