- 【閲覧注意】俺がゾンビになった話
19 :名無しさん@まいぺ〜す[sage]:2013/11/21(木) 14:04:00.59 ID:4Dbq8zRy - そんな大学2年の最初の頃、日に日にチョパ子とのメールが質素になっていることに気がつく。
もう付き合って3年以上たっているし、しょうがないかな〜なんて思ってたらチョパ子から電話で言われてしまった。 そう、別れの言葉だった。 なんでも知り合いの年上に告白されたらしく、断れない自分がいるとのことだった。 最初は浮気じゃねーか!ってすごいキレたんだけど、俺にも非はあった。 俺は大学にいってバイトとサークルのことばかり。チョパ子の相談もまともに受けてあげられていなかった。 そりゃぁもう泣いた。 サークルの人にも励まされてどうにか元気にはなったものの、そのショックからか別れてから1ヶ月くらいたって原因不明のめまいに襲われた。そのめまいは一週間以上続いた。とにかく見てる世界がぐるんぐるんする感じ。1人で原チャリ乗るのも困難なほどだった。 今思えばチョパ子と別れ、この時に起こした体調不良が俺の体のバランスを崩したひとつの引き金になったんじゃないかと思っている。
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- 【閲覧注意】俺がゾンビになった話
21 :名無しさん@まいぺ〜す[sage]:2013/11/21(木) 14:20:52.48 ID:4Dbq8zRy - 原因不明のめまいもなんとかおさまり、俺は大学生活を楽しんだ。
そんな大学2年の中旬頃、バイト仲間の紹介でとある女の子と出会う。 その子はハーゲンダッツが好きだったのでダツ実と呼ぶことにする。 ダツ実はバイト仲間の友達で、俺のバイト先にお客として来た時にどうやら俺を気に入ってくれたみたいだった。 一緒に遊びに行ったりして急速に距離は近づき、俺たちは付き合った。 そんなリア充感溢れる大学生活を送っていた俺に、着々と病魔は近づいてきた。
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- 【閲覧注意】俺がゾンビになった話
23 :名無しさん@まいぺ〜す[sage]:2013/11/21(木) 14:44:14.01 ID:4Dbq8zRy - はじめはニキビだと思った。
首周りに赤く光沢のある発疹ができていた。 かゆみは特になくて、見た目はニキビの膿がないバージョンって感じ。 目立つしやだなーなんて思っていたらそれは瞬く間に広がり、俺の胸元は全て発疹に埋め尽くされた。もう気持ち悪いなんてもんじゃない。俺の鎖骨周りはびっしり赤い発疹まみれ。今思い出しながらこれを打ってるだけで鳥肌がたつ。 皮膚科にいって見てもらうと先生は 「こりゃ厄介なもんになっちまったな」 病気の名は『マラセチア毛包炎』 体の常在菌とかが汗とかで異常を起こすのが原因とかいってたかな?詳しくはググってくれ。 ステロイドを多用すると出るという話も聞いたことある。 かゆみは軽度だが、とにかく見た目がやばい。俺のは範囲が広く、ブツブツも超大量だったので、視覚的にとにかくキツかった。 このマラセチア毛包炎を発症してから、俺の体はだんだんかゆくなっていった。
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