- 新・戦艦スレッド 110cm砲
320 :名無し三等兵[sage]:2020/10/18(日) 08:37:04.09 ID:sm2LjhAe - >>314
測程儀と航跡自画器を突き合わせて、誤差を修正するということ? 測程儀は船速と持続時間、つまり何ノットで何時間走ったと言う一連の記録をとり、 航跡自画器は、測程儀の記録に羅針儀の方向データを加味して海図上の位置をプロットする 既知の絶対位置、例えば出港地からどの方向に何ノットで何時間航行したから今ここに居るはずの連続 つまり、測程儀と航跡自画器は一体の関係にあるので、誤差修正にならないのでは? 現在位置の誤差修正をしたかったら、陸地の目標物を測量するとか天測で絶対位置を測るしかないかと
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322 :名無し三等兵[sage]:2020/10/18(日) 09:39:02.30 ID:sm2LjhAe - >>321
航跡プロットは、速度、時間、方向から推測した現在位置の連続 あり得ない鋭角は、現在位置の推測が間違ってるから ただでさえ戦闘中の頻繁な変速変針に、何ノット方位何度で何分航行という計測精度が追いつけるかという点もあるし、計測機器へのダメージや船体傾斜、操作員の戦死戦傷もあるなか、戦闘詳報の航跡図は参考程度だろうね 沈没位置もだいたいズレてるし
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325 :名無し三等兵[sage]:2020/10/18(日) 12:18:40.16 ID:sm2LjhAe - 大戦中の日本海軍が戦闘中の航跡記録をどうしてるか、ずばり言及した資料など知らないので推測にはなる(このスレにいる連中はみな同じと思うが)
要するに下記2つの組み合わせと思われる ・絶対位置を直接測定する天測 ・速さと方向のベクトルデータの累積で、最終位置からの移動量から現在位置を推測するのが測程儀と航跡自画器 戦闘中でも天測して現在位置を都度海図上にプロットしてるというなら、都度の測定誤差はあっても誤差の累積という概念はない プロット誤差の大きい箇所のみ、あり得ない鋭角などが発生する そうじゃなくて、戦闘中は天測してる余裕などなく、最後に測った絶対位置からの移動量・移動方向で現在位置を推測するのなら、誤差が累積するので変速変針が頻繁な戦闘中の航跡図の精度は低くなる いずれにしても、沈没艦の位置データは記録と実物の位置を照合できるので、記録の精度が検証できる 対空戦闘で逃げ回った大和の沈没位置が、戦闘詳報と発見現場が40キロもズレていることからも、海面から海底までの移動はあるにしても、記録の精度はわかるというもの
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328 :名無し三等兵[sage]:2020/10/18(日) 23:49:30.91 ID:sm2LjhAe - なるほど、航跡記録のことを実際に知ってる人だね
実物を知っている人にはかなわない ただ、言いたかったのは記録精度じゃなくて、最終位置からの速度と方位の変動履歴から、現在位置を推定する精度 つまり速度と方位の観測精度の方 観測精度が低ければ、それをアウトプットした航跡記録の精度も低くなるだろう もともと洋上での砲戦では敵艦との相対的な位置関係が重要なので、航跡記録の必要度、優先度はそんなに高くないのかもしれない
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