- 広島東洋カープ part4351【ワッチョイ】
645 :代打名無し@実況は野球ch板で (ワッチョイ a360-E651)[sage]:2017/12/14(木) 01:11:12.75 ID:pFqNM24j0 - 江草仁貴(広島)、第二の人生はデイサービス
2017年12月12日 12/12、スポーツニッポン4面「ユニホームを脱いだ男たち」より 2002阪神ドラフト自由枠 江草仁貴 専修大・投手・22歳 野球で泣いたのは、プロ入り後、初めてのことだった。15年間の現役生活に終止符を打った9月27日のウエスタン・リーグ、阪神戦。 同じく引退試合に臨んでいたかつての盟友・狩野と1打席限定で真剣勝負をした。渾身の134キロ直球を投げ込み、結果は左翼線二塁打。 慣れ親しんだ甲子園のマウンドを降りると、涙が自然と頬を伝った。 「プロは負けても終わりじゃない。負けても打たれても、また次の日がある。でも、あの日は本当に最後だったので」。 引退しようと思ったのは今年が初めてではない。8試合の登板に終わった昨季もシーズン途中から何度となく頭をよぎった。 「体がしんどかったというのが一番。痛い所が増えてきた。出番も減って成績も伴わなかった」。思いとどまったのは連覇を目指すチームの戦力になりたかったからだ。 05年に阪神でリーグ制覇した時は中継ぎの一角として貢献。桟原、橋本、江草の頭文字を取り「SHE」として投手陣を支えた。 あの喜びを再び味わいたい。球団から契約更新の意向を受け、現役続行を決断した。 「強いチームでもう一回、優勝の輪に入りたい。契約をしてくれるなら、もう1年やってみようと思った」 思い通りにはならなかった。今季中盤に調子を上げた時期もあったが、長く続かない。「いつもなら、その感覚の後もう一段階上がる。 でも、その状態になる前に打たれ出してしまった。それで限界なんだな・・・と」。8月。自らと向き合い、けじめをつけた。
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