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名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)
F-35 Lightning II 総合スレッド 87機目 [無断転載禁止]©2ch.net

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F-35 Lightning II 総合スレッド 87機目 [無断転載禁止]©2ch.net
933 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 15:48:33.19 ID:qzqJDpNZd
>>898
バトル・オブ・ブリテンのような防勢対航空が成立可能だという考え方こそ、技術の進化によって過去の常識となったものだろうに

柳田修「航空自衛隊における機動戦理論の適用」(航空自衛隊幹部学校、2012)
http://www.mod.go.jp/asdf/meguro/center/AirPower3rd/059kenkyu2.pdf

(以下引用)
空自は、これまで第二次世界大戦時における英本土防衛作戦である「バトル・オブ・ブリテン(BOB)」の戦い方を参考にしてきた。そのため、空自の文書化されていない作戦理論の一つには、BOBの作戦様相イメージから「暗黙知」36となった「BOB理論」があるといえよう。
BOB理論は、一般的には「消耗(attrition)」の行動様式からなる理論である。「消耗」は、兵器対兵器による消耗的な戦いを強調する行動様式であり、わが国のように専守防衛の「態勢」を重視する場合には、排除できない考え方である。
(中略)
…「消耗戦」だけでは、軍事技術の進化を伴った現代の安全保障環境において、十分な軍事的成果を達成することは困難と考えられるのである。
したがって空自には、これまでの「BOB理論」を形式知として発展させるとともに、「機動戦」等の考え方をも取り入れ、わが国の特有の作戦理論を構築することが必要となる。
(引用終)
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937 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 15:59:53.83 ID:qzqJDpNZd
F-35AはおろかGBU-39/Bまでもが導入され、それらがDCAの拠点となるべき前線ではなく後方、それもシェルターが完備された三沢に配備され、さらにKC-46Aまでもが配備される意義は何か?

米軍の戦域外からの打撃による戦略抑止に対し、それを補う戦域内からの戦闘爆撃機による戦術的抑止を核とする「耐性的拒否」について述べた下の論文と合わせて考えてみると良いのではなろうか

戦略研究グループ『航空自衛隊として重視すべき「耐性的拒否能力」』(航空自衛隊幹部学校、2016)
http://www.mod.go.jp/asdf/meguro/center/AirPower2nd/094memo2.pdf
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939 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 16:16:46.11 ID:qzqJDpNZd
>>934
いくつかあるだろうが、最も顕著なのは長距離ミサイルの進化だろうな

荒木淳一(南西航空混成団司令)『南西地域における現状等について』(航空自衛隊幹部学校、2016)
http://www.mod.go.jp/asdf/meguro/center/AirPower3rd/001tokubetsu01.pdf

(以下引用)
南西地域における島嶼防衛のシナリオで、最も対応困難な侵攻様相は、弾道ミサイル(BM)並びに巡航ミサイル(CM)による飽和攻撃である。
中国は「まず麻痺させ、次いで殲滅する」という軍事ドクトリンを有していると言われており、サイバー攻撃により指揮統制系統を麻痺させ、
その後BM/CM による飽和攻撃で軍事目標や作戦基盤を大きく機能損失させた後、戦闘爆撃機や爆撃機等により連続波状の航空攻撃を企図する可能性が高いと考えられる。
BM/CM による飽和攻撃への対応は重要な課題である一方で極めて困難な難題である。
何故なら、まず第 1 に飛翔速度が極めて速く 10分以内の至短時間で目標に到達する BM 防衛には、プログラム化された情報処理を行い射撃指揮を支援できる高性能な指揮統制機能が必要であり、CM を含む空中目標に対する指揮統制系統とは別の系統が確立されている。
従って、同時飽和攻撃に対しては二つの系統を連携させて効率的に機能させることが求められるが、これは通常容易なことではない。
どの目標を優先し打ち分けるか等の考え方であるショットドクトリンや防護目標の優先順位など、事前の調整、計画が極めて重要となる。
周辺国の能力向上に対応して、必要かつ十分な量を整備し続けることは、一般的に困難である。
(中略)
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942 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 16:19:51.87 ID:qzqJDpNZd
>>939 (続き)

一般的に航空防衛力は地上において極めて脆弱であり、地上における航空防衛力(航空機並びに整備員等)の保全は、航空作戦の成否を左右する重大な要素である。
また、航空防衛力は飛行場、指揮通信網、燃料・弾薬などの所謂作戦インフラや後方支援器材に大きく依存しており、作戦インフラ無しには戦闘力の発揮は不可能である。
このような特性を有する航空防衛力を、南西地域という地理的特性を有するエリアで運用するためには、航空防衛力の保全や作戦インフラの堅持は不可欠の要素であり、抗堪性、継戦能力の向上無くして実効的な対処は不可能である。
(引用終)

ザックリ言うと、迎撃の困難な各種ミサイルが発達してしまい、これまでのように戦闘機を主体として「圧倒的な迎撃力によって敵の攻撃を防ぎ抜く」というやり方ができなくなったということだろう
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944 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 16:29:59.64 ID:qzqJDpNZd
EOR可能なSAMが画期的な戦力となるというのはその通りだと思うが、それでも迎撃困難な長距離ミサイルの脅威を相殺することはできない

あくまで領土周辺数百km限定で、なおかつキルチェーンが確立された状況でなければ機能しないし

>>940
その長距離ミサイルの配備よりも手間がかかるが有効なのが、>>937の論文に示されるような戦闘機爆撃機による敵地攻撃なんだ

敵の長距離ミサイルで前線の基地が機能せず航空機によるDCAが不可能となるなら、いっそ比較的安全な後方基地から攻勢作戦を展開した方が有効だろう

それを踏まえて>>937の冒頭の一文を考えてみるのはどうだろうか?
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945 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 16:31:48.31 ID:qzqJDpNZd
F-35AはSAMのエアボーンセンサーである以前に、強力無比な戦闘爆撃機なんだよ
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956 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 17:19:21.67 ID:qzqJDpNZd
>>946
>コストや防衛に割けるリソースの低下

現にF-35Aを導入したように、DCAに割いてきたリソースをOCAに割けるんでそこまでコストが嵩むとは考えにくい、つーかF-15preMSIPをF-35Aで代替すればいよいよハード的な障害はなくなる
問題なのはノウハウの取得や運用耐性の構築などソフト面で一定のコストと時間がかかることだが、急速にMDを整備してきた自衛隊にとってはそう不可能なことではないと思われる

>法律や国民感情

敵地攻撃は法的にもグレーな上、国民に支持された与党がその獲得について提言を行っているが
もしその程度の理由で敵地攻撃の獲得が困難だと言えるのなら、集団的自衛権の容認なんて絶対無理だったろうに
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960 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 17:50:54.02 ID:qzqJDpNZd
>>948
航空自衛隊幹部学校が、戦闘爆撃機を主要装備とする耐性的拒否能力を重視すべきと提言しながら、敵地攻撃能力獲得について提言しないのは不自然だが
これは航空自衛隊幹部学校がランドやCSBA、世界平和研究所と違って一行政機関に過ぎないからだ、と考えるのが妥当だろう

>>949
LRS-Bは、米軍が整備していくであろう戦略的拒否能力における主要装備であって
自衛隊が重視すべきとされる耐性的拒否能力で核となるのは、たとえばF/B-22のような戦闘爆撃機だとされている

で、そこにもってこいなのがF-35Aだろう
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961 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 17:59:55.55 ID:qzqJDpNZd
>>959
論文から分かるのは
・長距離ミサイルの発達で航空機によるDCAが不可能化しつつある
・航空自衛隊は耐性的拒否能力を重視すべきである
という二点

そんな中、近年の関連動向(航空戦術教導団の設立、F-35Aの導入と三沢配備、SDB調達、与党による敵地攻撃能力獲得への提言)、を踏まえると、DCAに代わりOCAに重視すべきはISRとネットワーク化と書かれてるするのが妥当であるというのが自分の意見だが

何か誤謬があれば指摘してくれ
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962 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 18:02:03.32 ID:qzqJDpNZd
>>961
誤謬だらけになっちまった、訂正

そんな中、近年の関連動向(航空戦術教導団の設立、F-35Aの導入と三沢配備、SDB調達、与党による敵地攻撃能力獲得への提言)、を踏まえると、DCAに代わりOCAに投資するのが妥当である、というのが自分の意見だが

何か誤謬があれば指摘してくれ
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969 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 18:18:45.57 ID:qzqJDpNZd
>>963
ISRってのは敵地での?

>>964
100kmくらいって話だが
例えばJ-11やS-300等の迎撃をかわしながら水門、福州あたりの敵前線基地のシェルターを潰したり、エプロンの戦闘機を無力化したりするのには使える

あるいは沿岸部で暇してる駆逐支隊、潜水支隊を壊滅させたりもできよう
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991 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 19:07:16.39 ID:qzqJDpNZd
>>965
>論文以上の事は全てあなたの想像でしかないで終了のお話や

その想像に誤謬がないなら、それは合理的な推測だ
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994 :名無し三等兵 (スップ Sd7a-UHR3)[sage]:2017/06/18(日) 19:09:12.94 ID:qzqJDpNZd
>>972
論文を根拠に「敵地攻撃能力を獲得するのが妥当だ」と主張するのに対して、合理的な反論がなされないんで、議論にならないんだよ


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