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314 :日出づる処の名無し[sage]:2020/12/24(木) 00:23:50.31 ID:9DL02btb - カシオ、早期退職を募集 100人程度想定
https://www.sankeibiz.jp/business/news/201223/bsc2012231809003-n1.htm 2020.12.23 18:09 カシオ計算機は23日、勤続10年以上の一部社員らを対象に早期退職者を募集すると発表した。構造改革の一 環で、募集人員は定めていないが、100人程度を想定している。退職金に上乗せして支払い、費用は令和3年3 月期連結決算に特別損失として計上する。 対象は、営業部門と総務や経理などのスタッフ部門に所属する45歳以上の正社員と無期雇用の契約社員で、 50歳以上の管理職も含む。募集期間は来年1月18日から2月1日まで。5月20日付の退職を予定している。 同社の早期退職募集は昨年に続き2回目で、前回は156人が応募した。
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315 :日出づる処の名無し[sage]:2020/12/24(木) 00:24:15.61 ID:9DL02btb - 小林化工への立ち入り調査終了 厚労省と福井県
https://www.sankeibiz.jp/business/news/201223/bsm2012231238012-n1.htm 2020.12.23 12:38 福井県あわら市の製薬会社「小林化工」が製造した爪水虫などの治療薬に睡眠導入剤成分が混入した問題で、 福井県は23日、厚生労働省や県などによる、医薬品医療機器法に基づく同社への立ち入り調査が終了したと明 らかにした。調査は21、22日の2日間にわたり、年明けにも結果がまとまる見通し。 調査には、厚労省と県の他、医薬品の承認審査などを担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)が参加した。厚 労省によると、調査では、作業記録や担当者への聞き取りから製造実態を確認。同省の担当者は、業務停止命 令の行政処分が妥当だとの見方を示している。 小林化工の21日時点の集計で、意識障害などの健康被害の報告は158件に上り、服用した70代女性と80 代男性の死亡が確認されている。
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316 :日出づる処の名無し[sage]:2020/12/24(木) 00:24:46.28 ID:9DL02btb - アイリスオーヤマのテレビは何が凄いのか?
日本のテレビメーカーを救えるかもしれないコンセプト https://wedge.ismedia.jp/articles/-/21482 多賀一晃 (生活家電.com主宰) テレビ。10年前の2010年、完全地デジ化になる前年は、液晶テレビの値が下がったこともあり、どのメーカーのテレビも爆発的に売れました。この時の主役は、シャープ、ソニー、東芝、パ ナソニックなどの日本メーカーでした。 しかし、オリンピックがあるはずだった2020年。もはやテレビで気を吐く日本メーカーはいません。逆に東芝のテレビ事業部を傘下にした中国ハイセンスなどが、新興勢力として日本市場で も目立ち始めました。また、液晶ディスプレイの技術を絶やさないようにと作られたJDIは、新しい技術を発表しているにも関わらず反応が薄く、厳しい状況に置かれています。 そんな中、2019年からテレビ事業に参入したアイリスオーヤマが、今までになかった考え方でテレビを引っ張り始めました。そして2020年の予想もしない方向性、コンセプトの基に、第二 世代モデルを世に出しました。 もし、こんな考え方で作られたテレビがあれば、今も日本メーカーはテレビ分野で生き残れた、いや君臨していたかもしれない。そんな可能性が感じられます。今回、テレビのコンセプトと 商品のあり方をレポートします。 テレビのコンセプトは、安価なエンターティメント テレビは、テレビ局から発信される映像情報受信機です。それは常にエンターテイメントを高めることを中心に技術開発してきました。 テレビが発売された後、一番最初の技術革新は「カラー化」。白黒がカラー化されると、見やすくもなったのですが、むしろ放送されているものが、そのまま見られると言う「リアリティ」が高ま ったとも言えます。 次の技術は「大型化」です。大型のブラン菅を作られるようになった時、全メーカーは大型テレビを売りに出しました。28〜32インチ。これも「臨場感」だと言えます。 そして「平面化」です。ブラウン管から液晶テレビに変わりました。テレビが、家電というよりインテリアになりました。また、自家発光型のテレビとしてプラズマテレビがありました。パイオニ ア、パナソニックが頑張ったプラズマは、実に画質がよかったです。自家発光型の強みは、色の基本の一つ「黒」が綺麗に出せること。「シラっちゃけた黒」のしまらない画質とは一線を画しま す。しかし、ユーザーが支持したのは液晶テレビでした。理由は、電気代です。そうテレビは「安価な」エンターテイメントであり、逆に言うと、それ以上でないわけです。 その後、地デジ化。「デジタル化」です。いろいろな言い方がありますが、デジタル化の本質は「安価化」「均質化」です。例えば、アナログ技術で高品質化するには、高い精度が必要です。 基本、信号を復元できませんから、信号を少しでもロスしない様にする必要があるからです。ところがデジタルは信号ロスを想定した技術です。ロスしても復元できます。これが安いテレビで も、キレイに映る理由です。 そして「均質化」。どこで作っても同じ品質と言うことです。 その時、その時、いろいろな技術を押しはめていますが、商品コンセプトは一貫しています。それは、「安価な」「エンターティメント」家電であることです。お題目のように唱えられている、4K、 8Kなどの高画質は「技術」であり、コンセプトはテレビができて以来同じなのです。
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317 :日出づる処の名無し[]:2020/12/24(木) 00:25:21.18 ID:9DL02btb - 316のつづき
目が悪いから「大画面」 社会人になってしばらくして、実家に帰った時、新しい32インチのテレビが置いてありました。母親はちょっと自慢げでした。職業柄どんな感じか聞いてみると、「字が大きくなんで、見やすい」 との答え。時代劇「暴れん坊将軍」などが大好きななので、「健さんが大きく映るのがいい」とかの答えを期待していた私はちょっとビックリしました。 「年取ると目が悪くなるから、大きいほうがいい」 当時、大型はまだ値が張る商品(ブラウン管ですから、1インチ=1万円の時代)でしたが、さっさと買い替えたのは、臨場感でも何でもなく、「見やすかった」ためです。 「なるほど」と思ったわけです。「大画面」という仕様を「エンターテイメント」ではなく「やさしい」として使ったわけです。 アイリスオーヤマの家電は、必ず新しい提案がのっかっています。ただし、アイリスオーヤマは、大手家電メーカーのように、基礎技術から詰めてなんてことはありません。もしそれを行うと すると、本格開発しないといけないので、値が高くなりますし、人も集めなければなりません。 確かに、アイリスオーヤマは、家電メーカーの退職者を採用していますが、それはあくまで経験者だからです。一から開発するつもりはありません。しかし、新しい提案はしたい。このよう な時に使われる手は、2つあります。 今までなかった組み合わせの提案。そしてコンセプトの変更です。 アイリスオーヤマのテレビが、本参入したのは2019年。目玉は「高画質」ではありませんでした。ちょうど、中国ハイセンスが本格販売を始めた時期にあたります。こちらは「東芝」のチップ をいれ、チューナー3台を入れた、高技術、低価格という、デジタル技術の申し子みたいなテレビです。これに、日本のテレビメーカーはことごとく破れたわけです。同じ土俵で挑んでも、AV 系のブランド力がないアイリスオーヤマの勝ち目は皆無。 彼らが選んだのは「音声操作」との組み合わせでした。 テレビと言えばリモコンですが、今の世の中、ほとんどの家電はリモコン操作。使わないリモコンを含めると家に数十個はあると思います。しかも、どれも昔ながらの「乾電池」で動作するタ イプ。電池切れたら大変。昔のゲームボーイのために、電池をずらりと揃えていた時代とは違い、充電が当たり前の時代ですから、家にストックはほとんどないですからね。確かにリモコン は便利なのですが、だんだん、あり方が時代からはずれ始めていることは事実です。 じゃ、スマホのアプリを使ってと、考えるかもしれませんが、アプリを開いてようやく使えるわけですから、面倒です。CMの間、別の番組のような芸当には不向きです。 で、アイリスオーヤマが選択したのが「音声操作」です。東京で、「1チャン」というと、「総合テレビ」にチャンネルが変わります。音声の大小も可能。結構、便利です。技術の組み合わせ提 案が第一弾だったのです。 二世代目はコンセプト変え では、第二世代はどうしたか?コンセプト変えです。 「テレビは、4K、8Kという高画質を追い求めているんじゃないの?」と思った人も多いと思います。が、それは技術です。コンセプトは、「エンターティメント」です。 他にコンセプトはあるのか? そう、アイリスオーヤマは、「人にやさしい」テレビに舵を切ったのです。 超高齢者社会に寄り添うテレビ 超高齢化社会の問題は幾つかあります。その中の一つは、体の衰えです。体力、筋力の衰えもありますが、五感の衰えもあります。特に問題は「目」です。それは老眼ではありません。 最大の問題は「白内障」です。
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318 :日出づる処の名無し[sage]:2020/12/24(木) 00:26:01.14 ID:9DL02btb - 317のつづき
「白内障」は水晶体が濁り、見えにくくなる病気です。濁るのは、水晶体の細胞内に存在するクリスタリンタンパクというタンパク質の異常変質が原因です。クリスタリンタンパクは、本来で あれば非常に小さく、水晶体の働きを邪魔することはありませんが、クリスタリンタンパクを構成しているアミノ酸が、様々な要因によりストレスを受けることで、異常なサイズの塊へと成長し てしまうのです。これにより、水晶体を通過するべき光が眼の奥に届かなくなったり、光を反射しまいます。 問題は、加齢による発症率です。あるデーターでは、50歳代で40〜50%、60歳代で65〜80%、70歳代で85〜95%、80歳以上では、100%。程度によりますが、加齢性の白内障は、自覚症状 が無い場合が多いです。見えにくくなるのは、老眼だけではないのです。 このためにアイリスオーヤマは「はっきりボタン」を新設しました。 輝度を上げ、色彩度も上がった画像を出します。裸眼だと、ちょっとギラつく感じになりますが、目の前に、白濁したフィルターを置くと、なるほどそれなりに見えやすい。そう、新しい機能は、 人にやさしい機能だったのです。 「開発」とは異なる では、大手メーカーのテレビではどうでしょうか? 技術的にできるのかと問われたらできると言えます。画像調整機能は、今のテレビは基本持っています。しかし、多分、推奨しないでしょう ね。大きな理由は、彼らが「原画再生」を何より重視するからです。 それを正確にするために、放送局、映画会社と組んで、研究、技術開発を進めているわけです。根本は、どれだけ正確に、元の画を再現できるのかです。ここは、日本メーカーの十八番で あり、未だに画像エンジンの最高は日本メーカー製です。 しかし精度を上げれば上げる程、見た目の差はほとんどないのに、莫大な開発費を必要とします。要するに行きすぎた技術は、コストパフォーマンスが悪い技術となのです。 このような技術が必要な世界もあります。ドキュメンター映像は典型例ですね。ネーチャー、美術、歴史を問わず、ありのままを記録しなければならないコンテンツは不可欠です。 そして日本メーカーは、それを追求し続けたわけです。そして、商品の考え方も、それを脱していないのです。オリジナルと違う画質が一発で出るボタンなど認められないとなります。 しかしテレビは、安価なエンターティメント。この時必要なのは、リラックスです。見えやすい、わかりやすいとリラックスを促します。黒が白に見えるのは困りますが、ちょっとした色味の差よ り、コンテンツにのめる込めることの方が重要です。 「正確」だけが商品ではない 仏教の言葉で「嘘も方便」と言う言葉があります。これはある人に説いた内容と、別の人に説いた内容が違うために発生した言葉です。その人がいる境地で感じることが異なるため、意図 的にある部分を曲げて説法したことが由来です。 商品は正しさを競うところもありますが、あるのは人の世を豊かにするためだと思います。そのためには、オリジナルと異なるが……という選択はありふだと思います。 逆に、今のテレビは正確さばかりに囚われ、人へのやさしさ、使い勝手を見失っている商品が多くあるようにも思います。日本メーカーのテレビ事業が失敗したのは、技術、ビジネスを追うあ まり「人への豊さ」を失ったためかも知れません。 日本の高齢化社会を支えるのは、このような「やさしさ」を持った家電も必要なのではないでしょうか? また、これ位柔軟な考えで挑まないと、技術、コストで猛追する海外勢と価格競争で きないのではないでしょうか? 今後、大手メーカーの、やさしい家電を期待したいです。
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319 :日出づる処の名無し[sage]:2020/12/24(木) 00:26:22.21 ID:9DL02btb - 大塚家具を退職金ゼロで去った久美子前社長 活路は「しくじり先生」にあり!?〈週刊朝日〉
https://dot.asahi.com/wa/2020122100076.html 12/23(水) 8:02配信 創業者である父との親子対決が注目を集めた大塚家具の大塚久美子氏が12月1日、ついに同社の社長を辞任した。2015年に社長に就任して以来、4期連続で赤字。昨年12月にはヤマ ダ電機を展開するヤマダホールディングスの傘下に入ったが、赤字は解消できず、経営悪化の責任を取った形だ。退職金も「出す予定はない」(大塚家具広報)という。 父・勝久氏の始めた会員制を廃止し、低〜中価格帯の商品もそろえたカジュアルな店舗へと転換を図った久美子氏。彼女はいったい何を残したのか。いまの店舗を訪れてみた。 日本最大級の広さと品ぞろえを誇るという大塚家具の有明本社ショールーム(東京都江東区)。久美子氏が客に対し直々にショールームを案内していた場所だ。YouTubeで店舗を案内し ている動画を見ると、「お客様の幸せな日常をサポートするために、どのような空間を作っていったらいいか、ご一緒にプランニングしていく」などと熱く語っていた。 しかし、カジュアルさを追求したスタイルもうまく機能していないように感じた。記者が訪れると、特に店員に声をかけられることもなく、入店。家具を30分以上見て回ったが、接客をしてくる 店員は一人もいなかった。というか、現場に店員がほとんどいない状況だった。自慢のショールームも店員がいないと寂しさが増すばかりだ。 記者が久美子氏の退任の影響について店員に尋ねると「正直ないですね」と苦笑気味に答えた。今後は「ヤマダ電機の家電を増やしていく予定だ」という。経済ジャーナリストの松崎隆司 さんはこう見る。 「父が作った大塚家具のDNAを壊すところから始め、完全に壊れ、業績も落ちた。お家騒動もよくなかったですね。かつてのブランドイメージもほとんどない。今は役員も半分以上がヤマダ 電機から来ている。これからは『ヤマダ家具』の方向性を強めていくのではないでしょうか」 こうした状況を父の勝久氏はどう思うっているのか。代表取締役会長を務める匠大塚に取材を申し込んだが、「大塚家具関連の取材は一律に断っています」(匠大塚の担当者)と出てこな かった。 久美子氏は今後どうするのか。彼女のブログを見ると「今後は、インテリアや住まいに関係する分野でのコンサルティングの仕事を中心に家具・インテリアの情報発信をしながら、大塚家 具を側面サポートしていく」という。コンサルティング会社を立ち上げ、来年から本格的に稼働する予定だ。しかし、前途は多難だ。 あるコンサルタント会社の幹部は「久美子さんに仕事を依頼したいと思うかと聞かれると、疑問」と切り捨てる。社長に就任してから一度も黒字を達成することなく、辞任。15年に発表された 中期経営計画を見ても、想定の甘さを感じたという。 「失敗体験を語る“しくじり先生”のような形なら需要はあると思います。『こうしたら良くない』という教訓はたくさんあるでしょう。そこは多くの経営者が聞きたいと思う。もしくは、人脈もあるでし ょうから、優秀なブレーンを集めて自分の得意な分野を生かすようにすれば、会社としてはうまくいく可能性がある」(前述の幹部) 久美子氏に今後について取材を申し込んだが、「まだ準備中のことが多く、取材は当面見合わせております」とのこと。 2021年、“家具屋姫”は飛躍の年となるか。(本誌・吉崎洋夫)
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