トップページ > 椎名林檎 > 2019年04月21日 > GdHFpI2j

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名無しにして頂戴
[林檎]メディア露出総合雑談スレPart94
音楽理論的に林檎を語るスレ

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[林檎]メディア露出総合雑談スレPart94
689 :名無しにして頂戴[sage]:2019/04/21(日) 15:33:07.36 ID:GdHFpI2j
何気なく検索して見つけたんだが
幸先坂(新緑篇)なんて音源が存在したんだな
音楽理論的に林檎を語るスレ
110 :名無しにして頂戴[sage]:2019/04/21(日) 19:11:06.46 ID:GdHFpI2j
何から書こうか迷ったけど眩暈から書いていきます

この曲は林檎らしい音使い、譜割りが存分に出てきます
イントロのピアノもメロディーもベースラインもクロマティックアプローチが頻発します。

イントロからAメロまで、コード進行は

Cm F Csus4

という結構変則的なやつです
(正直聞き取れなかったのでカンニングしました。なんか違う気もしますが…
Csus4のとこはGmにすれば進行的にはベーシックなものになります)

べースラインはアプローチノートで半音階がたっぷりあります。
半音階で下からなぞるヌメッとした印象と
裏拍の軽いノリも同居するベースラインです。
ジトッとしてるけど重くない、この曲の印象はベースラインによる所が大きいのでは。

歌いだしの瞬間からこの曲のノリが決定します
「あたしが」の「あ」「た」は16分音符の裏拍です
ここが単に表拍に来てたらこの曲の印象は全然違うものになるでしょう。
林檎はアレンジがラテン調じゃなくてもラテンフィールを纏った曲を作ることが
まあまああると思うのですが、眩暈もその一例かなと。

Aメロについて思う所としては、「あたしが」で大胆に1オクターブ上下して朗々と、
「こんなメロディーを」で素早く半音階、という
時間軸的な疎密と、音程的な疎密を
こんな数小節で自由自在に行ったり来たりする、というのはなかなかできることじゃないです。
ジャズのインプロビゼーション的なメロディーとも取れます。
音楽理論的に林檎を語るスレ
112 :名無しにして頂戴[sage]:2019/04/21(日) 19:36:13.05 ID:GdHFpI2j
>>110
「どうしてでしょう」の部分はサビでフューチャーされる音形(シ♭ラファソ) を思い起こすような節回しですね。同一モチーフの消化。
「じっくり考えてみて」の部分は非常にリズミカルです。口ずさみたくなるというか。
裏拍連発+撥音を組み合わせてグルーヴを出してます。

Bメロの「どこまで落ちてっちゃうの」でコードも落ちていきます。

GmG♭F

G♭が同主調の借用和音です。
クリシェ進行で、途中で4度上にも転調します。

「遠くなる空」の所のコードは

A♭M7 G7 B♭m7 B♭m7/E♭

です。前半2コードは4度上のキー(Cm)のWとVで
後半2コードはキーA♭でもう4度転調したと捉えられます。

この転調しそうな空気を押し退けて結局元のキーでサビに入ります。
もうちょっとで崩壊感が出てしまいそうなメロディーと和音でギリギリの展開をします。


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