- 阪南中央病院について語ろう 佐藤先生★3
498 :名無しさん@まいぺ〜す[]:2020/01/22(水) 10:23:31.29 ID:azEqbQD3 - 副腎皮質ホルモン(以下、ステロイド)外用剤は炎症を強力に抑える力があるため、皮膚科領域では頻用されています。
これまで、ステロイド外用剤の副作用として「皮膚の菲薄化(ひはくか)(皮膚が薄くなること)」や感染症などが話題になっていました。今回、内服した場合と同様の、高血糖・副腎抑制の副作用が報告されています。 副腎皮質ホルモンは、短期的には感染、胃潰瘍、ムーンフェイスなどの副作用が知られています。中長期的には、副腎抑制、高血糖、骨粗しょう症を含めて、様々な副作用が問題になります。 内服剤でないステロイド製剤(塗り薬、吸入剤など)は、少量であればこれらの副作用が伴わない事が一般的です。 しかし、今回の症例のように、外用であっても全身塗布を長期間継続すると、内服薬と同様の副作用が顕在化することがあります。全身塗布を続ける場合には注意しましょう。 https://www.min-iren.gr.jp/?p=29120
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