- 級の質問に段が恐縮して答えるスレ12
25 :名無し名人[sage]:2012/08/21(火) 05:59:52.99 ID:XREr48IR - >>24
対策としては菊水矢倉〜ミレニアム、銀冠というのが一つの定番です 相手の飛先交換を利用するなどして銀冠に組み替えられれば作戦勝ちといえます この作戦の場合、攻め筋というよりは、作戦勝ちから優位を拡大していくというのが理想的な勝ちパターンでしょうか 最終的に煮詰まってくれば玉頭での勝負になりやすく、そうなれば菊水矢倉や銀冠の方が強いということです 角筋でやられてしまうのは、角筋に自玉が入ってしまっているからで、 菊水矢倉ならその心配はありません 右玉側の対策として85歩を保留して、85桂から桂交換を狙って打開を図る指し方がありますが 知っている限りの情報では明確な結論はなく、難解といった感じです この戦いについては南の右玉くらいしかまともに扱っている棋書を知りません 必ず役立つプロの常識にも記述はありますが、右玉側の85歩保留についての記述はありません 二段
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30 :名無し名人[sage]:2012/08/21(火) 15:41:59.04 ID:XREr48IR - >>29
それ以外に振り飛車が自在なら、ほぼ無理なく指せます 例えば先手なら、 76歩 84歩なら矢倉 76歩 34歩 66歩 84歩なら矢倉 76歩 34歩 66歩 62銀なら石田流 77歩 34歩 66歩 32飛なら相振り飛車 といった具合で、橋本八段や谷川九段が得意としています この場合、後手番なら飛車を振れば問題ありません 要するに振り飛車党が矢倉を指せるというだけなので、無理がないのは当たり前なのですが もし居飛車党が矢倉しか使えないのなら、かなり危険と言えます 76歩 34歩 26歩に後手が矢倉を目指せば 本来後手番用の作戦である急戦を先手で使える、25歩と決めれば33角を強要できるなど 通常より先手の自由度が高く、選択権は常に先手にあり、その全てに対応できなければならないとハードルが高く この形を扱った矢倉の本はほぼ皆無なので、自分で研究する必要があります また、単純にいきなり角交換されただけでも困ります 76歩 34歩 26歩に対する作戦がないというのが問題なので、角換わりを覚えることでほぼ解決します 出来れば横歩取りも使えた方が作戦の幅が広く理想的です 二段
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31 :名無し名人[sage]:2012/08/21(火) 15:52:39.57 ID:XREr48IR - 書き忘れたので追記します
先手番でも矢倉しか指せない場合、 76歩 34歩に66歩とする必要があるので ここで飛車を振られた場合も角道を閉じた状態で居飛車を指す羽目になり 居飛車党としてはつまらない展開と言えます これを解決するためには 76歩 34歩 26歩と突くことが出来る作戦が必要となるため やはり角換わりと横歩取りを覚えなければなりません(後手に選択権があるので両方が必要) 一応、一手損して後手番の角換わりに合流するという緊急避難的な作戦はありますが 少しもったいない感じがするので、やはり横歩取りも使えるようにしておくべきでしょう
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36 :名無し名人[sage]:2012/08/21(火) 17:52:35.74 ID:XREr48IR - >>35
先手番の場合は、飛先不突き矢倉の放棄 及び後手に飛先不突きの権利が発生する損があるでしょう 具体的には右四間飛車にされた場合などに手が遅れ、大きな損となります かなり苦しい展開を強いられるでしょう 後手番の場合は、先程も書いたように急戦に細心の注意を払い、 作戦負けを可能な限り避けるように進めなければなりませんが 具体的にこうすれば潰せる、といった手順は知りません 佐藤康光九段がそのような将棋を指して勝っているのを見たことがあるので、 しっかり研究すれば互角に戦えるかもしれません ただし、通常よりも先手の選択肢は多く、難しいということは事実です
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37 :名無し名人[sage]:2012/08/21(火) 17:56:02.17 ID:XREr48IR - 失礼しました
今は佐藤王将でしたか
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- 谷川の1215勝と羽生の1215勝どちらが早いか
419 :名無し名人[sage]:2012/08/21(火) 19:32:44.68 ID:XREr48IR - 誰が得するんだそれ
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