- スーパーハイビジョンの嘘 <NHK技研の嘘> 3
376 :名無しさん┃】【┃Dolby[sage]:2008/06/04(水) 00:36:05 ID:asOly+IQ0 - >>371
老眼が進んでるな とりあえず老眼鏡買って来い >>372 それ1Dsmk3の画像じゃないか そのセンサー、原価だけでも数十万円もする、デジカメとしてはかなり高価なセンサーだぞ もっとも動画用に設計されてないから、スーパーハイビジョン用の素子と比較するのは全くのナンセンス だいたい素子の大きさが違うから、光学設計がデジカメの数十倍は難しくなる だからスーパーハイビジョンシステムでは、それを画像処理装置によって補おうと、今技研が鋭意研究 している最中 >>373 プリズムデカラーとか、また勝手な造語作るなw いわゆる3板式を作ったということだ >>374 まったくもって正しいね、技研の人の言うことは まだコーデックの正式決定もかなり先だし、21Ghz帯の降雨減衰対処、効率の良いフェーズレアレイの 設計、広帯域受信装置の開発、画像処理装置の改善、各種放送機器の開発(実放送のためには、 この整備がかなり重要)、などなど、まだまだやらなければいけないことが、山のようにあるから 2025年という設定も、放送局側の機器対応的にみるとギリギリ短い時間だし、開発的にはギリギリ長い時間 この微妙な予定にしたのも、ナイスだよ
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377 :名無しさん┃】【┃Dolby[sage]:2008/06/04(水) 00:42:48 ID:asOly+IQ0 - >>375
MUSEの失敗というが、そんな単純なものじゃ無い MUSEに関しては単純に失敗とも成功とも言えない複雑な状況があった事をまず知って おく必要があるだろう。 まず貿易摩擦に絡み、1986年のCCIR総会においての提案が特許料免除の提案にも 関わらず延長に持ち越されてしまったのが事の発端。 これは欧州各国がそれぞれ独自規格を模索しているためという事になっているが、 その原因は上記の通り貿易摩擦に絡んでの事。 この点に関して言えば、明らかに当時の政府及び通産省の政策運営上の失敗である。 そして1989年の特別会合で23項目、翌1990年の中間会議で4項目を日欧併記の形式で 勧告決定され、その年の総会でHDTVの国際規格勧告決議された。 つまり日本の提案は一部は受け入れられたとは言うものの、結果として日欧両方式が 国際標準となってしまった。 さらにそれを受けて、それまでCBSを主体として日本方式を支持していたアメリカでも日本 メーカー脅威論が議会や政府内で沸き起こり、支持の撤回ならびに独自方式の開発の 道を進んでいくことになった。(これにも当然貿易摩擦の問題が絡んでいる) また日本では郵政省と通産省の主導権を握る争いが非常に激しいものとなっており、 まず1987年2月に郵政省がハイビジョンの推進に関する懇談会を設置し、そこからハイビジョン 懇談会、ハイビジョンシティ構想懇談会という流れで独自の推進策を推し進めていくこと になる。 (続く)
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378 :名無しさん┃】【┃Dolby[sage]:2008/06/04(水) 00:43:46 ID:asOly+IQ0 - (続き)
しかし通産省の側も1987年に本来は郵政省と共同で設置する予定であったハイビジョン 支援センターを単独で設置し、郵政省のハイビジョンシティ構想に対してハイビジョンコミュニティ 構想という、ほとんど似通った内容ではあるものの、別の推進策を打ち出してきた。 これらの争いは現在でもその名残りがハイビジョンの日に残っており、郵政省側が走査線数に ちなんだ11月25日と策定したのに対し、通産省側はアスペクト比にちなみ9月16日に策定し、 現在に至ってもこの両日が共に存続し続けているという状況。 そうした流れの中、MUSE方式にとって致命的とも言えるのが当時の郵政省放送行政局長の 任にあった江口氏の、1994年2月のアナログハイビジョン見直し発言(通称江口発言)である。 実はこの年の11月25日より試験放送から一歩進んだ実用化試験放送を行う予定になっていた のだが、それを推し進めていた当の放送行政局長自らがそれを翻すような発言を行った事に なり、NHKはもちろん、通産省やそれまで開発に協力してきた各機材メーカーにとっても寝耳に水 の話であり、当然猛反発され発言撤回を与儀無くされた。 (さらに続く)
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379 :名無しさん┃】【┃Dolby[sage]:2008/06/04(水) 00:44:51 ID:asOly+IQ0 - (さらに続き)
ただ一旦は立ち消えかと思われたこのアナログハイビジョン撤回論も、アメリカ、韓国の両国が デジタル方式で進めていく流れの中では完全に消し去る事はできず、郵政省対NHK・各メーカー という図式が続く中、1997年になり電波監理審議会答申を受け最終的に2000年打ち上げの BSAT-2よりデジタル方式とする事が決定された。 これには消費者保護の観点も当然検討されていたが、それまでのアナログハイビジョンテレビの 世帯普及率が1.6%程度しか無く、またアダプターを接続する事により継続視聴が可能な事から 問題無しと判断されている。 こうしてMUSE方式は来年でその運命を終えることになった訳だが、カメラやディスプレイの早期 開発の促進や16:9のアスペクト比での製作ノウハウの蓄積、またテレシネ技術への応用によって ビデオやLDなどを製造する際のマスター画質の向上、各種作品の特殊撮影への導入など、今までに 残してきた功績は計り知れないものがあるのもまた事実。 そういった意味に於いて技研のMUSE方式は無駄では無かったと言えるし、またMUSE方式が結果 として無くなってしまう責任も上記に記した通り、NHK単独に求めるのは酷というもの。
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381 :名無しさん┃】【┃Dolby[sage]:2008/06/04(水) 00:49:01 ID:asOly+IQ0 - >>379の訂正
誤:こうしてMUSE方式は来年でその運命を終えることになった訳だが 正:こうしてMUSE方式は去年にその運命を終えることになった訳だが
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382 :名無しさん┃】【┃Dolby[sage]:2008/06/04(水) 01:08:05 ID:asOly+IQ0 - >>380
2013年に実際にどうなっているのかは、結局なってみないと誰にもわからない たった2、3年後の技術予想ですら、結構ハズレが多いものだから いずれにしても地上デジタル放送移行を総務省が言い出した時も、テレビ局の側が 新しい放送機器を一式買い揃えなくてはいけないことや、旧局社屋では無理なので 局社屋の建て替えまでもが必要、との事で、その莫大な予算を誰が負担するんだと、 当初は猛反発していたことを忘れてはいけない 地上デジタル放送の総務省の計画開始から十数年以上も余裕があったわけだが、 実際に2003年の地上デジタル放送開始に、なんとかギリギリに間に合わせた局が 全てで、その十数年を持ってしても、全く余裕などなかったことになる (地方を含めて民放各局が、揃って同時期に莫大な予算を持って新局社を建てた 理由を知らない人は案外多いが、これは上記の通り地上デジタルという、新たな 放送フォーマットに対応するためであった) 事実放送に携わる人たちの代表機関の一つである、日本民間放送労働組合連合会は、 計画に無理が有り過ぎるということで、地上デジタル放送計画中止を求める特別方針まで 打ち出したことがある ttp://www.minpororen.jp/html/message/tyuushi.htm 放送フォーマットの移行対応には、上記のように放送局側の対応も、一般の人間が予想 するよりも遥かに厳しい現実があり、また視聴者・国民にとって多大な負担を強いることなど から、かなり長い期間を要する必要がある その意味において、2025年というのは、これでも放送局側などからしたらギリギリ妥当できる ラインで、これでもまだ早過ぎるという意見が多いというのも、知っておく必要がある
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384 :名無しさん┃】【┃Dolby[sage]:2008/06/04(水) 01:46:09 ID:asOly+IQ0 - >>383
全くもって理解力の足りない人だ それはあくまでも予定であり、仮に実施されたとしても 一般視聴者には全く関係の無い、実験放送になる 放送される内容なんて、テストパターンの繰り返しが ほとんどで、時間も一日にわずかだけ 実験放送からわずか2年で本放送に入れるとか、 バカも程々にしておけ
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386 :名無しさん┃】【┃Dolby[sage]:2008/06/04(水) 01:54:24 ID:asOly+IQ0 - >>385
そんなものは市販されない それよりも、放送業界的には安価な地上デジタルチューナーを 全世帯に普及させるのが、2011年7月までの急務
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