- 【陳は】旧民主党系等研究第933弾【滑稽なり】
583 :日出づる処の名無し[sage]:2020/10/31(土) 18:11:38.34 ID:CNuKJAfr - 【社説】バイデン氏が抱える矛盾
2020 年 10 月 30 日 13:35 JST ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、1928年の大統領選挙で ハーバート・フーバー氏を支持して以降は、どの大統領候補に対しても 支持を表明していない。今年もその姿勢を変えるつもりはない。 しかしわれわれは4年ごとに、各候補者が持つリスクと可能性について概要を示そうと 努めてきた。手始めとして本稿は、大統領候補としてのジョー・バイデン氏の 矛盾に満ちた姿勢について記すことにする。 前副大統領のバイデン氏は、破壊的なドナルド・トランプ氏の政権の後を受け、 国民の一体感を取り戻し、新型コロナウイルス感染症を抑え込むことができる、 安心感を与える穏健派、優れた人格の人物として、選挙戦に臨んでいる。 だがその一方でバイデン氏は、これまでの何十年間かで最も左寄りの政策目標を 掲げている候補でもある。 有権者は、これらの政策をほとんど理解していない。 それはバイデン氏が、その政策を極めてあいまいで一般的な言葉でしか表現していないためだ。 報道機関も、こうした政策をほとんど伝えていない。 米国民はバイデン氏の人柄を理由に投票していると考えるかもしれない。 だが、国民はカマラ・ハリス氏、ナンシー・ペロシ氏、エリザベス・ウォーレン氏、 バーニー・サンダース氏が掲げる政策を受け入れることになる。
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585 :日出づる処の名無し[sage]:2020/10/31(土) 18:12:08.46 ID:CNuKJAfr - >>583
バイデン氏の発言の明るい面を見ると、彼はトランプ氏と正反対の存在になるように思える。 バイデン氏は人を蹴落とすことはせず、規範を無視せず、同盟諸国をないがしろにもしない。 彼は、民主党内の左派の情熱を抑制しながら、超党派の政策をまとめるため共和党と協力する。 こうした面からバイデン氏は、郊外に住む女性たちや、二極化した政治にうんざりしている 共和党支持者にとって、民主党の大統領候補として理想的人物のように見える。 彼は、人格面と新型コロナ対策の面で、統制の取れた選挙戦を展開しており、 それによって今回の選挙は、トランプ氏への信任投票のようなものになっている。 われわれはまた、バイデン氏が分断を抑制する形で国を治めることができると信じたい。 それが米国にとって好ましいからだ。彼が自らの直感に基づいて行動できる状況にあり、 彼が10歳若ければ、それを実現できる可能性があったかもしれない。 2011年の予算案をめぐるホワイトハウスとの妥協にかかわったすべての共和党議員は、 バイデン氏がその場にいた場合には前進があった、とわれわれに語っている。 そしてバラク・オバマ大統領(当時)が協議に加わると、協議が振り出しに戻ったという。 しかし現在、次第に過激化する民主党の動きをバイデン氏が抑制するという証拠が 何かあるだろうか。彼は長いキャリアを通じて、完璧な政党人だった。 政治の潮流に従って、右に左にと揺れ動いた。彼は今年、大統領候補として、 具体的な政策方針を1つとして民主党に刻み込んでいないが、 民主党は彼に党の方針を押し付けている。
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586 :日出づる処の名無し[sage]:2020/10/31(土) 18:12:39.26 ID:CNuKJAfr - >>585
バイデン氏はそうではなく、自らと自らの政策提言を支配的な左派の優先事項に同調させた。 彼は長年取り続けていた人工妊娠中絶への公的支援に反対する立場を捨てた。 彼は所得税とキャピタルゲイン税の税率を1970年以降で最も高くすることを支持している。 彼の労組支持の政策提言は、1930年代のワグナー法を想起させる。 彼のグリーン・ニューディールは、4年間で2兆ドル(約209兆円)を費やし、 命令と規制によって化石燃料の排除を目指すものだ。 これは誇張ではない。 詳細はバイデン氏のウェブサイトと、彼が予備選で勝利した後に支持した バイデン・サンダース合同政策提言に書かれている。予備選の勝者は通常、中道に寄る。 バイデン氏は、バーニー(サンダース氏)部隊の動員を維持するために左に寄った。 バイデン氏が大統領選出後にこれら全てを忘れることができると思っている人は、 民主党左派の資金力とメディアパワーを分かっていない。 バイデン氏が中道から政治を行える可能性が最も高くなるのは、共和党が上院を維持した場合だ。 そうなれば、彼はペロシ下院議長と、2022年の上院予備選で アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員から対決を挑まれる可能性があることを恐れている 上院民主党院内総務のチャック・シューマー氏に一定の影響力を及ぼせる。 そうでなければ、バイデン氏はどうして来年彼らに立ち向かうことができよう。 今、最高裁判事の増員を明確に批判する姿勢さえ示そうとしていないというのに。
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587 :日出づる処の名無し[sage]:2020/10/31(土) 18:13:01.98 ID:CNuKJAfr - >>586
外交に関しては、バイデン氏は良く言っても典型的なリベラル国際主義者のような 言動をしている。彼はドイツなどの同盟国との関係を良好に戻し、 カナダやメキシコといった友好国に武器として関税を使うのをやめるだろう。 しかし彼は、欠陥のあるイランとの核合意と、米国を抑制するが、中国は抑制しない 「パリ協定(温暖化対策の国際枠組み)」に向かって再び突き進むだろう。 バイデン氏は、対中タカ派としてトランプ氏の上を行こうとしているが、 それを本気で信じる人は誰もいない。 われわれは、彼がオバマ氏のように、見せかけの気候に関する約束を優先して、 中国政府の安全保障上の攻勢を過小評価してしまうのではないかと懸念している。 彼の家族が中国政府に近いあやしげな中国人とビジネスをしようとしていたという最近の ニュースは、彼が習近平国家主席にどう対応するのかをめぐる真の疑問を生じさせる。 バイデン氏がその経歴の中でいずれの主要外交政策でも間違いを犯してきた、と ロバート・ゲーツ元国防長官が指摘したことは良く知られている。 バイデン氏は冷戦時代にレーガン政権の軍備拡張、ミサイル防衛に反対し、 (1991年の)湾岸戦争の最初の局面で反対票を投じた。 バイデン氏は、支持者の多かったイラク戦争には賛成したが、民主党が反対すると それにならった。そして、窮地を救うことになった2007年の米軍増派には反対した。 彼はまた国際テロ組織アルカイダの首領ウサマ・ビンラディン容疑者の拠点急襲にも反対した。 イラン革命防衛隊コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官の殺害など、 トランプ氏がやったようなことをバイデン氏が行ったであろうと考えるのは不可能だ。
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588 :日出づる処の名無し[sage]:2020/10/31(土) 18:13:13.40 ID:CNuKJAfr - >>587
バイデン氏に関しての最大のリスクは彼の身体およびメンタル面の状態だ。 彼の様子はますます、年老いた77歳の人物のようになっている。 彼を1日にわずか1回か2回しか遊説させない選挙陣営の戦略、そしてほぼすべての メディアの質問を拒否する彼の姿勢は、安心感を与えるものではない。 4年前に比べても明確なバイデン氏の衰えが、一般的な加齢によるものなのか、 あるいは何かより深刻なものなのか、米国民には分からないというのが現状だ。 大統領職の責務をバイデン氏がどれくらい長くこなすことができるか、 有権者が心配しても不思議はない。 有能なスタッフや寛容なメディアの一群は、できる限り長く彼をかばおうとするだろう。 ただし、任期4年間を全うしたとしても、彼が再選を目指して出馬しないことは確かだ。 バイデン氏に投票する米国民は、彼らが予想する以上に早い時期に後継者となるであろう カマラ・ハリス氏に投票していることになるかもしれない。 バイデン氏は何カ月にもわたり世論調査でリードしている。 そして、何千万人もの有権者は明らかに、「トランプ疲れ」となっており、 新型コロナをめぐるトランプ大統領の対応を嫌っている。 有権者は、米国政治に礼儀正しさと平穏を再びもたらすと期待してトランプ氏の対極と 考える人物を選ぶかもしれない。彼らは、政治的左派がもたらす、これまでとは 違う種類の混乱に投票することになるかもしれないと認識しておく必要がある。 https://jp.wsj.com/articles/SB11774057545780784101804587067553457413254
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