- ☆☆横浜DeNAベイスターズスレッドPart38☆☆
517 :代打名無し@実況は野球ch板で[]:2012/01/20(金) 23:53:19.21 ID:r5yjSVNW0 - 五回にブラゼルが放った飛球が電光掲示板を直撃。
この日、4本目の本塁打を浴びたマウンド上の小杉は、ひざに両手をつき、がっくりとうなだれた。 勝機が遠のく手痛い一発に、当然の反応だろう。 しかし、横浜ベンチに目を移すと、対照的な光景がそこにあった。控え選手が試合そっちのけで談笑していた。 この時点で5点差。まだ逆転は不可能ではない展開だった。 出場している選手たちの厳しい表情と、控え選手との落差。残念なシーンだった。 小杉が4被弾で五回途中でKOされ、後を継いだ篠原は代わりっぱなに3ランを浴びた。 3番手の江尻も六、七回と失点。送り出す投手が次々と打ち込まれ、尾花監督の表情は固まっていた。 「ゲームの中で何かを得てほしい」と耐え忍ぶ指揮官の苦悩をよそに、笑いが起こってしまう一体感のなさ。 甘く入った球でことごとく被弾した投手陣もさることながら、チームとしての戦う姿勢の崩れっぷりには、あきれてしまう。 「一戦一戦、戦うしかない」とは、指揮官がよく口にすること。にもかかわらず、目的を見失ったチームの成れの果てがちらついた。
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