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日出づる処の名無し
【職業に貴賤なく】旧民主党系等研究第905弾【野党に帰る党はなし】

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【職業に貴賤なく】旧民主党系等研究第905弾【野党に帰る党はなし】
827 :日出づる処の名無し[sage]:2020/09/29(火) 09:34:59.84 ID:mqQ7HN/I
米最高裁判事にバレット氏指名、その意味は
就任すれば保守派6人対リベラル派3人に ギンズバーグ判事の後任
By Jess Bravin, Brent Kendall and Jacob Gershman
2020 年 9 月 28 日 14:03 JST 更新

 エイミー・コニー・バレット氏の米連邦最高裁判事への指名が承認された場合、
米国の法律に保守派の考えを刻み込むという何十年にもわたった取り組みが
最高潮を迎える可能性がある。そうなれば、政府の役割、個人の権利のほか、
平等の保護、適正な法的手続き、残酷で異常な刑罰など長く論争の的となってきた
憲法上の文言の解釈にも影響を与えることになる。

 1969年以降に最高裁判事に就任した者の大半(19人中15人)は、共和党政権が指名した人物だ。
しかし保守派はこれまで、1930年代に確立され、アール・ウォーレン最高裁長官の下で
1950年代、1960年代に花開いた進歩派寄りの多くの法原理を完全に取り除くことができずにいた。
この時代の後、リベラル派は、長きにわたって少数派の4人の判事を維持して
最高裁の右傾化を遅らせてきた。そして時には、保守派判事1人をリベラル派と
同じ判断に引き入れることで、5対4で勝利を得てきた。

 ルース・ベイダー・ギンズバーグ判事の死去に伴い、保守派は最高裁の支配を固める
チャンスを得た。この空席を埋めるため26日にトランプ氏による指名を受けたバレット判事は、
憲法解釈を改めるという、保守派の多くが願う役割にぴったりの人物のように見える。

 政府、学会、裁判所の要職に就く保守派の法律家を何世代にもわたって育ててきた
保守系法曹団体「フェデラリスト・ソサエティー」の長年の会員であるバレット判事は、
ノートルダム大学で法学の学位を取得し、保守派の法律運動を主導した
ローレンス・シルバーマン判事、アントニン・スカリア判事の下で事務官を務める中で、
見識を確立した。その後、彼女はノートルダム大学法学部の教授陣に加わり、
多くの論文を生み出すことで、保守派の法的思考を代表する人物としての地位を固めた。

 スカリア判事と同様にバレット氏は、オリジナリスト(始原主義者)、テキスチャリスト
(原典主義者)として知られる。つまり彼女は、憲法が成立した段階でその文面が
意味していたと自身が理解した通りに憲法を適用し、法律の解釈に当たっては、
議員らがどんな目的の達成を目指して立法したかではなく、法律の文面に焦点を絞る。
【職業に貴賤なく】旧民主党系等研究第905弾【野党に帰る党はなし】
829 :日出づる処の名無し[sage]:2020/09/29(火) 09:35:20.74 ID:mqQ7HN/I
>>827

 バレット氏は今月に入り、「議会の意向を推し量るのは、不確かで危険なやり方だ。
これが、(法律を)文面に忠実であるべき多くの理由のうちの一つだ」と記述している。

 オリジナリズムとテキスチャリズムは、憲法上の権利を拡大解釈するリベラル派の法律学を
抑え込む手法として保守派が支持する考え方だ。

 バレット判事の学会、法曹界での経歴は、彼女の法理論が保守的な結論を生み出す
であろうことを示唆している。元上院議員(民主、ウィスコンシン州)で、
リベラル系のアメリカン・コンスティテューション・ソサエティーの会長を務める
ラス・ファインゴールド氏は、トランプ氏が指名した3人目の最高裁判事によって
「進歩派にとっては収穫の乏しい時期が数年ないしもっと長く続く可能性がある」と
述べている。現在48歳のバレット判事は、今世紀半ばまで最高裁判事を務める可能性がある。

 バレット氏は2017年にトランプ大統領によってシカゴの第7巡回区控訴裁判所の判事に
指名された。その際、承認のための議会公聴会で、彼女のカトリックの信仰が
宗教色のない判断を阻害するのではないかとの観点で民主党上院議員らの詰問に直面した。

 同氏はその時、「それが信仰から来るものでも、それ以外の何かから来るものでも、
判事が法に対して自らの個人的な信念を押しつけることは、決して適切ではない」と述べた。

 ダイアン・ファインスタイン上院議員(民主、カリフォルニア州)に
女性が人工妊娠中絶する権利を認めた1973年のロー対ウェイド判決を支持するかと聞かれた際、
当時教授だったバレット氏は、「私は控訴裁の判事候補者として検討されているのであり、
ロー判決について反対票を投じる機会はないだろう」と答えていた。

 最高裁は、前例について再検討する権限を持つ唯一の裁判所なので、そういう機会は
あるかもしれない。当時大統領候補だったトランプ氏は2016年の討論会で
同判決を覆すことについて聞かれ、「われわれが2人ないし3人の判事を送り込めば、
そういったことが起こるだろう。私の見方からすると、それは自動的に起こる。
私が裁判所にプロライフ(生命尊重派)の判事を送り込むからだ」と述べていた。
【職業に貴賤なく】旧民主党系等研究第905弾【野党に帰る党はなし】
831 :日出づる処の名無し[sage]:2020/09/29(火) 09:35:45.95 ID:mqQ7HN/I
>>829

 バレット判事は人工妊娠中絶に関する意見を書いたことがないが、
これまでの投票行動からは、同判事がギンズバーグ判事やその他のリベラル派判事が
示してきた見解を少なくとも懐疑的に見ていることがうかがえる。

 最高裁は、とりわけ、レーガン大統領が指名した
中道右派のサンドラ・デイ・オコナー判事に代わりに
保守派のサミュエル・アリト判事が加わって以降、右寄りの軌道を描いている。
最高裁の保守派は多数決でリベラル派を破り、連邦法に宗教的な例外を打ち立ててきた。
選挙資金規制を憲法修正第1条(信教・言論の自由)に違反しているとして無効にしたり、
議会が党派的になり過ぎているかどうかを判断するのは不可能との見方から、
自党が有利になるような選挙区の区割りを容認したりした。

 近年では、保守派判事の中で、リベラル派の意見に同意して同派寄りの5対4の判決を
もたらす可能性が最も高かったのは、ジョン・ロバーツ最高裁長官だった。
直近の開廷期では、ルイジアナ州の中絶規制を違法とする判断につながった。
しかし、彼が唯一の人物ではない。ヘリテージ財団ミース法学司法研究所
(Meese Center for Legal and Judicial Studies at the Heritage Foundation)の
所長を務めるジョン・マルコム氏によると、
団体「サンズ・オブ・コンフェデレート・ベテランズ(南軍退役軍人の息子たち)」
による記念のナンバープレート作成をやめさせるテキサス州の判断を支持した
2015年の判決では、クラレンス・トーマス判事がリベラル派に5票目を投じた。

 マルコム氏は「どんなときでも、裁判所のリベラル派は、
保守派から判事を1人引き入れることができていた」と指摘、バレット判事が加われば、
「リベラル派は1人判事を引き入れられたとしても、5対4で保守派が多数になる」と述べた。
このため、ニール・ゴーサッチ判事、ブレット・カバノー判事に続いてトランプ氏が
指名した3人目の候補は、全てにおいて保守的な結果が出ることを決定づける可能性がある。
【職業に貴賤なく】旧民主党系等研究第905弾【野党に帰る党はなし】
833 :日出づる処の名無し[sage]:2020/09/29(火) 09:37:30.64 ID:mqQ7HN/I
>>831

 ワシントン大学(セントルイス)とミシガン大学の研究者による
司法イデオロギー分析によると、これまでに知られているバレット判事の見方は、
トランプ氏がこれまでに指名した2人の判事よりも右で、トーマス判事やアリト判事よりは
若干左に位置する。論文の著者の1人であるワシントン大学のリー・エプスタイン教授
(政治学・法学)によると、この結果、「中央に位置する判事」は
現在のロバーツ最高裁長官から右側にシフトして、カバノー判事になるという。

 それでも、終身任期のポジションに指名された後にイデオロギー的な方向性が変わる判事もいる。
ギンズバーグ判事の前任者でケネディ大統領に指名されたバイロン・ホワイト判事は、
時折保守派に加わることがあり、ロー判決でも反対意見に加わった。
ジョージ・H・W・ブッシュ(父)大統領に指名されたデービッド・スーター判事は、
前任者だったリベラル推進派のウィリアム・ブレナン判事からの
180度転換を予想されていたが、そうはならなかった。

 保守、リベラルが6対3の構成となる最高裁の重要な問題は、
保守派の法曹関係者の間で不評とみなされている過去の判例の幾つかを、
どのような形で、またどれだけ速いペースで再検討する動きを見せるかだろう。
判事たちは新たな方向へ進むのを望んでいるからといって過去の判例を取り上げて
覆すことはできない。訴訟当事者がまずこうした問題に関する案件で
訴訟を起こさなければならず、その上で裁判所が審理開始に同意しなければならない。

 先例に従うことで法の安定を促す法的原則である「先例拘束性(stare decisis)」に
ついて、新たな構成の最高裁は、たとえ、このところ新たに就任した判事たちが
先例拘束性に従来と異なる決定を下した場合でも、どのように取り組むのかは不明だ。
このラテン語のフレーズstare decisisは決定済みのものに判断を拘束されることを意味する。

 防戦に慣れているリベラル派の最高裁判事たちはこの何年か、
先例の神聖性を主張してきた。エレナ・ケーガン判事は2015年の意見書で、
「先例拘束性を尊重することは幾つかの誤った判決に固執することを意味する」と指摘、
「正しい判決は、それを正当化する上でこの原則を必要としない」と述べた。
【職業に貴賤なく】旧民主党系等研究第905弾【野党に帰る党はなし】
836 :日出づる処の名無し[sage]:2020/09/29(火) 09:37:56.45 ID:mqQ7HN/I
>>833

 ロバーツ長官は、誤った決定だと自身が判断する幾つかの先例に従ってきており、
その理由について、最高裁判事が交代するごとに法的解釈が揺れるようなことになれば、
法廷は司法機関ではなく政治機関に似たものになってしまうと主張している。
それとは対照的にトーマス判事は、憲法本来の意味と考える自分の見解に反する判例が
あれば、それらを破棄すべきであると主張している。

 バレット氏はしばしば、先例拘束性に批判的だった。
バレット氏は2003年の法律論評記事で先例拘束性に関し、
誤りがあると個人が判断する法的手続きに対して異議を唱えるのを困難にするもので、
個人から適正な法的手続きを奪うこともあり得るとの見解を示唆している。

 バレット氏の判事としての経歴は限られたものだが、幾つかの意見書、
および法学部教授時代の執筆文書は、同氏の見解を具体的に知るのに役立つ。
ギンズバーグ氏との主要な相違点の1つは、バレット氏が国民に銃保有の権利を認めた
憲法修正第2条の権利保護について、ギンズバーグ氏よりも、より広範囲に解釈している
ことである。

 2008年および2010年に賛成5対反対4となった最高裁判決は、護身のために拳銃を保有する
個人の権利を認めたものだった。それ以降、最高裁は銃に関する訴訟案件を却下している。
最高裁ではトーマス、アリト、ゴーサッチ、カバノーの4氏が修正2条を幅広く解釈する
ことで知られているが、下級審は武器・弾薬を規制する州法、地方法の圧倒的多数を
支持する判決を出している。

 バレット氏は昨年、メディケア(高齢者・障害者向け公的医療保険)をめぐる
詐欺事件で有罪判決を受けたホワイトカラーの被告に対し、被告の銃保有について
主流の意見と異なる見解を示し、有罪被告の銃保有を完全に禁止することに反対した。
同氏は重罪犯罪人から銃保有の権利を剝奪する前に、
政府は、そうした人物が実際に危険であることを示さなければならないと指摘した。

 バレット氏は、「建国時の議員たちは、重罪犯罪人という理由だけで
これらの人物から武器保有の権利を剝奪しなかった」と主張した。

https://jp.wsj.com/articles/SB12482633762737494654104587003222658640522


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