- 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第24話ネタばれ可 [無断転載禁止]©2ch.net
894 :ななし製作委員会[sage]:2017/03/10(金) 16:40:03.74 ID:Dhr95UG3 - >>891
そうなの? 古代進は今回の旅を通してテレサの導きにより悲惨な目に合う人を目撃し、また自らが体験する事によって大帝が目の当たりにしてきた事を追体験する事になる、そして大帝の心境に共感もする。それ故にその恐ろしさも実感しており、自らが特攻する事で全てを清算しようとする。 それを止めるとはヤマト、ヤマトの中に宿る沖田艦長の魂であった。 沖田「古代よお前は今回の旅を通して何を感じたのだ?だけど私からするとそれは人生の1ページに過ぎん。そして何よりもヤマト自身がお前とまだまだ旅を続けたいと語りかけておる。まだその時には早過ぎると言っておる。」 古代「僕は雪の命さえ救う事が出来なかった。そして他の乗組員の命を奪ってしまったんです。僕がヤマトに乗ろうとけしかけた。全部僕が悪いんだ!僕が責任を取らなければならないんです。」 沖田「なぁ古代よ、勝って帰るよりも負けて帰る事のほうが勇気が要る事なのだよ。」 今ひとつの銀河が崩壊し古代の肉体が消え去ろうとする時にテレサが古代に語りかける。 テレサ「私はあなたの心からの願いが聞きたいのです。あなたの本当の願いを聞かせて欲しい。」 古代「僕は、、、雪に会いたい。もう一度抱きしめたい。それだけです。」 テレサ「わかりました」 古代の前に光る何が浮いている。それを掴む古代。 テレサの最後の力が発動する。宇宙の再編成が始まるのである。 個人の記憶の欠片が連なる歴史、その小さな思いが大宇宙の紡ぎといううなりへと続く。 それが愛、蘇った雪と共に古代は知った。 雪の指に再びエンゲージリングをはめる古代。 完。
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