- 海・航空・陸上戦考察スレ 軍事戦略・作戦・戦術31
814 :名無し三等兵[]:2020/01/11(土) 11:37:38.36 ID:7eyfXkon - >>813
当時は自衛隊の海上輸送力がない(今もかな)、青函トンネルが完成していない、なので本州から北海道へと増援を送ることが困難だった。 米軍の来援は当然のごとく織り込み済みだったけど、それまでの遅滞が必要だった。 そこでソ連軍の出てきやすいとされた北海道に兵力配置の重点を置く戦略を取り時間稼ぎを図った。 実は、ソ連軍の道北進攻の妥当性はあまり考慮されていなかった。というより論じるべきことではなかった。
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816 :名無し三等兵[]:2020/01/11(土) 11:47:37.01 ID:7eyfXkon - 続き
この想定の根拠は、実は第三次世界大戦時に日本の軍事力が西側にいかに寄与できるかというもの。 ソ連の原潜(攻撃型ばかりか戦略型も含む―むしろ戦略原潜封じ込めの方が重要とされた)が大洋に 出る事を妨害し狭い水域に閉じ込めることで西側の行動に寄与できるとした。 当時、自衛隊ではチョークポイントである三海峡を有事には封鎖する戦略を採っていた。 基本は空と海で押さえるが、封鎖破りのためソ連陸軍は道北に進攻することは有りうるとされた。 これが道北防衛すなわち音威子府ドクトリンとなった。(でないと陸自の使い場所が無いというのは公然の秘密だった)。
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817 :名無し三等兵[]:2020/01/11(土) 11:52:48.04 ID:7eyfXkon - >>815
その意味合いもあります。 でも続きに書いたように政治戦略的な(だからマジの議論あ表向きできなかった) 当然、当時でも左右双方から妥当性について突っ込みがあった記憶があります。 それで道北重視で本州に来られたらどうすんのという警鐘が「ソ連軍日本上陸」という 仮想戦記。 この問題に興味があるなら栗栖さんの著書を読んでください(署名忘れた、Lans氏頼む)
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