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日出づる処の名無し
【政治経済】令和床屋談義 電磁波攻撃被害専用 9

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【政治経済】令和床屋談義 電磁波攻撃被害専用 9
387 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 02:14:20.28 ID:Ci/uxj8s
>>386
それは無理だと思うよ。
いつも大反応してるじゃん。
できないことは約束しないほうがいい。
浦島やらキ印やらがいてこそのここだよ。
反論するものがいたほうが人の注目を集める。
あなたは電磁波攻撃犯罪の存在を世に知らしめたいんでしょ?
だったら反論は願ったり叶ったりじゃん。
暴言を与えるのではなく、そういうやつらこそ、逆にロジカルに納得させたらいい。
こんな誰もが絶対に存在しないと思われる架空の犯罪を反論者を黙らせて認めさせたらたいしたものだよ。
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396 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 14:46:17.27 ID:Ci/uxj8s
全て脳内であなた自身か作り出した創作なのよ。言ってもわからないのは仕方がない、そういう病気だから。
でもね、なんとか精神科の病院にはいって欲しい。
医者が自分をどう見るのか判断するのかを確認、認識することは必要だと思う。
第三者や一般人がいったい自分をどう見ているかということもわかると思う。
そうすることによって第三者への対応も変わるでしょう。
否定、反論は前提として当然としてある、否定、反論する人は別に頭などおかしくなく、当たり前の反応だと。
それをわかったうえでここに書き続けるのならば、どうやって伝えいくかを考えなきゃいけない。
それくらいわかるでしょう?
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408 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 17:07:53.08 ID:Ci/uxj8s
70枚撮ろうが1万枚撮ろうが、どんな説明をつけようが、我々一般人には小さなヘリコ、ピントのボケたヘリコにしか見えない。

それはわかるよね?
ここにアップしても皆そういう反応だってわかるよね?
撮ることもアップすることも全く無駄の極致。そうすることが逆にヤバい人にしか思われないってことわからないわけないよね。

これじゃ、あなたにしかわからないのよ。
これがあなた個人を狙った電磁波攻撃ヘリコプターって。
しかも、『何だろう、ようだ、かもしれない、思わせる』などあなたですら確信を持っていない。
こんなやり方じゃだれにも通じないし、だれも認めてくれない。

わからないのですか??
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409 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 17:46:24.84 ID:Ci/uxj8s
統合失調症という病気は精神の病の中でも本当に手強い病気で、家族、友人ですら手を焼き、最終的には見放すケースも実は多い。
本人が家族のもとを出ていって戻らなかったり、それを平和になったと安心してしまうことも。この方が独りではないことを願いますね。
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410 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:21:56.02 ID:Ci/uxj8s
●女34歳、独身、一人暮らし、非正規雇用

私が統合失調症になった過程は、病の記録であるとともに、ひとりの女性が夢破れていくプロセスでもある。
さて、統合失調症になったと言っても、何から書けばいいのだろうか?この問いはすなわち、他でもない私自身が、何が統合失調症の原因だったと考えているかに依拠する。重大な問題だ。
私の自己紹介から始めようかな。
当時の私は34歳。独身で、非正規雇用だった。ご存知の通り、日本は独身の非正規雇用に厳しすぎるぐらい厳しい国だ。

私はもともと、しがないプログラマだった。しかし32歳で会社を辞め、無職でぶらぶらしていた。33歳の時、そんな私にも彼氏ができた。無職の彼氏である。この彼氏が、貧困と統合失調症の生活から救い上げてくれた。ただし、それはだいぶ後の話である。

とりあえず、彼氏ができた私は、働こうと考えていた。プログラマみたいに忙しい仕事ではなく、ワークライフバランスの取れた仕事をしよう。ちょっと彼氏にいいところをみせて、ますます好きになってもらいたい。そう考えて、熱心にハローワークに通い、資格もとった上で経理の職を得た。

しかし、能力不足なのかなんなのか。満期になって二社クビになっていた。それでも、雇われること以外の考えを持たなかった私は、一生懸命に職を探した。結婚がしたかったからである。結婚して愛する人との間に子供を作り、幸せになりたかった。

そんな夢はあっけなく、破れてしまった。統合失調症を発症したからである。

ある夏の日、二社目をクビになった私は、またハローワークで経理の仕事を見つけた。給料は手取り15万。貧困ギリギリ。しかし雇用は最大4年あると言う。これなら、妊娠出産できるのではないか?そんな夢を抱いて、私はその会社に入社した。夏の暑い、とても暑い日のことだった。

しかし、初日から様子がおかしいのである。
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411 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:23:51.87 ID:Ci/uxj8s
●精神を引き裂かれる出会い

会社に入って、異変は初日から起きた。定時より前に出社して緊張していたら、女性の先輩を紹介された。灘さん(仮名)という。灘さんは「私と一緒にいまから社内のあちこちの部署に挨拶に行きましょう」と言った。「ついでに会社のいろいろな人に紹介するから」と。
灘さんはなぜか私以上にパリっとした服装をしている。一緒に挨拶まわりをしていると、皆が灘さんに「おめでとう」と声をかける。倍率70倍の非正規雇用採用試験を突破した私ではなく、灘さんにだ。結婚でもされたのだろうか?少し不思議に思って聞いてみると、なんと今日から正社員になっだのだという。

正社員!

雇用の不安定な私にとって、輝くような眩しい煌きだった。私も福利厚生のしっかりしたこの会社で正社員になれたら、、、そんな風に感じた。しかし正社員どころか、私はクビになり放り出されるのである。
それはさておき、入社1日目の私は挨拶まわりをしながら、灘さんに声をかけた。「おめでとうございます、これからですね。」ただそれだけ。それだけだったと断言できる。しかし灘さんはそこからすさまじく私を憎み始め、徹底的に追い詰めるのである。

「気にくわない」

挨拶まわりが終わって席に着いたとき、灘さんは自分が贔屓にしている派遣スタッフのとなりで、そう宣言した。そこから毎日、徹底的した”口撃”が始まり、私が統合失調症を発症するまでそれは続くこととなる。
仕事は極めて簡単な、ルールに沿って伝票をチェックするだけの事務である。まだクラウド会計が登場する前の話だ。出社して伝票をチェックするだけ。それなのに私は、その”簡単な”伝票処理すらできず、押し寄せる幻聴に苦しむこととなる。

何が起きたか?

灘さんの私への罵詈雑言を聞かされているうちに、悪口が分裂しだしたのである。意味がわからないだろうか?つまり、最初は灘さんだけだった私への中傷が、部署内に広がり、会社中に広がり、地域に広がり、マンションの室内に広がりだした。要するに、いつ私が統合失調症を発症したかは正確にはわからないのだ。ただ、悪口を聞かされているうちに、世界のすべてが私への憎しみに満ちてしまった。
そして問題はそれだけではなかった。命を狙われる妄想に私は取り憑かれたのである。
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412 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:28:02.83 ID:Ci/uxj8s
●狂気の水位が上がっていく


「正社員おめでとうございます。これからですね」

私は、先輩の灘さんにそういっただけだった。大事なことだから繰り返すが、ただ、そういっただけだった。しかし灘さんは怒り、私のデスクの前に立って「気に食わない」と宣言した。
灘さんを激昂させた原因はそれだけではなかった。なぜか、本当になぜか、入社したばかりの私が同性愛者だという噂が古参のオッサン正社員たちの間で立っていたのである。
そういわれてみれば、私はちょっとキリッとした顔つきをしている。髪型もショートヘアで、たしかに“それっぽい”外見ではある。ロングヘアがあまり似合わず、フェミニンな格好もそれほどしないし、好きでもないのだ。しかし(男性の)パートナーはいる。確かにいる。

令和の時代になった今なら、「それがどうしたの?」と思うことだろう。しかしまだ平成が終わりを見せなかった2012年。東日本大震災の翌年の頃は、まだまだ保守的な会社ではそうした噂が立つと、好奇の目線にさらされることもあったのだ。
当時、政治的にリベラル寄りであり、ポリコレを大切にしていた私は何かいいたかったが、非正規雇用の立場である以上、何もいわなかった。しかし、私と灘さんが性的にややこしいという噂は灘さんをますます激怒させた。あちこちで「灘さんもレズビアンなの?」「そんなわけないですよー」という会話をしては、灘さんは怒りを蓄積し、私に当たり散らす。これが毎日である。

私は限界だった。職場で一人ぼっちだったし、苦しかった。後にも先にも、こんなにつらい4ヶ月はなかった。8月に入社してから11月に入院するまで、毎日毎日、灘さんは私のデスクの前に立っては、他の派遣社員と一緒に、激しく私を罵り続ける。
そこで、私はひとつの対策を取った。灘さんが前に立ったら離席するのである。離席してどうするか?とりあえず会社の中をウロウロし、自販機の前にあるソファで少し休むのである。その会社はいろいろ優遇されており、自販機のジュースが安かった。だから私は1日何度も席を立ち、水や缶コーヒーを買っては飲み続けていた。居場所がないからである。

たぶん、入院したとき漏らしたのは、水分のとりすぎだったのだと思う。ただし、問題はそこからである。私の精神は、そのあたりから徐々におかしくなっていった。狂気の水位が上がっていくように。
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413 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:29:30.91 ID:Ci/uxj8s
●危うく人を傷つけるところだった

今も昔も、統合失調症は生きるのが容易な病ではない。古代からこの病気はあったというし、日本でもつい最近まで精神分裂病という名だった。社会の偏見も強い。そして実際、患者は事件を起こす。それもとんでもない事件を。その一方で、狂って死ぬケースもある。さらには将来を悲観した親に殺されることも。どれを取っても悲劇だが、私は人を殺しかけた。

誰をって、灘さんをである。

職場でしょっちゅう席を立ち、コーヒーを大量に飲んでいた私は、ストレスとカフェインと病の初期症状で、夜眠れなくなっていた。その頃すでに朝は6時に起きる習慣がついていたため、フラフラで出勤していた。簡単な事務とはいえ、すでに統合失調症を発症していたため仕事にならない。それがより、周囲を苛立たせ、幻聴を加速させたようだった。

さらに、私の仕事は伝票を他部署へ物理的に回送する役目が割り当てられていた。仕事中、ほかの部署にそっと入る。すると笑い声がどっとあがる。「あの子は同性愛の噂があって!」ともどこからともなく聞こえてくる。お気づきだろうか。この時点ですでに統合失調症は始まっており、すべて幻聴の可能性があった。しかし私には知る由もない。ただビクビクしながら嘲笑の中、伝票を持って職場の建物をうろうろしていた。

今ならわかる。

私は自分が人類史上最悪の病になったことを、灘さんのせいにするつもりはない。ただ、彼女は恥ずかしかったのだ。妙齢でこれから婚活もあるだろうに、エリート勢揃いの正社員と恋だってあるかもしれない。だから、強く、強く、否定しなければならなかったのだ。噂を。

席に戻るたび嫌味を言いに立ち上がる灘さんを、私はいっそ仕留める方法を考えていた。しかし、家賃に事欠く身の上、包丁やカッターナイフを新調する家計がない。それに田舎の両親を思い出した。母はいつも、「お前は優しい子」と言ってくれた。それに派遣社員が正社員を職場で”やって”しまったら、間違いなく報道される。”乱”である。親に迷惑がかかる。

私は”祭り”になるのが嫌だった。だからずっと耐えていた。そうしたら、今度は事態が逆転し、私が殺されかけたのである。誰に?それまで会ったことも見たこともない、意外な人にである。
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414 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:30:48.94 ID:Ci/uxj8s
●ついに来た、伝説の集団ストーカー

社会からの偏見は著しく、ネットでも統合失調症が揶揄されているのは私も知識としては知っていた。患者が集団ストーカー被害を訴えることも。まだ病識がなく治療も受けていなかった私にも、”それ”はやってきた。

私はこれだけ職場がつらくても毎日通い、机にしがみついて伝票を処理していた。課長さんが「誰だって正社員登用試験は受けられる」と教えてくれたからである。仕事を頑張りたかった。

しかしその日はやってきた。となりの島のデスクの主任が、誰かと電話しているのである。それが、前の職場の部長さんとなのだ。電話で、私の以前のミスを報告している。

常識的に考えて、前の職場と今の職場が連絡を取り合うことなどあるのだろうか?しかし、この耳で、聞こえてくるのである。私のミス、人間性、性的魅力、、、聞こえてくる話は私のあらゆるプライバシーに及び、私の精神を参らせた。

この頃になると、灘さんからのバッシングはストップしていた。灘さんは私が懸命に伝票処理しているのを見て、文句をやめた。ようやくである。入社から2カ月が経っていた。しかしすでに幻聴が始まっており、前の職場の部長さんに移っていた。

部長さんは私をストーカーしている。しかも今の職場の人たちと組んで。これが私に起こった集団ストーカー被害であり、関係妄想である。統合失調症は、世界の認知がゆがむ。何もかもが自分の実存を脅かす。私は本当に参っていた。

幻聴が灘さんひとりから始まり、会社中に広まっていた。しかしこの後、地域や住んでいるマンションまで広がって、私は追い詰められていく。

私は精一杯、幻聴に抵抗した。やったことはまず、同性愛の噂については職場や法務省の人権委員会に。そして集団ストーカーについては警察に、通報することにした。側から見たら完全に統合失調症患者の振る舞いである。私はもうろうとした頭で、それを理解していた。自分は統合失調症になりかけているかもしれない。

しかし幻聴はあまりにリアルで、私は戦うしかなかったのである。なぜか。正社員になって結婚して出産し、子供とパートナーと幸せをつかむためである。34歳。人生最後のチャンス。私は幸せのため幻聴と戦った。しかし、夢は破れるどころか事態はここからさらに悪化してゆく。

最終的に、私を殺そうとしたのは部長さんではない。もっともっと、他人だった。
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415 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:36:01.80 ID:Ci/uxj8s
●幻聴の集団ストーカーを警察に通報

前の職場の部長さんは、いまの会社中の人に電話をかけ、オフィスのあちこちから、私への批判の“声”が聞こえる。私は毎日、肩をすくめてその様子をうかがっていた。職場中に電話の音が鳴り響き、あちこちで電話を取った同僚の方が部長さんと談笑している。でも部長さんは姿も形も見えない。

私は怖いのと、話の内容に傷つくのと、理由がよくわからない“ストーカー”に消耗していた。まだ病識が半分しかなく、ちょっと自分の様子がおかしいことはわかっていながらも、何をしたらいいかわからない。よってまず、警察に行くことにした。見えているもの、聞こえているものが現実ならこれはストーカーだからである。この頃、声はたいへん大声になっており、同時に私を徹底的に糾弾するものだった。

その頃から、声が会社の外でも、つまり地域でも自宅でも聞こえるようになっていた。職場に向かう自転車の途上、窓の外から、マンションの室内で…。あらゆるところから声が聞こえて、私はすっかり怯えきり、消耗していた。

声はなにかしてくるわけではなかった。でも、部長さんは私をストーカーしてくる。姿も形も、見えないのに。ということで最寄りの警察に駆け込んだ。

「すみません、統合失調症の妄想だと思われたら申し訳ないのですが…」

警察にいくと、生活課の女性警官が優しく話を聞いてくれた。

しかし、翌朝職場にいくと、なんと「あの女、警察に行きやがった」という部長さんの声が聞こえてくる。警察と職場がつながっている。私はショックを受けて文句をいうため職場から警察にふたたび連絡をした。すると「ストーカーなんだったら念のため職場にも連絡するのは当然ですよ」という笑い声が返ってきた。

あれから7年たった令和の今から思い返すと、このあたりになると、もう何が現実で何が幻聴なのかわからない。事実を確かめに警察の記録をみたいとも思わない。ただ、私はもう世界に味方がおらず、周りは敵ばかりだった。誰に訴えても、無駄どころか事態がより悪化するからである。

ただ、私の話に耳を傾けてくれる人もいた。やっとできた彼氏(のちの社長)と、無職の頃から仲良しの親友である。
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416 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:44:05.22 ID:Ci/uxj8s
●幻聴どころか黒い服の幻覚が見えだす

その頃、土日になると、電車で30分ほどの住宅街にある親友宅に泊まっていた。心優しい親友と、大学教授のお父様の二人暮らしのきれいな邸宅。親友とお父様は私の話をバカにせず聞いてくれ、孤独な世界でふたりは味方だった。

お父様にお小遣いをもらって、土日は二人でいろいろなところにいった。当時できたばかりのスカイツリー。お台場。ディズニーランド。しかし、あちこちで、私を監視している人がいる。黒い服の…。

ここで豆知識なのだが、統合失調症の人たちはその多くが「黒い服の組織に追われている」という話をしだす。後に通うことになる障害者センターで出会ったお友達はみなが黒い服の人たちを怖れていたし、私も同じだった。
なぜ黒い服になるのかはわからない。後の研究で知ったところによると妄想は時代や国で異なり、現代日本ではとくに「他者との関係性のなかで自我を確立する」ため関係妄想が起きやすいのだとか。
黒い服の人たち、主にスーツの人が私を狙っているように思えた。みながつながっているように感じたし、東京の人が多い地域では顕著だった。ただし、住んでいる人が少ない住宅街でも同じ現象は起こった。つまりは、どこにいっても私は追いかけ回され、監視され、嘲笑され、その声と人の姿は存在が大きくなっていく。

この頃になると、幻覚もみえていた。警察もダメだし、会社は全員がストーカーだし、外にでかけても、ロックオンされているのである。
私は昼休みになると職場を抜け出し、近隣のベンチに座って必死で対策を考えた。ガラケーでいろいろ調べた。しかし職場に戻るとそれも筒抜け。「電波ジャックもされてる」と、元プログラマらしからぬ発想で親友に訴えた。
考えてみると、典型的な統合失調症である。親友は私を心配そうに眺めていたものの、病院嫌いの彼女はとくに私に通院をすすめなかった。いや、すすめていたら、彼女も“組織”の味方だとして私は敵認定していたことだろう。

この頃から、職場でも地域でも自宅マンションでも「お前は統合失調症だ!」「病院にいけ」「一生、檻の中にいろ」「鉄格子の部屋で死ぬまで暮らすのだ」という声も聞こえてくるようになった。
転居したばかりで誰もいないはずの隣の部屋に、住民が戻ってきて扉をバンバン叩きながら騒ぐ。「お前は統合失調症だ!」と。うるさくて、つらくて、怖くて、たまらなかった。病院にいけといわれているが、どうしたいいかわからない。

私は、付き合っているパートナー(のちの社長)に、恐る恐る聞いた。
「仮に…仮に…私が精神病になって檻の中に入っても、お見舞いに来てくれる?」
と。すると彼は「うん。毎日お見舞いにいくよ」と答えてくれた。彼はまだ私の異常に気づいていないけれど、私はそろそろヤバいかもしれない。そんなふうに思っていた。

そして、この“彼“を巻き込んで、私の幻聴と幻覚はピークを迎えるのである。
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418 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:45:48.92 ID:Ci/uxj8s
●”組織”に命を狙われる

統合失調症の妄想でよくあるのが、「組織に命を狙われる」というものである。私自身も同様で、徐々に水位が上がるように狂気がこみ上げ、命を狙われるような気がしてきていた。
誰に狙われているか。それは、パートナーの過去と関連づいたものだった。彼は元・港湾労働者で、港湾といえばしきっている上の方は、いわゆるヤクザやさんなのが慣例である。その人達が、私を追いかけ回す“ストーカー“の部長さんとつながって、登場してきたのである。つまりは、彼らがこの一連の幻聴の”黒幕“だった。しかも私を殺しにやってきた。

私は率直にいって怖かった。幻聴とはいえ、ヤクザに命を狙われていると思い込んでいるからである。しかし、私は彼らと面識があるわけではなかった。ただ、存在を知っていただけ。それでも、どんどんその存在は大きくなり、私の命を脅かすようになってしまった。
幻覚も幻聴も妄想も、自分の意思ではコントロールできない。一方でこの頃、精神科にいくことも考えていた。職場でも、様子がおかしい、といわれるようになっていた。

職場の課長さんに呼び出された。同性愛者の噂を立てられた件で私が人権委員会に申し立てようとしていたからである。課長さんは「君と話した人がみんな心配している。ちょっと様子がおかしいような気がするんだけど。もしよかったら、産業医にかかってみないか? スケジュールは調整してあげるから…」といってくれた。しかし、当の課長さんも、(私の中では)組織に操られているのである。

私は、産業医ではなく、精神科に行きたいと言った。でも、当時の私はその会社からの給料でギリギリの生活をしており、お金がなかった。「精神科っていくらぐらいかかるんでしょうか?」と聞くと課長さんは調べてくれ「3,000円ぐらいのようです」と教えてくれた。しかし私はその3,000円も厳しい生活をしていたのである。
でも、もう心身ともに参っていて、夜は眠れないし問題は解決されないし、声は聞こえるし怖い人もウロウロしている。もう私は、死ぬか殺されるかしかないんだろうか。

こんなにつらいなら、いっそ死のうと思った。遺書を書いて自宅を整理してクローゼットにベルトをかけ、クビを吊ろうとした。しかし、そう簡単には死ねなかった。根性なしである。

翌日、落ち込んで会社にいくと、職場の人たちが「死のうとしてやんの!」と大爆笑している。とても傷ついたし、そもそもどうして私が死ななければならないのだ、とも感じた。
幻聴のなかで、親にも連絡がいってるとのことだった。ヤクザが実家の工場にやってきて、親が土下座し、申し訳ございません、と謝罪していると。「もう逃げ場はないぞ」と聞こえてくる。

そして幻聴にも最後の日が来た。私ははっきりと幻をみてしまった。もうろうとした頭で、勇気を振り絞って、幻覚と対峙することにした。逃げ回るのはもうやめだ。
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419 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:47:28.04 ID:Ci/uxj8s
●幻覚と直接対決

入社したその日から様子がおかしくなり4ヶ月。私の幻聴と幻覚はピークを迎え、道を歩くとスモークを張った車が発進する、誰かが笑う、ぎょっとする、電話を掛ける、それだけですべてが“組織”に紐ついて感じた。それどころか、窓の外から「悪いやつは死ね」という声が聞こえてくる。もう最悪である。
精神病院に行こう。何はさておき、この世界から逃げなくては。そう思って、私は父親に電話した。「精神科に行きたいから、お金を1万円貸してほしい」と。父は「すぐ振り込む」といった。

夜中にガタガタとマンションの外で音がする。それが、私を椅子に縛り付けて殺す練習をしている音に聞こえた。お風呂に入ると換気扇から「こいつ、殺されるってわかってるぞ」という声が聞こえる。
帰宅したらエアコンがMAXで動いている。ハムスターがオリを抜け出し勝手に散歩している。給湯器のボタンがオフになっていてお風呂で冷たい思いをする。部屋のマッチをすったあとが残っている。”彼ら”は私の留守中に家の中に入り、徐々に私を追い詰めていく。

外に出るとスモークを張った車が通勤する私の周りを走り、中には黒い服の組織の人がいるように感じる。そして、ある日、私はもう幻聴・幻覚と対峙することにした。ヤクザの親分が私に会いに(殺しに)来るという声が聞こえたからである。
いつものように会社に向かう。すると、路上で向こうからヤクザの親分がやってきた。色黒の肌、挑発的な目、精悍な顔立ち、冷たそうな銀縁メガネ、高そうなスーツ。若い親分である。私は勇気を振り絞って「おはようございます」と“その方“に挨拶した。相手はこちらを見ながら、ゆっくりとうなづいた。

そのまますれ違い、足早に職場の席についた。なぜここまで追い詰められてまだ会社に通うのか?それは雇用される以外の働き方を知らないからでもあった。会社では、「こいつ勇気あるな」という声とともに、親分の「可愛いところがあるじゃないか」という声も聞こえた。

だが「しかし、殺すことには変わりない」という宣言がくだされ、ついに私は殺されることが決まった。昼休み、銀行にいくと父からのお金が入っていた。私はそれを引き出して大切に洋服のポケットに入れた。殺されて盗られてはたまらないからである。
夕方になって、終業時間が来た。今夜私は殺される。その前に逃げなくては、この組織に囲まれた世界から。でも、声は強くなるし、今朝ははっきりヤクザの親玉も見ちゃったし、殺すっていってるし。

最後にお母さんに電話しよう。会議室から携帯で母親に電話してありのままを告げた。「ヤクザが今日、私を殺すから、お別れの電話です」と。母親は「別に悪いことしてないなら殺されることはないけど」とのんきにしていたが、話しているうちに「いまからそっちに行く!」といって電話を叩き切った。

でも、私はもう殺される。会社のエントランスに立って、恐怖で震えていた。通り過ぎる車はすべて組織の車。怖い、覚悟を決めたけど、このまま連れ去られて殺されるのである。
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420 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:51:00.75 ID:Ci/uxj8s
●ついに殺されかけ…

会社のエントランスに立ち尽くして、怯えていた。誰もいない。街がシーンとしている。車だけが往来し、それらは全部、“組織の部下“の車である。このまま敷地の外に出たら、連れ去られて、殺されるのかな。
そう思ったけれど、覚悟を決めたけれど、やっぱり死にたくなかった。好きな人だっているし、親も存命だし、親友と色々なところに行きたいし、可愛いハムスターだって家で私を待っているのだ。
震える手で携帯を取り出し、私は自分で救急車を呼んだ。このまま連れ去られて殺されるなら、”声”にしたがって、一生檻のなかにいるほうがましだと思ったのである。救急車はすぐにやってきて、会社の敷地に止まり、私を乗せた。
でも、救急隊も私に何をするかはわからない。警察だって信用できないのだから。救急車はそのまま重篤な統合失調症を扱う近所でも知られた精神病院に連れて行った。

「これで殺されなくてすむのかな」

ホッとして、気がついたら病院のベッドにいて、冒頭の通り失禁していたのである…。
しかし、まだ薬を飲んだわけでもなく、幻聴は続いてる。鉄格子の部屋に入れられたものの、看護師も医師も、信用できない。
それに、鉄格子の前に、別のヤクザが腕組みして腰掛けている。上半身裸で入れ墨をこちらに見せながら、入り口に座っている。はっきりと見える。「殺すぞ」と言われた。でも、鉄格子の中にいたら安心だ。これから一生、ここで暮らすのかな。トイレとベッドと鉄格子以外何もなくて、慣れたら意外と快適かもしれない。
ベッドに座っていたら、白衣の男性が入ってきた。そして「これを飲んでみて」とカプセルを手渡してきた。拒否権はない。私は”それ”を飲んで、横になった。

病院の中でも“組織“はアクティブに活動していている。つらい。声もたくさん聞こえる。それでも、日が経つにつれ、毎日、渡されるカプセルを飲んでいると、声が聞こえなくなった。

「統合失調症」

と、医師は私にいった。

私はようやく、現実を受け入れた。私は統合失調症になったのだ。人類史上最悪の病に。
それから1ヶ月経って、一時帰宅することとなった。まだこれでも声が聞こえたらどうしよう思っていたけれど、自宅に戻ると静寂が待っていた。
私は結局、職場の敷地から救急車で運ばれてそのまま入院したのであった。会社は課長さんが休職手続きをしてくれて、給料もそのまま振り込まれていた。おまけに見舞金も。入院代はそれで払うこととした。13万円。課長さんが病院にやってきて、医師と私と三者面談することとなった。
「復職したら、出勤訓練をしてください。午前中に会社に来るだけでいい。ただし、契約は年度末で終わり。」
と宣言された。またクビになったのである。

私は35歳になっていた。貧困と一人暮らし未婚と貯金ゼロと…失職と統合失調症まで背負うことになってしまった。
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421 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:52:56.28 ID:Ci/uxj8s
●幻の終わり

「これからどうなるのかな。子供はもう無理だな。諦めないといけない。そもそも、統合失調症って一生治らないっていうし。」

1ヶ月入院している間も、退院したあとも、今後の人生について考えていた。退院してから、しばらく実家に戻った。親は自営業で忙しいため、旅費をもらって温泉旅行に行くことにした。彼氏は「精神病なのに湯治がきくのか?」と笑っていたが、快く見送ってくれた。温泉地ではぼーっと暮らした。ご飯が美味しくて、お風呂も温まり、回復したかのように思えたが、自宅に戻ると布団から起き上がれない。
毎日、ベッドに横たわって天井をボーッと見ていた。声はもう聞こえない。幻も見えない。しかし、体を動かす元気がないのである。「統合失調症、貧困、未来なし、会社はクビ、、、この先どうなるのだろう?」とずっと考えていた。でも、今はまず療養しなければならない。

数週間がすぎると、午前だけ復職となった。会社に通っても、午前中で上がって良いといわれる。仕事も与えられない。毎日、デスクに向かってパソコンをみながらボーッとしていた。なぜか、灘さんも他の人たちも、やたら私に声をかけてくる。復職したら「今日からまたよろしくね」「お大事にね」と言ってくれて、あれだけ私を皆で殺そうとしていたはずなのに、ずいぶん優しい。でも、仕事はなにもない。

しかし、3月でまた無職に戻ることは確定している。医師もソーシャルワーカーも「生活保護を受けてください」といっていたが、どうしても嫌だった、家賃の安いボロボロのアパートに住んでマナーの悪い住民に囲まれ、薬を飲み忘れて狂って死ぬのは避けたかったからである。
午後から、他社の面接に行くことにした。4月からの仕事を探しにである。幸い、3月には求人が多く出る。派遣社員ってこうやって永遠にさまようのかな。

ちゃんと病院には通っているし、障害者手帳も取ろう。しばらく失業保険をもらって、ゆっくりしてもいいかもしれない。そんなふうに思いながら、職場のパソコンで見ていた”ちきりんブログ”に、クラウドソーシングの話が載っていた。会社から登録してみた。これで月2万円でも稼げたら、なんらかの福祉給付と合わせて暮らしていけるかな。
彼氏も親友も親も職場の人も近所の人も、みんな入院した私を心配しているようだった。もう外での仕事はせず、自宅で仕事できたらな。ただ、障害者手帳は、すぐにはもらえない。当時は民主党政権で雇用情勢は極めて厳しかった。

同時に、彼氏が自分の実家に招待してくれた。お母様は「大変だったわね」といいながら、スカーフをくれた。こんな高くて貴重なもの、もらっていいのですか?といったが、「もらっとけば?」という彼氏の一言でありがたく頂戴することにした。
私はそのスカーフを巻いて面接に通った。40倍の倍率を突破してまた事務の仕事が見つかった。結局1年だけ別の職場で働いた。その職場は穏やかで、仕事もゆるく、リハビリにもってこいだった。のんびりした日々が続いた。

契約は無事に終わり、私はまた無職になった。なけなしの貯金で、ボロボロのパソコンを買ってきた。クラウドソーシングでフリーランス・プログラマをしてみようかな。若い頃はプログラミングしたことがあったし、ちょっとぐらいなら私にもできるかもしれない。何より、在宅で働きたい。
でも、ボロボロすぎてターミナルが動かない。仕方ないのでテキストエディタを立ち上げて、ライターをすることにした。気がつけば2014年、春が来ていた。もう世界の中心になるのは嫌だな。匿名記事ばっかり書いている、名前のないライター。私は自分にそう名付けた。名もなきライターの誕生である。

end.
【政治経済】令和床屋談義 電磁波攻撃被害専用 9
422 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 18:59:23.47 ID:Ci/uxj8s
https://note.com/namonakiwriter/n/n2fb5307ffac3

この人は立派である。彼氏の助けは重要なポイントではあるけど、自分自身で病気を受けとめて克服し、社会復帰もしている。

あなたもこうあって欲しいと切に願います。
【政治経済】令和床屋談義 電磁波攻撃被害専用 9
424 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 19:22:12.96 ID:Ci/uxj8s
>>423
どう言っていただいても腹も立ちません。
あなたのような人には沢山あってきてますのでね。
ごく当たり前の反応をされてるとしか思えないです。

このブログの方の内容や症状は多くにあなたと通じるところが沢山ありますよね。

自分の意思で病院に向かうことは非常に難しいとは思いますが、周りに迷惑を掛ける前に病院に行くことをオススメします。
【政治経済】令和床屋談義 電磁波攻撃被害専用 9
425 :日出づる処の名無し[]:2020/11/01(日) 19:25:34.56 ID:Ci/uxj8s
よく、参考にして読んでみてください。
ご自分と重なるところがいくつかあるはずです。

本当に旦那さんがいるなら、旦那さんにも読んでもらってください。

そして旦那さんに聞いてみてください。
『私、統合失調症なんかじゃないよね?』って。

あなたの言うような素敵で素晴らしい旦那さんならあなたを助けてくれると思います。


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