- 三国志大戦トレード診断・雑談スレ C朱治114枚目
168 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 01:59:24 ID:X49+ruKN - 診断お願いします
【放出】LE本宮関羽+SR諸葛亮 【希望】SR甄皇后+SR魏武曹操 あと出せるものと言えばSR華陀しかないのですが・・・。
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661 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 19:59:17 ID:X49+ruKN - 俺にSSを書ける文才をくれーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
むしろ書き方を蔡文姫に習いてええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!
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212 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 21:28:40 ID:X49+ruKN - >>207
トンかな、放出が蜀の実用カードで、SR黄月英もSR王異も人気があるとはいえ趣味カードだし。 >>208 微鮫〜トンかな、もう少しRの選択肢を増やしたほうがいいかも >>209 1は微グピではあるんだけど、長期戦になるやも 2はまぁ、トンかな?張角いらん人なら出すだろ。 3はそこまで出せばグピ、かといって追加はさせてもらえない 真ん中の()内2枚というより(R周瑜orR孫堅)はそのままであとは()外して選択性にしたらどうか? >>210 その手の高レートカードは高望みし過ぎると決まりにくくなるよ 希望が出るまで待ったほうがいいと思う
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215 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 21:36:24 ID:X49+ruKN - 亀ですが>>170
診断ありがとうございました
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682 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 23:05:53 ID:X49+ruKN - この流れをぶった切ってSSを投下するわけだが・・・。
長いし書くの久しぶり(華雄×董白や魏延×兀突骨以来)なわけで よろしいか?
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687 :ゲームセンター名無し[sage ようやく書き終えた]:2006/11/27(月) 23:43:11 ID:X49+ruKN - 例えば、
天高く 馬肥ゆる 秋 という言葉がある。 これを聞いて想像するものといえば、食欲の秋、読書の秋、その他様々な爽やかな秋の到来を彷彿とさせてくれる言葉である。 ・・・まぁ、なんというか、私も蔡文姫に間違いを訂正されるまで勘違いしていたのだが(学園一の才媛と謳われた私にはあるまじき失態だ)。 もちろん買収(口止め料として、【テンピュール枕】4800円ナリ)はすんである。 匈奴に攫われてた彼女曰く、『私の婚約者さんの民族はねー、北の方に住んでたから冬は寒くて食べ物が全然収穫できないんだよ だからみんなは馬に春や夏にいっぱい草を食べさせて力をつけてね?秋になったら馬を駆ってガーッと南下して他の民族の収穫物を奪いに行くの それが噂になっちゃってね。えと、ほら!遼来来って言葉があるじゃない。あれと同じで「秋になったら匈奴のやつ等が来るぞー!!きぃひきしめんかいぼけー」 っていう意味なの。だから全然爽やかじゃないんだよ?』 とのこと。 こんな無駄な思考を巡らせてるのも現実逃避だよなー、そろそろ冬だし、とテラスにあるテーブルに座り、すっかり温くなった紅茶を一息に飲み干す。 ふぅ。 つまり何が言いたいのかというと『誤解された言葉は、自分、もしくはその周辺に悪影響を及ぼす』ということだ。 私は今、三国志学園入学以来、最大の危機を迎えている。 何故か!この私が!よりにもよって『学園一の馬鹿ヤンキー』こと馬鹿超と交際しているという根も葉もない噂をたてられているのだ。 確かに三日ほど前、目に余りある素行を注意しようと生徒会室に呼び出しましたが・・・。 それにしてもほんの三日で学園中の噂になっているというのは・・・っ! いくら弁解しても『はいはい、照れ隠し照れ隠し』みたいな生ぬるい視線を向けられるだけで、まるで聞き流されている。 くっ、こ の 屈 辱 ! 間違いなく誰かが噂を故意に吹聴しているにちがいない。 犯人は恐らく、あの女ったらしで有名な劉備玄徳に嫁がされる運命のあの呉の姫様に違いない!
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688 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 23:43:42 ID:X49+ruKN - うふ、うふふふふ。
そうですね、罰として彼女の所属している部活の部費を45%カットかしら。 いえいえそれじゃあ生温い、劉備玄徳の女性関係、それも性交渉を持った女性のみをリストにして学校中にばら撒こうかしら。 呉のお姫様はこんな恥知らずと婚約してるんですよー、って。 くすくすくす、と暗い愉悦に浸る。 孫尚香に恥辱を与えるのは後にしましょう、それよりもまず誤解を解かなければ。 それに、お母様が ま た あ の 言 葉 を 言 っ て き た。 ひどく気分が悪い。 そうね、気分転換のためにも―――。 私は夜遅くまで一計を案じた。
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689 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 23:45:17 ID:X49+ruKN - 『二日後』 〜生徒会室〜
王異「ふぅ、これじゃ平行線ね。今日中には決まりそうもないわ。」 来月のクリスマスパーティーの会議だったのだが、やれ時間的にどうの、やれ予算がどうの、中には終始肉持って来いと言っている人がいたりと話は平行線を辿った。 王異「私が今日話した意見を取り纏めておきます、では今日の会議を終了します。」 私はそっと賈ク君に目配せをする。 彼は軽く頷いて立ち上がる。 賈ク「起立!礼!」 ふぅ。 さて、まだいくつか確認してない書類があったはず。 王異「あら?あなたたちもう帰っていいわよ?」 まだみんなが残っていた、どうしたのだろう? 賈ク「っ!・・・文化祭に向けての準備です。やることはあるでしょう。」 王異「ええ、やることはあるわ。でもそれは、私一人でも出来――――」 賈ク「あなたはいつもそれだ!少しは俺たちを頼りにしてくださいよ!!!」 王異「? ええ、頼りにしているわ。」 賈ク「だから――、・・・っく、失礼します!」 彼は肩を怒らせて、生徒会室を出て行く。 ? 彼は何を怒っているのだろう? わからない。 それを皮切りに、他の役員もぞろぞろと出て行き、役員の何人かは露骨に顔をしかませていた。 生徒会室に残ったのは私と蔡文姫だけだった。 ・・・蔡文姫? ・・・・・・蔡文姫?! 王異「あ、貴女蔡文姫?!どうして生徒会室にっ?!」 私の言葉を聞いてか聞かずか、蔡文姫は私の近くに寄ってきた。 蔡文姫「王異ちゃん、さっきみたいな言い方はダメだよ〜。」 王異「さっき?何のことかしら?」 蔡文姫「だからぁ〜、さっきの会話だよぉ〜。」 ふむ、さっきの会話とは賈ク君との会話のことだろうか? 取り立てて問題があったようには思えないけど・・・。 いえ、賈ク君が怒っていたわね・・・。
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690 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 23:46:35 ID:X49+ruKN - 王異「ねぇ蔡文姫、何故賈ク君が怒ってたのか分かる?」
私のその言葉に蔡文姫は驚いたような呆れているような変な顔をした。 蔡文姫「あ、当たり前だよぅ!賈クちゃんはそれは王異ちゃんの仕事じゃなくて生徒会の仕事だから手伝うって言っただけなんだよ?」 ・・・ぁあ、なるほど。 王異「でも、それは私一人でも処理できる仕事内容だから、手を借りることもな――― 蔡文姫「―――ねぇ、王異ちゃん。王異ちゃんは誰かに甘えたことはある?」 蔡文姫は私のことばを遮り、優しく諭すように言った。 誰かに甘えたこと。 誰かに甘えること。 私にはそんな記憶なんてなかった。 厳格な母だった。いつもいつも事あるごとに私に言っていた。 『あなたは王家の一人娘なのです!それらしく振舞いなさい!』 と。 私には甘えることなど許されなかった。少しでも弱気なところを見せようものなら叱られた。 自然と、私という人格からは誰かに甘えるという選択肢は浮かばなくなった。 今ではもう、そこまで口を出すほどではなくなったが、未だにトラウマとして私に植え付けられている。 頭がズキリと痛み、思わず顔をしかめる。 つう、まったく。厭な思い出だ。この学園に入学してからは夢にも見なかったというのに。 いつの間にか、驚く間もなく、私は蔡文姫に抱きしめられていた。 夕陽の差し込む生徒会室で、優しく、慈しむように。それでいて力強く、ギュゥっと。 私の口元までしかない彼女の身体が、ただただ私を抱き締めていた。 蔡文姫「私はね?王異ちゃん。王異ちゃんはもっとみんなに頼っていいと思うんだ。ううん、頼るべきなんだよ。」 王異「頼る・・・。」 蔡文姫「頼るのと甘えるのは違うんだよ?それにね?」 蔡文姫は微笑んで―――私の位置からは蔡文姫の顔は見えないけど、きっと微笑んでいる―――こう言った。 蔡文姫「甘えたくなったらわたしがいくらでも甘えさせてあげるから。」
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691 :ゲームセンター名無し[sage]:2006/11/27(月) 23:47:29 ID:X49+ruKN - 少しだけ背筋が震える。
ああ、そうか、と思う。 私はどれだけこの溶けそうなくらい優しい言葉を待ち望んでいたのだろうか。 いつの間にか頭痛と不快感は消え、私はかつて経験したことのない不思議な安心感に包まれた。 しばしその不思議な感覚に浸り、 王異「ありがとう、蔡文姫。」 蔡文姫の額に軽く口付けをする。 「ひゃう!?もう!・・・わたしが言ったこと、忘れちゃだめだよ?」 「ええ、本当にありがとう。蔡文姫、貴女が私の友達であったことに感謝するわ。」 不覚にもポロリと本音を言ってしまった。顔が赤くなっていくのを自覚する。 うう、きっとこの雰囲気のせいだ。 「え、えへへ〜。恥ずかしいな。」 しばし沈黙。 おもむろに蔡文姫が口を開いた。 「王異ちゃん、今日は一緒に帰ろっか?」 「え、あ。・・・ごめんなさい。やっぱり少しは生徒会の仕事やっておかないと。」 「ん、分かった〜。じゃあわたしは帰るね。」 少し寂しそうな顔をして蔡文姫は生徒会室を出て行った。 ふぅ。 私は蔡文姫が校門を出て行くのを生徒会室の窓から確認して、部屋の鍵を閉め、 甘い雰囲気の残滓を掻き消すように、私はパチンと指を鳴らす。
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693 :才媛の悩み[sage タイトル付け忘れw]:2006/11/27(月) 23:54:11 ID:X49+ruKN - シュタッ、とどこからともなく素顔を隠した二人組みが私の前に現れる。
王異「生徒会執行部、実行部隊隊員R、並びにS、貴方たちに任務を命令します。」 努めて表情を冷たくし、声に感情を乗せずに言う。 隊員R「皮肉だな。少し前までこの学園に多額の寄付をしていた男の息子たる俺が、生徒会の犬とは。」 隊員S「・・・・・。(はぁ・・・、全部若の所為だ。女装して学園に行けなんて言うから、生徒会に弱みを握られてこの様です。)」 王異「無駄口を叩かないで。一度しか説明しませんので、こころして聞くように。」 隊員R「まったく、親父が汚職事件で捕まってからというもの、学費を払えないならとこんな裏方仕事を(ブツブツブツブツ)」 隊員S「若のバカ、バカの若、アホの若、若のアホ、若のバカバカバカバカバカバカバカバカ(ブツブツブツブツ)」 全く聞いてないわね。こんな人材しかいないなんて、人事部の怠慢かしら? まぁいいわ。そんなことよりも、 王異「今夜、馬超猛起の舎弟の馬岱が、保険室の貂蝉先生と あ の ホ テ ル を利用するとの情報を手に入れました。」 隊員S「? あ の ホ テ ル?」 隊員R「何だ、知らないのかS。あ の ホ テ ル とはこの町の人間なら誰でも知っている唯一にして絶対の不可侵領域。そこでナニをしようと全てを不問にされるという曰く付きの・・・。」 隊員S「ひいぃぃぃぃ!!!!○されたんですか?!誰か○されたんですね?!」 隊員R「くっくっく、さてね?(おや、そっちのほうに考えが及ぶか。初心すぎるというのもなかなかに苛つくな。)」
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695 :才媛の悩み[sage]:2006/11/27(月) 23:55:58 ID:X49+ruKN - いやいやその都市伝説嘘だし!と心の中で突っ込んでみる。もちろん顔には出さない。
あら?可哀想に、頭を抱えて子犬のようにプルプル震えているわ。 王異「まあ、簡潔に説明すると そ の ホ テ ル に入っていくところと出てくる瞬間をカメラで写してきて欲しいの。」 隊員R「・・・なっ!?。正気か貴様!?」 おや、なにやら貴様呼ばわりされたような・・・、驚くのも無理はないか。不問にしておきましょう。 隊員S「だ、だだだ、だって貂蝉先生ですよ?!ここら辺一帯で最強最悪の超絶893『呂布』の愛人じゃないですかーーーー!!!!」 王異「ええ、だからこそ脅迫材料として価値があるのよ。」 思いっきり邪悪な笑みでくすくすと作り笑う。 王異「それじゃあ頼んだわね。ふふっ、明日が楽しみだわ。」 少し気が早いけれど、さよなら馬超猛起。
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696 :才媛の悩み[sage]:2006/11/27(月) 23:58:26 ID:X49+ruKN - 『翌日・昼休み』 〜中庭〜
馬岱「なあ、猛起・・・。話があるんだが。」 馬超「どうした馬岱、そんな改まって。俺とお前の仲だろう?」 馬岱「あ、ああ。そう、だな。」 他の学生たちで賑わっているこの中庭を選んでよかったわ。ここなら存分に終わらせれる。 くす、始まった始まった。さぁ、どんな風に踊り狂ってくれるのかしら。 ちょっとだけ悪の総帥気分を味わってみる。なかなかに楽しい。 馬岱「その、な。前々からお前に言いたいことがあったんだ。」 馬超「あん?らしくねえな。はっきり言えよ。」 馬岱「い、いいか?一度しか言わん。」 馬超「ち、ウゼえな。さっさと言えって。」 遠目から見ても馬岱の顔色は真っ青。覚悟を決めたみたいね、大きく息を吸っているわ。 馬岱「馬起よ!お前のことが好きなんだ!!俺と付き合ってくれーーーーーー!!!!!」 『五時間前』 〜生徒会室〜 馬岱「こんな朝早くから一体何のようだ、生徒会長。」 私は朝早くから早速馬岱を呼び出した。 流石にあまり寝ていないのか、目に隈が出来ている。もちろんそこを意地悪く指摘する。 王異「あらあら、昨晩は随分お盛んだったようですね?目に隈が出来てるわよ?」 言外に、昨夜のことは全てお見通しですよー、との意味を込める。 案の定、可哀想なくらい狼狽してる馬岱。目があっちこっちに泳いでる。 馬岱「なっ、何のことだかさっぱりだな。用件はそれだけか?なら、俺は失礼させて―――」 王異「―――とりあえずこれを見なさい、あなたなら分かるでしょう?」 往生際悪く逃げようとする馬岱の言葉を遮り、決定的な証拠を見せ付ける。 授業が始まるまであと一時間弱、さっさと終えねばならない。
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