- 日本の古代史 Part10
396 :出土地不明[sage]:2013/09/03(火) 14:46:34.64 ID:b990XqwD - 【考古】中東シリアの世界遺産・パルミラ遺跡の地下墓から出土の人骨、後漢の女性か〜奈良県立橿原考古学研究所など
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1377779728/l50 シルクロード沿いにあるシリアの世界遺産・パルミラ遺跡の地下墓(2世紀初め)で出土した人骨に、 古代中国の女性とみられる骨があったことが、奈良県立橿原考古学研究所などの調査でわかった。 中国の文献に、地下墓ができる少し前に後漢(25〜220年)の使節団が ローマに向けてこの一帯を通った記録があり、その一員の可能性がある。 地下墓は、シリアの要請で奈良県などが調査、これまで160体余りの人骨が出土した。 大半は顔の彫りの深い西アジア系のパルミラ人とみられるが、1991〜92年に発掘された1体だけは 顔の骨が扁平で口元が少し張り出していた。 中橋孝博・九州大名誉教授(自然人類学)が鑑定したところ、 石器時代から中国にいた東アジア系の人々の特徴と一致。骨や歯の特徴から30歳代女性とわかった。 中国の歴史書「後漢書」には、後漢の将軍・班超が「大秦」(ローマ帝国)と国交を開くため紀元後97年、 甘英を使節として派遣、使節団は「安息」(パルティア=イラン周辺)を経て「条支」(シリア)に至ったが 引き返したと記される。 菅谷文則・県立橿原考古学研究所長の話「時期や場所からみて甘英の使節団の一員ではないか。 想像がかきたてられる発見だ」 YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20130828-OYT1T00627.htm http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130828-412659-1-L.jpg
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