- ◆ 東方淫々夢 86章 ◆
227 :ウホッ!いい名無し…[sage]:2020/03/13(金) 02:41:10.72 ID:aGY+pCK1 - 本拠地、ゲイ呑亭で迎えた飛び石連休
先発吉弔が大量射精、グルメホモも勢いを見せて惨敗だった 店内に響くホモの歓声、どこからか聞こえる「お姉ちゃんレイプした」の声 大声で盛り始めるホモ達の中、去年の新人美宵は独り厨房で泣いていた 主役抜擢で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる常連客・・・ それを今の幻想郷で得ることは殆ど不可能と言ってよかった 「どうすりゃいいんだ・・・」美宵は悔し涙を流し続けた どれくらい経ったろうか、美宵ははっと目覚めた どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい床の感覚が現実に引き戻した 「やれやれ、店じまいして明日の仕込みをしなくちゃな」美宵は苦笑しながら呟いた 立ち上がって伸びをした時、 美宵はふと気付いた 「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」 厨房から飛び出した内川が目にしたのは、座敷席まで埋めつくさんばかりの飲み客だった 千切れそうなほどに暖簾が揺れ、地鳴りのように酔っ払いの歓声が響いていた どういうことか分からずに呆然とする美宵の背中に、聞き覚えのない声が聞こえてきた 「メタグロス、団体客だ、早く行くぞ」声の方に振り返った美宵は目を疑った 「お・・・大石さん?」 「なんだホエルコ、居眠りでもしてたのか?」 「な・・・梨田元監督?」 「なんだ 美宵、かってに梨田さんを引退させやがって」 「ブライアントさん・・・」 美宵は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた 1番:大石 2番:新井 3番:ブライアント 4番:オグリビー 5番:羽田 6番:奥野田 7番:吹石 8番:山下 9番:真喜志 暫時、唖然としていた美宵だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった MYI「勝てる・・・勝てるんだ!」 AQ「10.19は勝てなかったんだよなあ・・・」 KIN「しょうがねえなあ(悟空)、勝たせてやっか」 仰木監督から飲み干した一升瓶を受け取り、グルメホモへ全力疾走する美宵、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・ 翌日、路上で冷たくなっているグルメホモが発見され、SNMYUMRは病院内で静かに息を引き取った
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