- 南雲忠一中将を再評価するスレ(機)
39 :GF長官[sage]:2020/07/04(土) 21:44:53.04 ID:9CTfBsz/ - >>38の続き
さすがに、彼我の距離が140浬まで接近していれば、 2千ポンド爆弾を積んでいっても大丈夫でしょう! (発艦できるのかは知らんけど) つまりここから、米司令部は、日本空母との距離を 誤って認識していたと推測されます。 140浬になるまで発進時刻を遅らせた、とは考えにくい。 実際は「200浬先」くらいの感覚だったのではないかと。
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40 :GF長官[sage]:2020/07/04(土) 21:46:06.39 ID:9CTfBsz/ - >>39の続き
かくして1212時、エンタープライズとホーネットの両空母から SBD58機が発艦した。 日没は1543時なので、あと3時間半といったところ。 巡航速度を130ノットくらいとすると、片道200浬は1時間半 往復+戦闘時間を考慮すると、帰投は夜間になることも 考慮しなければなりません。 これは索敵発見の遅れと通信の混乱で、発艦時刻が午後遅くに なったからですが、元はといえば、スプルーアンス少将が索敵を 実施しなかったことに、根本原因があります。
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41 :GF長官[sage]:2020/07/04(土) 21:46:58.87 ID:9CTfBsz/ - >>40の続き
そして索敵を軽視した結果、敵発見が遅れ、攻撃隊発進も遅れ、 出撃機数の割にはたいした戦果も出せずに、夜間収容となり、 不時着機を多く出すという悪循環は、 ちょうど2年後のマリアナ沖海戦でも、繰り返されることになります。
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42 :GF長官[sage]:2020/07/04(土) 21:49:13.06 ID:9CTfBsz/ - >>41の続き
これまで繰り返してきた通り、 本職は、”空母部隊指揮官”としてのスプルーアンス提督を あまり評価していません。 空母の基本的な運用を理解していないと思われる行動が多く、 決断力にも乏しい。 もっと言うと、彼の作戦指導からは、 「空母の戦いは、こうあるべき」といった思想が感じられない。
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43 :GF長官[sage]:2020/07/04(土) 21:49:43.17 ID:9CTfBsz/ - >>42の続き
ただし、”名将”としては高く評価しています。 軍人にとって、ある意味「結果がすべて」ですので。 スプルーアンス少将は、運の良い男だったのでしょう。 これは馬鹿にしているわけではなくて、 指揮官にとって、幸運と言うのは欠くべからざる要素の一つで、 畢竟、名将=幸運の持ち主と言っても過言ではありませんね。
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