- 国家安全保障政策/国家戦略研究スレッドPart2
433 :名無し三等兵[sage]:2019/09/07(土) 22:58:09.11 ID:AMoIEfGI - >>428
>皇帝に従わないということは、政治に従わないのだから軍部の暴走 現代ドイツ軍の服務の基礎中の基礎は「政治を盲信するな」ですよ。 次の時代に、皇帝に服従する性質をナチスに利用されヒトラーに服従の宣誓までした反省です。 政治への服従を言い分けに「常識」まで捨て去るのは論外です。
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434 :JTAC[sage]:2019/09/07(土) 23:08:00.68 ID:AMoIEfGI - >>428
>持久戦とは作戦であって、戦争の性質というのは的外れも甚だしい。 好きでやってるわけでなく、やむを得ず持久戦を戦ってるケースも多数。 起きるべくして起きます。 クラウゼヴィッツの時代はスペイン戦争ありのモスクワ遠征ありの多数の事例により戦争論も影響を受けています。
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435 :JTAC[sage]:2019/09/07(土) 23:21:27.50 ID:AMoIEfGI - シュリーフェンプランは、本来パリの西側を通る予定だった第1軍が、
兵站不足と兵士の疲労によりマルヌの会戦以前にパリ防衛軍の包囲を諦め南下した。 その結果、フランス軍主力とパリ防衛軍の間のU字の中に自分から頭突っ込むことになった。 完全に兵站と兵士の疲労を度外視した自滅です。 最近の兵学でシュリーフェンプランを弁護する輩はほぼいません。
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436 :JTAC[sage]:2019/09/07(土) 23:35:46.22 ID:AMoIEfGI - モルトケの時代。そもそも政治がややこしいんです。
右から左まで多士済々の議会が一応ありますが、これが内閣の軍事予算を片っ端から否決し、あまつさえプロイセン国王の廃立にまで挑戦してきます。 この時、首相兼外相に国王に任命されたビスマルクは「議会と政府と貴族院が割れた場合の憲法規定は無い。よって多数決で決めよう。 二(政府・貴族員)対一(民衆議会)で軍事予算可決ねw」 その走りが例の「鉄血演説」です。 モルトケがちょおっと政治と距離を起きたがったのは、この時代の事情としては有りです。
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437 :JTAC[sage]:2019/09/07(土) 23:41:18.18 ID:AMoIEfGI - 日本の統帥権問題も、実は政治の方もかなややこしいんです。
社会主義者に浸透されるは、在郷軍人会動向は怪しいは。 「統帥の妙」もそんな危機感による兵学思想の歪みでもあります。
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438 :JTAC[sage]:2019/09/07(土) 23:51:22.62 ID:AMoIEfGI - ビスマルクのプロイセン国王への口説き文句がすごい。
「議会問題で陛下を見捨てるくらいなら、ホーエンツォレルン家の家臣として討ち死にを選びまする!」 こうきました。 モルトケ 「自分、半分デンマーク人す。」 グナイゼナウ 「あたしゃオーストリア人。」 シャルンホルスト「わっちはハノーバー。」 クラウゼヴィッツ「・・・・」
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