- 【ガヴリールドロップアウト】ヴィーネはうにっかわいい34 [無断転載禁止]©2ch.net
654 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 00:19:50.50 ID:UxioxXLg0 - 寝てるミニヴィーネちゃんにぬいぐるみを置いて寝るガヴガヴ
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- 【ガヴリールドロップアウト】ガヴリールは駄ガヴかわいい7 [無断転載禁止]©2ch.net
171 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 00:59:35.39 ID:UxioxXLg0 - 可愛すぎて襲いそう
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- 【ガヴドロ】ガヴリールドロップアウトカプ総合スレ [無断転載禁止]©2ch.net
371 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 06:07:36.39 ID:UxioxXLg0 - 「ヴィーネ」
太陽のように眩しい笑顔を湛えるヴィーネ。 「ヴィーネ…」 喜怒哀楽にころころと表情を変えるヴィーネ。 「ヴィーネぇ」 時に厳しく間違いを正すヴィーネ。 「ゔぃー…ね…」 記憶を掘り起こしながら、届くはずもない名前を呼びながら。 私は一人意識を手放した。 …… 「ぐえ、もう朝か…」 けたたましく鳴り響く不快な音に無理矢理意識を覚醒させられる。 時間は…今から急いで準備して走ればギリギリ?っていったところかな。 「あほらし…そんな面倒なことやってられるかっての」 「この天使様の貴重なお時間を学校様に捧げてやってるんだ、迎えくらい寄越して欲しいね」 自分をそんな上等な天使様だと思ってるわけでも無いけど。 でも行かなかったらヴィーネに何言われることやら。 ヴィーネ。 その名前が一瞬頭を過ぎっただけで、つい先ほどまでの傲慢な思考は息を潜める。 ヴィーネに会える。たったそれだけの要素で退屈なはずの学校が極めて魅力的に見える。 利口なヴィーネのことだ、とっくに学校には着いてるだろう。 一緒に登校、とは行かないのが残念だけど。 「今日は気が向いたから、行ってあげようかな…」 …… 「げほっげほっ、おぇ…」 やっぱり運動は苦手だ。 柄にも無く遅刻を免れようと張り切ってしまった。 「だ、大丈夫…?」 「遅刻しなかったのは偉いけど、朝から保健室の厄介にならないようにね?」 きた。 疲労感に伏せた私の顔を心配そうに覗き込むヴィーネ。 遅刻なんか私としてはどうでもいいし、ここまで身を削る義理も無い。 でも遅刻したり休んだりしたらこのヴィーネが悲しそうな表情をするのが嫌なんだ。これ以上の理由なんて無い。 全く誰のためだと思って。 と、理不尽極まりない不満を抱くがさすがに心に留めておこう。
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372 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 06:09:15.31 ID:UxioxXLg0 - ……
「ねむ…」 「あと少しなんだから頑張りなさい」 「最近真面目にやってると思ったら、長続きしないんだから…」 お昼が終わり、湧き出す眠気と戦いながらヴィーネと歩く。 言葉で見てこそ批難されているがその口調は穏やかなもので、聞いているだけで私の中の眠気勢力が拡大する。 「月乃瀬さん月乃瀬さん」 突如背後から聞こえた声にヴィーネが足を止め、合わせて私も足を止める。 「なんだ、ただのまち子じゃん」 「ど、動物みたいな扱いね…」 「ところで月乃瀬さんにちょっと頼みがあるの」 まあ、頼み事しやすそうだしね。 「次の授業で使う資料なんだけど、ちょっと量が多くて」 「良かったらでいいんだけど、少し運んでもらえないかな?」 「ええ、いいわよ」 即答だー。 損するタイプだなあと常々思う。 「ありがとう!このままじゃ間に合わなさそうだったの」 「今度改めてお礼するから」 「気にしないでいいのに。委員長にはお世話になってるしね」 「ガヴとサターニャなんか特に…」 聞き捨てならないな。 「あ、あはは…確かにほんの少しね」 まち子が引きつった笑いを浮かべる。 ヴィーネよ、たぶんお前も悩みの種にカウントされてるぞ。 で。 「どうせなら私にも頼めばいいのに」 「まあ、受ける保障は無いけど」 完全に当てにされて無かったので、わざわざこちらから提案してやる。 「あ、ごめんね」 「嬉しい申し出なんだけど、結構重たいから…ね?」 「うん、流石に…」 二人して失敬な。
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373 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 06:10:56.71 ID:UxioxXLg0 - ……
「じゃあ私は先にこれを持っていくから」 「ゆっくりでいいから、残りをお願いします」 真っ赤な顔をして資料を抱えたまち子が去っていく。 こっちの負担を減らそうとだいぶ無理したな、お人好しめ。 「委員長が半分以上持っていってくれたけど」 「まだ結構な量残ってるわね…」 これは一人じゃ無理なわけだ。 普段からかなり頑張ってたんだな。次調理部に寄ったらジュースでも奢ってやろう。 「っとと…」 ヴィーネも苦戦している。 同じ悪魔でもサターニャのやつと違って怪力ってわけじゃないからな。 仕方ない。 「ん」 「???」 こちらの意図を微塵も理解していないなこいつ。 「あーもう、半分持つから寄越せって言ってんの」 「あ…」 一瞬表情が晴れるも、すぐに沈む。 「あのガヴが優しくしてくれるのはすごい嬉しいけど…」 「でも…この量は」 どれだけ貧弱な印象なんだ私は。ここまで期待されないと傷つくぞ。 結局三分の一程度の量を任された。 「ぬおお…!」 自分を過大評価していたようだ。 初めは余裕に感じたが、ずっと持っていると腕が保ちそうにない。 「あっ…」 しまった、手元に意識を集中しすぎて足が…。 「! ガヴ!!」 転ぶ寸前で身体が支えられる。ヴィーネが咄嗟に抱えてくれたのだ。 当然、持っていた資料は全て床に散乱する。 「…ごめん」 「いいのよ、まだ時間に余裕はあるし急ぎましょ?」 決して私を責めるようなことはせず、てきぱきと散らばった資料を回収する。 私の全力も、足手まといにしかならなかった
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374 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 06:13:03.17 ID:UxioxXLg0 - ……
「ごめん」 心を埋める感情がそのまま言葉として出る。 「そんなに気にしてたの…?別にいいのに」 「ふふ、でもガヴが働きたがるなんて」 「今後も天使の活動の一環として、誰かの手伝いをしてみるのもいいかもね?」 違う。 「ヴィーネだから」 「え?」 「ヴィーネが困ってたから、手伝った」 「他のやつなんて知ったことか」 一度流れ出た想いは簡単には止まらない。 「ヴィーネには無理して欲しくなかった」 「ガヴ?」 「ヴィーネだけは私が助けたかった」 「ガヴ、やめて」 「ヴィーネが大切だから」 「ガヴ!」 察しのいいやつだ。私が何を言いたいか理解したようだ。 その後に続く拒絶を聞きたくない一心で、想いの全てを吐き出す。 「ヴィーネが、大好きだから」 もう言い残した想いは何も無い。 さながら囚人のような面持ちで、拒絶という死刑宣告を待った。 「いや、人が」 「みんな、聞いて」 …は? 資料を運び終えて、まだ時間があるからと廊下で話していた私たち。 …廊下? 付近の教室からこちらを覗く数多の視線。 語気が荒くなった私たちの声が教室の中まで届き、喧嘩かと思って野次馬しにきた…ってとこか。 …ははは。 「来い、ヴィーネ!」 「え、ちょ」 届けた資料が何に使われたかを知ることは無かった。
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375 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 06:14:29.93 ID:UxioxXLg0 - ……
「ああああああ!」 「ちょ、落ち着いて…」 「これが落ち着いていられるか!」 「どこまで聞こえたかはわからないけど、最低3クラス以上に私の告白がデビューしたんだぞ!」 パンツやスカートどころではない。息が切れるまでラッパを吹き鳴らしたい気分だ。 「…で、答えはどうなのさ」 「拒絶されたら、世界に終わりを告げちゃうかもね」 もう失うものは何もない。 こんな非情な脅し文句さえもすらすらと口にすることが出来た。 「どうせできないくせに…」 「そんな脅さなきゃいけないほど私が好きなの?」 「うん、好き…なんだと思う」 さっきは勢いで言ったから気にならなかったが、面と向かっての告白に歯切れが悪くなる。 「自分の生活を見直してみたらさ」 「色んなところでヴィーネが関わってたんだ」 遊び、学び、生きる。 その全ての中にヴィーネが居た。 「次に、ヴィーネがいない生活を想像してみたんだ」 「ただの想像なのに、吐くかと思ったよ」 「それだけ、大きな存在だったんだ」 「…そう」 「なら、断るわけないじゃない」 突然、唇が重ねられる。 心という荒れた大地に命を芽吹かせるような癒しを与えるキスに、脱力し尻餅を付いてしまう。 「私も少し不安だったの」 「ただの便利屋みたいに思われてるんじゃないかって」 「そして、ただの便利屋としての居場所すらも失いかけた」 「最近ガヴが少し真面目になって、私はお役御免になるのかなって」 「ヴィーネ…」 「私が少しは真面目にやり始めたのは、ヴィーネに嫌われたくなかったからなんだ」 「これからも出来るだけ真面目にやっていくつもりだけど、それはヴィーネがいらなくなったわけじゃない」 「支えられるだけじゃなくて、支え合える存在になりたいから」 「今すぐは難しいけど、絶対」 「うん、期待して待ってる」 ヴィーネが座り込む私を引き上げる。 さっそく手を借りてしまったが、今までの分と合わせてゆっくりと返していこう。 共に過ごす時間は、使い切れないほどあるんだ。
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691 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 18:16:40.88 ID:UxioxXLg0 - チョコボールがお気に入りのミニヴィーネちゃん
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695 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 19:33:10.93 ID:UxioxXLg0 - ガヴと一緒にお菓子を食べるミニヴィーネちゃん
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708 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 20:51:38.60 ID:UxioxXLg0 - ふんどし着けてガヴガヴにどや顔で見せるミニヴィーネちゃん
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716 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 21:31:35.72 ID:UxioxXLg0 - >>711
それを暖かい目で見守るヴィーネちゃん
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729 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 23:23:54.88 ID:UxioxXLg0 - >>723
ミニヴィーネちゃんをミニ毛布をかけてパソコンの隣に置いて代わりに調べるガヴ
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- 【ガヴリールドロップアウト】サターニャは味覚オンチ可愛い9 [無断転載禁止]©2ch.net
87 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 23:52:04.38 ID:UxioxXLg0 - https://pbs.twimg.com/media/C6smiM4U4AA_h1f.jpg:large
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733 :名無しさん@お腹いっぱい。[]:2017/10/06(金) 23:58:53.95 ID:UxioxXLg0 - ヴィーネちゃんとミニヴィーネちゃんが寝る時間
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