- 【ワッチョイ】巨人若手の選手議論スレ【317人目】
122 :代打名無し@実況は野球ch板で (スププ Sdfa-xTSh [49.98.53.207])[]:2020/04/07(火) 07:33:49.43 ID:EDxW3r/jd - すると――。
翌朝、肘の痛みはさらにひどく、全く動かすこともできなかった。そこで、キャンプを切り上げて、東京に戻ることになった。いくつか病院を回ったが、痛みの原因は不明。ようやく館林にある病院で症状が判明した。 「靱帯がない、と言われたんです。靱帯が切れていると。もう尋常じゃないぐらい痛かったので、軽症ではないなと思っていました」 この年の4月26日に辻内は靱帯再建手術を受けた。いわゆるトミージョン手術である。 「手術を受けた後って、自分の腕じゃないみたいな感覚なんです。ボールを投げていいよって渡されて、ふわっと投げてみた。 そうしたら、投げ終わった後、肘の辺りがビーンっと振動しているような嫌な感覚があるんです。その後、リハビリしても、その痛みはとれない」 それからは痛みとの闘いだった。 「手術の後、リハビリをして投げたら、151キロ出たんです。スピードが落ちなかった、良かった、と思っていたら、次の日、痛みで投げられない。 もう激痛です。それが3週間ぐらい続く。リハビリをして良くなったら投げるとまた痛くなる。その繰り返しでした。この痛みって取れないんだと思いました」 ■解雇をまぬがれるために投げた最後の日々 ある時期から、自分はプロにしがみつくためだけに投げていたと辻内は明かした。 「プロ入り5年目ぐらいに結果が出ていないとクビになるわけです。だから(シーズン終了後、秋に二軍選手を主体とした)フェニックスリーグとかで速いボールを投げないといけない。 そのときはクビになるという恐怖もあって腕が振れる。シーズン中投げられなかった150キロが出たりするんです。痛みはありますよ。 フェニックスリーグへ行く前に、肩と肘に痛み止めを打ってもらってました。それで2、3週間は持つので投げられる」
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