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ゲームセンター名無し
BORDER BREAK のキャラはエロかわいい 2GP
BORDER BREAK ボーダーブレイク 304GP

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BORDER BREAK のキャラはエロかわいい 2GP
636 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 14:59:23 ID:WeE8A7XV0
「どうでしょう、隊長」
「うーむ、不可解だな。」
ひとまず敵が通過するかもしれないルートに榴弾をばら撒いてから、ナルシーの質問に答えた。
「作戦を立てる能力は優秀かもしれん。今回の熱血のコア凸ルートは少年が書いたものだ。事実、こんなにスムーズにコア凸できたことはない。」
「そうですね…熱血を早期離脱させたのも、戦力温存のためでしょう。それに『敵に手ごたえを与えつつ』撤退と…」
「ああ、そんな戦術、指揮を取ったことなんかない人は普通思いつかない。」
「これは…意外と掘り出し物かもしれませんね、少年君。」
「ああ。まあ、とにかく戦闘を続行しよう。」
〜〜〜〜〜〜
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637 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 15:01:51 ID:WeE8A7XV0
「コアの耐久力はこっちが上ですが戦線は押されています、ただいまBプラントで敵と戦闘中!」
「よし、ベテランさんとインテリさんはBプラント周囲およびAプラント襲撃路に榴弾を降らせてください。」
「了解」「ラジャー」
「お嬢、状況はどうですか?」
「最後の敵が橋を渡り終わったところかしら…待って、向こうの高台に敵がいますわ!」
「ふむ、読みどうりでしたか。狙撃は可能ですか?」
「この角度からは少し無理がありますわね…」
「わかりました…作戦第三段階に突入です。少女さん、迂回路から川を渡り、派手にアイツをぶちのめしてください。」
「りょーかい!」
「ちょっと待て、今は撤退中じゃなかったのか?」
「大丈夫ですよ熱血さん。気にしないで戦闘を続行してください。」
「っ…」
〜〜〜〜〜〜
橋の下の小道からそうっと頭を覗かせ、銃を構える。いた、高台の上に突っ立ってる。
高台に突っ立っているアサルトをロックオンしてからヴォルペを乱射しまくる。
「せやぁぁぁ〜!」
ダダダッダダダッ
やった、頭部に命中!だけどまだ少し足りないかなあ
さすがに奴も気づいたのか、デュエルソードを取り出してこっちに向かってくる。
「あはは、そんなのあたるわけないじゃん♪」
余裕に上にジャンプしてかわそうとする、その時
「あのう、少女ちゃん?」
いきなり個人回線がつながる。しかも少年君から。こんなときに一体何の用なんだろう。
「あの、実は僕…その…あの…」
今さっき指揮を取ってたときとはまったく別人と思えるほどもじもじしている。
一体何の用なんだろう、こっちはこのアサルトの対応で忙しいのに。
「しょ、少女ちゃんのことがずっと好きでしたっ!!」
「へっ!?」

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638 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 15:04:18 ID:WeE8A7XV0
突然頭の中が空白になる。え?いま少年君なんて言ったの?好き?あたしが?
一瞬、機体の動きが止まる。
ガコンッ
もちろんその隙を敵が見逃すわけもなく、回転切りをかましてくる。
そして吹っ飛ばされたあたしに近づいて更に一撃
ガキィィン
『機体破損、これ以上の運用は不可能、ランナー回収装置を稼動します。』
機体大破の宣告と共に、あたしは転位装置で自ベースに送り返された。
ただし、今あたしの心はそれどころではなかった。自分でも顔が赤くなっているのがわかる。
『どうしよ〜〜少年君に告白されちゃったよ〜〜』
〜〜〜〜〜〜
「計画通りですね」
誰にも聞こえないようにつぶやいてから個人回線を閉じる。
少女にはかわいそうだが、ここは捨て駒になってもらう。
「少年、少女が撃破されたぞ、どうする?」
ずっと無口だったベテランが聞いてくる。
「いえ、これも計算の内です。大丈夫、彼女の代わりに僕が行きます。皆さんは作戦を続行してください。」
プラントB高台の裏から敵にばれないように橋の下まで移行する。そのとき、個人回線が入った。ナルシーからだ。
「やりますねえ、夢見る乙女を捨て駒にするなんて。」
思わず苦笑した。嗚呼、やっぱりこの人だけはだませなかったか。
「ばれてましたか。」
「ええ。みえみえでしたよ。大体わざわざ敵機を撃破しに行くのに、さもコア凸に行く様に裏側から攻めさせる時点でばればれですよ。」
「うーん…」
「しかも少女の動き、ちょっと不自然でしたしね。」
「不自然?」
「ええ、まるで何かに心を乱されているようで…挙句の果てには一瞬止まってしまいましたし…まさか少女に何かふきこんだのではありませんよねえ〜」
「はは、僕がそんなことをするわけないでしょう?」
額からつたい落ちる汗をぬぐう。
「…まあ、いいでしょう。今回の作戦の結果に期待してますよ。」
プツンッ
…ナルシーさん…怖いな…
さて、作戦第三段階『コア凸失敗で敵の油断を誘う』、さっさと終わらせますか。
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639 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 15:07:25 ID:WeE8A7XV0
ガシャコッ
ワイドスマックに弾を込める。
目の前には足が機能せず、地面に倒れこんでいる敵アサルト機がいる。
ずっと左のほうに見えるのは彼のものであっただろう右手の機体部品とデュエルソードが転がっている。
『お嬢が見つけたら泣いて喜ぶだろうな…無傷のデュエルソード、どれぐらいで売れるんだろう…』
そんなことを考えながら、ゆっくりと地面に倒れてる麻に向ける。相手のパニックを誘うようにわざと引き金を引くのを見せ付ける。
今頃、奴はパニックして仲間と通信どころじゃないだろう。
ニヤリ
しかし僕ながら、なかなか鬼畜の才能があるようだ。地面に倒れてる機体が怖さに震えているように見えてきた。
ガコンッ…
『敵機、撃破確認。』
冷たいAI音を無視して仲間に無線を送る。
「敵を撃破しました」
「なるほど、やりますね」
意識してか、ナルシーが真っ先に反応した。
「これぐらい普通です。」
「以外にあっさり撃破したな」
「僕を見てからデュエルソードを持って突っ込んできてましたからね。多分新兵なんでしょう。」
「そんな新兵に少女ちゃんが負けたのか?信じられねえな」
「まあ、彼女なりの事情があったのでしょう、深追いするのはよしましょう。」
急いでごまかす。男色を使って心を乱し、わざと撃墜するように仕掛けたなんてばれたらとんでもないことになる。
「そうですか?私のデータによれば少女はよほどなことがない限り少年に負けることはないはずですが…」
余計なお世話だ、インテリさん。
さて、役はそろった。チェックと行きますか。
「それじゃあ、今から徹底的に敵をぶちのめすとしましょうか」
「え?」
「では、作戦第四段階に突入です。チャーリー、応答してください。」
ずっと潜伏させておいた味方に信号を送る。
「チャーリー?だれだそいつ?」
熱血が聞いてくる。無理もない、作戦中ずっと沈黙させていたのだから。
しかし、さすが彼とでも言うべきか、何が起こっても音を出さず、ずっと沈黙状態で潜伏していた。
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640 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 15:11:26 ID:WeE8A7XV0
「こちらチャーリー」
「!?クール、クールじゃねえか!道理で誰かいないと思ったら、お前だったのか…」
驚いてる熱血とを無視して、クールに指示を与える。
「作戦、第四段階に突入。リポート、イン。」
「了解。ただいま光学迷彩で敵コア前プラントへ潜伏中。気づかれてはいないようだ…」
「なっ、クール、お前いつの間に?」
「あんたとまじめがカタパルトで離脱したころ位から潜伏してたぞ。あの41型、お前が投げたんだろ?」
「えっ?ああ、そういやあ離脱直前に一つ41を投げたが、どうかしたのか?」
「…危うくお前に殺されるところだったぞ…」
「ん?クール、何があった?声を大きくしてくれ、よく聞こえない!」
「いや、なんでもない。少年、プラントFを制圧しにかかる。」
「了解しました。熱血さん」
「ん?なんだ?」
「最初は41型二発投げ込ませただけですいませんでした、いまからまたコア凸にかかるんで、今度は本気でお願いします。」
「え?」
「全機に告ぐ!インテリ、まじめ、熱血、お嬢は今すぐエリア移動の準備にかかってください!隊長とナルシーはその間二人で何とかしてベースを死守してください。」
「ほう…ずいぶんと難しい要求だな、少年。」
「隊長の腕と技量を信用しての決断ですよ。くれぐれも頼みます。」
「わかった。その代わり久しぶりに俺に圧勝の宴会をさせてくれ。」
「引き受けました。ナルシーさんは?大丈夫ですか?」
「ふっふっふっ、二人対一群…この逆境、腕がなりますねえ…久々に敵に私の美しさを味わってもらいましょうか…」
「…大丈夫なようですね。それでは、行ってきます。」
チェックメイトだ。
僕もまじめさんもリムペッドV+弾薬箱装備、インテリさんはサワード・パラージにエレファント、
熱血は今さっき弾薬を補充したばかり、お嬢は…まあ38新型も役に立つだろう。
施設設備はさっき戦線を引いたときに稼いだ時間でクールがほぼ破壊済み。
肝心の自軍ベースは、元Sランクだったという噂がついてるベテランに、その副官だったというナルシーさんが『本気で』守っている。
こんな状態で勝たなければもうおかしいだろう。
今日の宴会、司会者はやっぱりベテランさんになるのかな、それとも僕か…
そんなことを考えながら、僕はFプラントから再出撃した。
〜〜完〜〜
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645 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 17:17:42 ID:WeE8A7XV0
>>643
インテリのデスクにそっとマネゲイの設計図を置いたのは少年だったりしてw
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646 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 17:39:22 ID:WeE8A7XV0
ども、>>625〜629と>>632〜>>640を書いたものです
『少年は孔明で黒い』というイメージに合わせて書きました。
後悔はしていない><
しかし貼ってから見てみると脱字、誤字が多いですね…
間に合うかどうかわかりませんが一応訂正してもらいます…

>>636
「ああ、そんな戦術、指揮を取ったことなんかない人は普通思いつかない。」
訂正:「そうだな…そんな指令、指揮を取ったことなんかない奴は普通出さない。」
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647 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 17:41:24 ID:WeE8A7XV0
>>639
始めの部分

訂正後:
ガシャコッ
ワイドスマックに残っている弾を吐き出し、新たに弾を詰め始める。
カチャリ
目の前には足が機能せず、地面に倒れこんでいる敵アサルト機がいる。
カチャリ
左のほうには彼のものであっただろう右手の機体部品とデュエルソードが転がっている。
カチャリ
僕が今さっき撃ち落した物だ。しかし片手で剣を振るおうとするとは、よほどパニックしているらしいな…
カチャリ
この状態ならまだ仲間に連絡もしていないだろう。
カチャリ
『お嬢が見つけたら泣いて喜ぶだろうな…無傷のデュエルソード、どれぐらいで売れるんだろう…』
カチャリ ガシャコッ
そんなことを考えながら、リロードを終えたワイドスマックをゆっくりと地面に倒れてる麻に向ける。
相手のパニックを誘うようにわざと引き金を引くのを見せ付ける。そろーり、そろーりと。
相手がコックピットの中で恐怖のあまり顔を引きつらせ、絶望のまなざしをこちらに向け、
口をあけたまま何もしゃべれない姿が想像できる。
僕ながら、なかなか鬼畜の才能があるようだ。
ニヤリ
ガコンッ…
『敵機、撃破確認。』
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648 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 17:42:46 ID:WeE8A7XV0
>>640
二行、三行目

訂正後:
「!?クール、クールじゃねえか!道理で誰かいないと思ったら、お前だったのか…」
「道理でデータがなにか足りないと思ったら、クールさんでしたのね!」
「…俺、そんなに存在感薄いのか…」
驚いてる熱血とインテリを無視して、クールに指示を与える。

>>640
お嬢は…まあ38新型も役に立つだろう。
訂正後:
お嬢は…今回はかなり空気だった上に、武装も新型と役に立たなさそうだが…
まあ、貧乏な没落貴族にクオリティを求めても無駄だったか。
それに、ないよりは少しましだろう。彼女、まだセントリーガンを使っていなかったはずだ。
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649 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 17:52:43 ID:WeE8A7XV0
以上です。
しかし疲れました…SSひとつに一日中費やしてしまいましたよw
『少年は孔明で黒い』というイメージが普及すればいいなと思っています。
ボソッ自分のアバターはクールなんですけどね。
それではまた。

ちなみに、>>627で名無しの新兵がつぶやいた文句、あれはキリスト教国で死刑執行人の
斧に書いてあったり、執行人が死刑囚をぶった切る直前に言う言葉なんです。
『神の名において誓う。この殺人は罪ではない。』
わざわざ低ランク帯で俺Tueeeeするためにサブカ買ってる人にはぜひ噛み締めてもらいたい一言ですね、
プレイヤーは死刑囚ではありません。そんな無粋な真似はよして高ランク帯に戻ってきてください。
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572 :ゲームセンター名無し[sage]:2010/03/13(土) 18:00:42 ID:WeE8A7XV0
そういえばここにいる先輩の皆様方に聞きたいことがあるんだけど、
砂のセントリーガン、アレってコア攻撃するのかなあ?
するんだったらもううざすぎる。砂が敵コアにセントリー投げ入れて、後はカタパルトで即離脱したら、
敵は「見えないけどコアを攻撃し続けている敵」を探すことになるし、その砂が生きてさえいればセントリーは永久稼動することになるんだから…


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