- 【89式】戦後国産小火器総合 42【64式】
891 :名無し三等兵 (ワッチョイ 5fef-AFO5)[]:2020/01/12(日) 11:57:03.63 ID:k8J2PYaD0 - バネは、縮みっぱなしでも自由長が短くなってヘタる。
そのせいで出荷状態で初弾から最終弾までジャムらない適正なテンション掛かるように スプリングのプリロードとレートを設計しそのままの数値でバネを生産すると、 使ってる途中からヘタリが出て必ず自由長が短くなりテンションが足りない状態になる。 特にマガジンフル装填を多用し縮み量が線間密着に近い状態を維持するほど起き易い。 反対にヘタリを見越してスプリング設計し、いきなりマガジンに組み込みと、 マガジンリップへのカートリッジの当たりが強過ぎてリコイルスプリングが負けて スライドやボルトの閉鎖不良が初期で多発する。 理想的なのは、ヘタリを見越したスプリングを生産し組み込む前の生産工程で ある程度バネを事前にヘタらせる負荷掛ける(なじませる)工程を入れること。 自動車や二輪車でも、精度の必要なバネが必要な場合、バネを事前に負荷掛けて 初期ヘタリさせて馴染ませたスプリングを使用してる。その分コストが上がる。 近年の下方装填式でフォロアが上昇してくタイプの方が実際は、理想的。 カートリッジ重量とスプリングテンションが相殺されバランスすることで、 初弾と最終弾のマガジンリップへの当たり(面圧)を均一化した設計がし易い。 だたスプリングのヘタリ(自由長の短縮)が出るとそのバランスを崩す事態が起こるだけで。
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