- 阪神タイガース17-4 オフの戦力補強
244 :代打名無し@実況は野球ch板で[]:2017/11/30(木) 06:55:51.80 ID:iUlaJ8I6 - >>243
条件面では3球団とも最大限の評価を与え、横一線といえる状況だった。阪神は4年 総額4億5000万円前後の大型契約を用意。オリックスは3年総額3億円に加え、伝 説的OBの福本豊、糸井嘉男が背負った7番も準備。DeNAも最終的には4年で総額 4億円をはるかに上回る条件を提示したとみられる。 大和が最後に重視したのは、いち野球人として最も成長できる環境だった。もともと 金額面には重きを置いておらず、在京、在阪の志向もなかった。国内FA権を初取得し、 30歳の誕生日を迎えた17年。自分に一番刺激を与えられる舞台がDeNAにあると、 判断したとみられる。 DeNAから「レギュラー確約」は与えられていない。遊撃には今季全143試合に 出場した倉本がレギュラーとして君臨し、田中浩、石川らがひしめく二塁にも23歳柴 田が台頭したばかりだ。ただでさえ、今季リーグ3位から日本シリーズまで躍進した勢 いのあるチーム。厳しい競争が待つことを十分に理解した上で、大和は覚悟を決めた。 熟考期間中、心の底から消えなかったのは12年間成長させてくれた球団、温かい声 援を送り続けてくれたファンへの愛着だった。「プロ入り当時は5年間クビにならずに いられるかな、と考える立場だった」。そんなスタートからFA権を取得するまでに育 て上げてくれた歴代首脳陣への感謝は尽きない。誠意を持って慰留に努めてきた担当者 への思いもあり、最後まで移籍か残留かで悩み抜いたが、この日、退路を断った。 今後は近日中に意思を表明する見込み。大和を来季の遊撃レギュラー筆頭候補として いた虎は、糸原や北條を鍛え上げる方向に大きくかじを切ることになる。
|